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▇▇▇▇:推定アサイラムはほぼ本物と確定していいものと考えた
wurmdq kruvh:根拠は?
▇▇▇▇:明らかにインベントリの要領以上の物資をこちらでばら撒いている。
wurmdq kruvh:武装供給をもう開始したのか?
wurmdq kruvh:DD側は合意したのか?
▇▇▇▇:いや、違う
▇▇▇▇:こちらが合意する前に勝手に動き出した
▇▇▇▇:ばら撒いたのは食料
wurmdq kruvh:は?
▇▇▇▇:宴会を始めて数百人のプレイヤー相手に十分いきわたる食事を提供し続けていた
▇▇▇▇:この宴会では数々の異常な点が垣間見えた
▇▇▇▇:まず、元のサイズ以上の物体を収納できると思われる奇妙な箱
▇▇▇▇:両手の上に乗せられるサイズの箱から直径5mを超える金属のタイヤが出てきた
▇▇▇▇:鑑定は弾かれた
▇▇▇▇:食事に関しては、悪性に寄っているモノに利を齎す特殊な物だった
▇▇▇▇:中立寄りだと強制的に悪性に下げられてペナルティを受ける
▇▇▇▇:飲み食いするだけで『悪魔喰らい』『禁忌の食』『悍ましき罪[暴食]』『高濃度呪素接種』などの称号が発生した。恐らくだが素材に「悪魔」を用いている。どうやって悪魔と戦闘し、その素材を手にしてあまつさえ料理に用いているのかは不明だが味も課金アイテムのソレすらも超えていた
wurmdq kruvh:悪魔と接触しているのか?
wurmdq kruvh:そもそもその推定アサイラムは悪魔側なのに何故悪魔を殺してる?
wurmdq kruvh:話がおかしいぞ
▇▇▇▇:こちらとしても原理は分からない。聞ける空気ではなかった。食べ物に関しても食べる前では鑑定を弾かれるだけでどんなものなのか全く判別できない。
wurmdq kruvh:アサイラムはDDを襲った側なのにどうして宴会をしている?食事は賠償のつもりとでもいうのか?
▇▇▇▇:いや、そうじゃない。勝手にやっていた。アサイラムの統領は一時間足らずでDDを自分たちの側に引き込んだ
wurmdq kruvh:だから!おかしいだろ!それともPKみたいな頭湧いてる連中はそれが普通なのか!?
▇▇▇▇:普通じゃないのは統領だ。気づいた時にはもはや宴会状態で、演説を皆で聞き入っていた。アサイラムは明確に北西勢力との抗争を表明し、全面的に協力すると少なくないメンバーの前で言い放っていた。今のDDはアサイラムの助力を受けられると思い明らかに好戦的な空気になりつつある
wurmdq kruvh:止められないのか?そんな部外者にどうしていとも簡単に影響される?
▇▇▇▇:無理だ。アサイラムはDD側のメリットになる事しか言っていない。止める大義名分が一切ない
▇▇▇▇:話を元に戻すが、アサイラムはDDと同じように陣地構築技術を持っていた
▇▇▇▇:規模こそ小さいが、釘を打ち込むだけで結界を展開していた。規模を限定している分DDの陣地よりも遥かに強力でDD側でも一切手が出せない。物理、スキル、魔法などの影響を受け付けてない。類似で言えば教会のある『街』の結界に近い
▇▇▇▇:アサイラムもDDと同じように悪魔側と明確な接点があるように推定できる
▇▇▇▇:ただ、DDが接触している推定悪魔陣営より格上の物と思われる
wurmdq kruvh:では人数は?名前は?それもまだわからないのか?宴会してたのならわかるだろ?
▇▇▇▇:ダメだ。宴会の時は統領だけが基本的に表に出ていて、他は裏方か構築した陣地の中にあるテントに詰めていた。名前に関しても名乗る気はないようで、キャプテン、或いは仮面の色に準えてBlueと呼べと言っている。調べてみたが『AO』は日本語だった。他のメンバーは今の所殆ど声すら出していない。
▇▇▇▇:判明しているのは炎を使う推定初期特使いと、サメを召喚(?)する能力を持つ初期特使い。この両名は恐らく女性。今までのアサイラムの戦闘では確認されていなかった。一方で今まで確認されていた一部のメンバーに関しては今の所確認ができていない。別動隊としてどこかにいる可能性もあるので十分警戒されたし
wurmdq kruvh:『ハイパーキャスター』は?
▇▇▇▇:不明。確認を急いでいる
wurmdq kruvh:そうしろ。過去の襲撃でも開幕でチート級の魔法を放って大打撃を与えていた。ヤツの所在は絶対に掴んでおく必要がある




