No.Ex 第九章余話/ぐうたら使い魔
ベビーブルーの遺跡を踏破した翌日。
溜まっていたドロップ品処理などを大リビングでしているとアグラットベッドで堂々と眠っていたシルクがのそりと重い動きで立ち上がった。
「おっ、起きたか寝坊助」
「猫みたいだな、動きが。私も可愛いペットにしておくべきだったかな……」
「性格も猫に近い。モーションや性格は確実に猫を参考にしていると思われる」
アイテムを整理をしていたのはノート、ヌコォ、エロマの3人。シルクのお腹は外から見てもわかるくらいポッコリと膨れていて、ベッドの上には何かを食い散らかしたような跡が残っていた。
「シルク、ちょっとこっちに来なさい。お前またなんか食ったな?めんどくさそうな顔しない。こっちへ来い。…………グレゴリ、連れてきて」
『(´-ω-`)やれやれだぜ』
『( ゜Д゜)おもっ』
のっそのっそと重い動きで起きて猫の様に伸びをするが明らかに腹がつっかえている。まるで太り過ぎた猫の様で、そんなシルクを影を操作して持ち上げたグレゴリがノートの前にまで運ぶ。
「お前なぁ、勝手に食うなって言ったよな?なんでもかんでも食いやがって。腹が風船みたいになっちまってるじゃねぇか」
ノートの前に連れてこられてもだらけて寝っ転がっているシルク。そんなシルクのプニプニの腹を指で突くと、ケプッとげっぷをした。机を挟んで向こうではそんなシルクを見てエロマがそわそわしていた。目が明らかにシルクの方に向いており、唇をムニムニと噛んで何かを押し殺している様に見える。
「別に触っても噛みつかないから触ってもいいぞ。ほれ」
「あ、いや、別に……」
明らかに触りたそうとしているエロマの様子に、何を言っても今はあまり聞く気が無さそうなシルクを持ち上げて―――予想以上の重さに落としそうになりつつも――――渡すノート。恥ずかしかったのか最初はちょっと否定する素振りをみせたものの、欲には抗えなかったのかエロマは恐る恐るシルクを受け取った。
「うわぁ、ふわふわだ。本当にずっしりしているな。いい抱き心地と重量感。ALLFOにも可愛い物があったんだな……」
「ははは、まあ裏ルートはななんかハードモードっぽいからなぁ。それにしても、別に恥ずかしがらなくてもいいじゃない。可愛い物は可愛いがればいいんだよ。こいつのダメな点は自分が可愛いって理解してるような節があるところなんだけどな」
「どんどんふてぶてしくなっている。生まれつきふてぶてしかったけど修羅場を潜りすぎて酷くなっている」
「飼い主に似たかな?」
赤子を抱くよう感じでシルクを優しく抱くエロマ。飼い主であるヌコォが可愛いだけじゃないと苦言を呈し、そんなヌコォにノートが揶揄うようにコメントするとフイッとヌコォは顔を逸らした。
「こんなにふてぶてしくない」
「でも小っちゃくてフワフワしてて可愛くて猫っぽいところはよく似てるぞ」
「太っていない。断じて太ってはいない」
「いや太ってはないけど」
ノートとヌコォが軽くイチャついていると、そんな事を気にせずエロマはシルクの腹に顔を埋めて深呼吸し始めた。全世界で可能な世界一安全な脱法ドラックと名高い猫吸いである。シルクはちょっと嫌そうな顔をしているが満腹感による倦怠感のせいか一切抵抗を見せない。
「大好きじゃん。猫とか好きなの?」
「あっ、いや、別に……いいじゃないか可愛い物が好きでも………!」
「うん、だからいいと思うぞ、と先ほども言ったんだが」
あまりに堂々とした猫吸いに思わず声をかけると、エロマはハッとしたように顔を離して慌てたように抱き直す。が、取り繕っても夢中になって猫吸をしていた時点で語るに落ちており、流石に否定するのは難しいと思ったのか今度は逆ギレのような反応をする。
「べ、別に、可愛い物が好きな事が恥ずかしかったわけではなかったんだ!けど、けど、『ちょっと強気な性格の女の子が実は可愛い物好きってアニメみたいにベタだね~』とか余計な事言ったヤツがいたから…………!変に意識してしまってだな…………!」
「ああ、そういう」
そんな事気にしなければいいのに。というのは簡単だ。けれど一度意識してしまうとなかなかその手の羞恥心などは拭い去る事が難しい。それは潔癖症にも近い。一度意識してしまうと呪縛の様につき纏う。繰り返すことでより強く意識してしまうようになる。些細なキッカケから始まったことでも雪だるま式に感情は膨らみ、脳は学習し記憶してしまうのだ。
「そういう時は、変に恥ずかしがると余計に目立つぞ。むしろ堂々と愛でてやれ。何も悪いことをしているわけでもあるまい。日本にはこんな言葉がある。『可愛いは正義』。良い言葉だろ?」
「可愛いは正義………不思議な考え方だな。けど面白い、と私は思う」
この手の自意識の問題は結局『自分が納得できるかどうか』がポイントだ。
例えば潔癖症は極論『100%科学的に清潔か』どうかをきちんと調べて清潔さを保とうとしているわけではない。自分が綺麗になったと納得できるまで手を洗ったりしているだけだ。そういう時には『そんなに手を洗っても大して意味はないよ』と言ってもあまり効果はない。逆に『洗いすぎると手の皮が薄くなり菌などに弱くなってしまう』などとやりすぎる事にマイナスイメージを付与するなど『過剰な行動を辞めるだけに“納得”するだけの“理由”』を与えればいい。
恥ずかしがっている方が余計に恥ずかしい。そんな情報を与えればまた考え方は変わってくる。ノートの意見で多少感情の折り合いが付いたのか、エロマは再びシルクを抱きしめる。するとシルクがピカッと発光した。
「ん゛ぁっ!?なんだ!?目が!目が!目がーーー!!」
「エロマが大佐みたいになっている」
「至近距離で発光を見ちまったのか。しかしこれはなんだ?何が起きた?」
「…………進化条件が整った?」
「そう言えばそんな事言ってたな」
目を抑えて悶えるエロマの膝の上でゴロゴロと転がるシルク。発光は収まったものの、普段召喚する時にシルクの周囲に散るエメラルド色の粒子の様な物が大量にシルクの周りに浮いて発光していた。まるでそれは真夏の夜に誘蛾灯に集まった大量の羽虫の様で有る。あるいはエネルギーが膨らみすぎて爆発しそうなモーターか。ポッコリと膨れていたはずの腹も元のサイズになっている。
「進化の為に食いだめしたのか?」
「そうかもしれない。けどシルクの事だから単純に久しぶりにホームに戻って食い荒らしただけの可能性も捨てきれない」
「う゛ぅ、ようやく見える。…………2人とも酷くないか?」
「ゲームだから失明する事もない。どうせすぐに戻る」
「ああ、悪い。俺達閃光弾の実験の序にもっとキッツイ光を見続けて耐性系称号取ってるからそんな眩しいと思わなかったんだ。大丈夫か?まあ、タイミング見つけて俺達みたいに称号は取ってもらうつもりだけど。ALLFOだと頭弾丸でぶち抜かれても何度かやってると即死しなくなるんだよ。称号は取っておいた方が便利だ。ちょっと鎌鼬の的になるだけで習得できるさ」
身悶えするエロマを他所に直ぐに考察寄りの思考にシフトするノートとヌコォ。悪い意味でゲーム慣れしているノート達からすれば眩しいと言ってもVRでは限度があるし大丈夫かな、という認識でナチュラルにエロマの反応をスルーしていた。
「やっぱり進化できる。通知が来てた」
「そうか。チケットはどうする?」
「両方使っていいと思う」
「どっちも?事故るかもしれないぞ」
「今のままでは少し便利な程度。実用性を上げるなら多少の賭けはするべき」
「あの、なんの話をしているんだ?シルクが進化するのか?進化するなら私も見たいのだが」
「実はだな――――――――」
ノートがエロマに軽く調教師型使い魔の進化について説明している間に、ヌコォは貴重品倉庫からとある物を2つ持って戻ってきた。
「そんで、この『ユニーク化チケット』と『希少種化チケット』をシルクの進化に使ってみようかって話をしてたんだ。ガチャのせいでチケットにもストックがあるしな」
ユニーク化チケットは新たな技術を与える物。与えられたパラメータの方向を極端に尖らせる傾向があるので、思わぬ事故を引き起こすこともあるが器用貧乏より一芸特化の方が組織の中では輝くのは当たり前である。
一方、『希少種化チケット』はアルビノやオッドアイなど特殊な性質を宿させるチケット。新たな技能を宿すわけではないが、ALLFOではレアリティを上げる事で技能の出力を上昇させるという扱いになっている。普通の課金では得られないが、課金ガチャの景品として排出されるアイテムだ。
「これをどう使うんだ?召喚の時には生贄に選択すれば使用できるけどさ。調教師だとどうなるんだ?」
「食べさせればいいと書いてあった」
エロマに抱えられたままのシルクの口先にチケットを近づけると、シルクはチケットを見つめてスンスンと匂いを嗅いだ後に野菜の様にモシャモシャとチケットを食べた。
「た、食べて大丈夫なのか?チケットって可食性のものなのか?私はそうは思えないのだが…」
「手触りからして普通の紙ではない。何か魔法的な物体に近いのだと思われる」
その様子を心配そうにエロマは見ているが、ヌコォは気にしなくていいとばっさり切り捨てる。性質としてはまるで綿あめのようでシルクが軽く口に含んだ先から溶けて消えシルクの中に取り込まれているようだ。
「進化を実行する」
「こ、このままでいいのか?」
「エロマが抱いたままでも問題はない」
『Q゜~』
進化と聞くと何か大きなイベントの様にエロマは感じるが、色々と実験で見慣れているノートとヌコォはまるで特別視をしない。感慨もなく進化を進めようとするヌコォに対して、ようやくシルクが鳴いて反応する。パチパチと光が弾け、エメラルドの巨人化身が現れる。巨人化身は何か身振り手振りをしてボディーランゲージで何かを伝えようとしている様に見える。が、よくわからなかった。
シルクの思考レベルは推定4歳児程度。その四歳児が更に使い魔のフィルターを通して意思疎通を図ろうとすれば思考レベルはもっと下がる。人間の様に身振り手振りをすることで物事を伝達しようとする発想は4歳児からすれば天才的なのかもしれないが結果が伴わなくては意味がない。ノートは素直にいつの間にかいなくなっていた特級翻訳家であるグレゴリを再度呼んだ。
『(^ム^)なんでござるか?』
「またゴロワーズみたいな口調を…………ちょっとシルクの思考を読み取ってほしい」
『(*´з`)おまかせあれ~』
『(`・ω・´)ふむふむ、茶色の四角いアレが欲しいと』
「茶色の四角い…ああ、リュックか?別にいいけど。ヌコォ持ってる?」
「持ってる」
ヌコォはインベントリからとあるアイテムを取り出した。普段シルクを締まっている四角いリュックだ。シルクが生まれた当初は背中や肩、頭の上に掴まらせておくことが多かったのだが、ヌコォがアクロバットな動きをすると落ちそうになるという問題があった為に最終的に袋に入れて持ち運ぶという結果に至った。脚も翼もあるのに自分の力で殆ど移動しようとしないぐうたらな性格は一向に治らなかったので、治らないモノを治すより妥協する方が早いというヌコォの考えだった。
このリュックが存外優れもので、薄い金属のフレームに頑丈な魔物の皮を加工して貼り付けており、中には温度変化に強い布を敷き詰めてクッションとしており居住性を保証している。気難しく我儘なシルクが納得のいくものを作り上げるまでにアテナとゴヴニュ、ネモはかなり試行錯誤していたが、なんとか合格の出る物を作り上げた。
そのリュックをヌコォが取り出すと、シルクはヌルリとエロマの腕の中から抜け出す。エメラルドの巨人がシルクを持ち上げてリュックの中に入れる。もはや自分で飛ぶ気すらない。
『M゜㎜~』
ここが自分のマイホームだと言わんばかりのご満悦。これで準備は整ったとフンスと鼻を鳴らす。
「……なにか意味があるのか?」
『(;一_一)はいりたかっただけみたい』
「あ、そう」
どこまでも縛られず自由気ままなシルク。戦闘中は指示に従うように厳しく躾けた反動なのかホームではあまりに自由である。
「進化を実行する」
同時にその使い魔に劣らずマイペースな主人は祈るでもなく進化実行のボタンを押す。シルクが再度発光し部屋を照らす。その光は先ほどよりも強い。虹色の光が弾け、稲妻のエフェクトが走る。
『Q゜!』
光が収まると、そこには片目が黒、もう片方がエメラルドグリーンに光るオッドアイになったシルクが居た。
割とリアルの動物を参考としていると思われる生物が多いALLFOに於いて、元々シルクはかなりオリジナリティの高い生物だった。イメージとしては魔法少女にくっ付いていそうな不思議生物。猫とカイコガをモチーフとし、猫のフォルムとカイコガの羽に長い耳、そしてやけに大きなふさふさの尻尾を持っていた。
リュックがパタリと倒れ、のそのそとシルクが出てくる。進化したのにも関わらず胴部分には変化がほぼ見られない。サイズも両手より二、三回り大きい程度。希少種化はしたようだがオッドアイになっただけでほぼ変わらない。
しかし、胴部分に付属したパーツは色々と変化している。
長かった耳は更に平たく薄くなり色もエメラルドに透き通っている。耳というより海藻、ウスバアオノリにも似た形状だ。耳にカイコガの触角を混ぜたようとしたような痕跡が見られる。
普段あまり使っていないのでは翅は退化するのではないかと予想されていたが、翅は健在だ。ただし飛ぶための翼には見えない。少し厚みと毛深さが薄くなった分サイズは小さくなるどころか大きくなっている。こちらもエメラルド色になり翅が扇状に広がっている。扇状に広がった翅先は6つほどに分かれていて、翼というより手、或いは触手にも似た形をしていた。
変化していたのは大きな尻尾も同様。フワフワして大きかった尻尾は更に大きくなって団扇の様に広がっている。見ようによっては孔雀の尾羽のようだ。
「なんか面白い形に化けたな」
退化する可能性が高かった翅と尾は健在どころかより発達している。なぜこのような形になったのか。もう少し観察してみようとノートがシルクを持ち上げようとすると徐に妙に平べったくなった尻尾がベロンとめくれ上がりすっぽりと頭から被さった。被さった途端にパキパキと尻尾の表面にエメラルドの鱗が現れて尻尾を覆う。
まるでその見た目は頭を引っ込めたカタツムリの様。変異した耳型触手だけが殻の外に露出して水中の海藻の様にユラユラと揺れている。
「………この野郎」
穴熊スタイルになったシルクの触角を引っ張ろうとすると、殻からヌッと這い出てきた手の様な翅にバシッと弾かれる。もはやその動きは翅ではなく完全に触手だった。
本体が極限までぐうたらを極めた結果、オプションがそのぐうたら性格を支えるために進化したらしい。尻尾を殻として利用しているのも脆弱な本体を守る為か。激しく動くことを諦めるならその開き直ったスタイルは理に適っている。
「この鱗や触角は化身を取り込んでいるのか?なるほど、良くできている」
「完全に使い魔操作型に振り切れた。悪魔系素材や貴重な素材を食べ続けた結果変異性にも長けている。MP上限なども大きく底上げされた。あとは多少賢くなっていると嬉しい」
「進化するたびに思考のアップデートは入るらしいな。元々頭の悪いタイプではないし、より芸は仕込みやすくなっただろう」
かなり大きな変化をしたシルクにキラキラと目を輝かせながらしゃがんで見つめるエロマ。恐る恐る殻に閉じこもったシルクを指で突くと鱗が消えて尻尾がペロンと捲れて「ふぁぁ」とシルクはあくびをした。そんなシルクの頭をエロマはおっかなびっくり撫でた。
「あとは使い魔がどれくらい使えるかな。元々の使い魔も普通に強かったんだが」
「データを見てもよくわからない部分がある。テストするしかない」
良くも悪くも検証の為なら感情を欠落させるノートとヌコォは対象の可愛さや醜さなど関係なく使えるなら使う。使うために耐久テストをしてどれくらい戦えるのか試す。普段は傍若無人でノートにも容赦なく逆らうシルクだが、ひとたび戦場や闘技場に行くとシルクはノートに対して極めて従順になる。スイッチの入ったノートが怖い事を学習しているのだ。
指揮官にとって無能な味方は邪魔。プレイヤーに対しては感情などを見て様子を見る事も有るが、NPC相手ならノートは容赦がない。自分の指示に無条件で従うように徹底して管理する。愛想を振りまいてもノートは全く手を緩めない。
そのせいか、シルクは愛想を振りまく相手を選ぶようになった。エロマに対して妙に愛想がいいのも自分が可愛く振舞っていれば優しくしてくれる、と学習しているからだろう。
「さーて耐久テストだ。逃がさないからな?」
『Q゜……』
感情の無い昆虫の様な目をしてシルクを見つめるノート。戦闘スイッチが入ったノートを見てシルクは体をすくませてリュックの中に頭を突っ込んで現実逃避の様な行動を試みるが、ノートはそのままリュックを持ち上げて鼻唄を唄いながら闘技場の方に歩いていく。
「や、やめろ!なんか可哀そうだ!」
「ん?なにが?」
「ヒッ」
あまりにも雑な扱いにエロマは抗議するが、振り返ったノートの目を見て思わず後ずさる。一般から受けている悪評に対して、温厚で仲間の気持ちを重んじる人物だと、エロマは短い付き合いながらノートは指導者としては尊敬できる人物だと思っていた。
だがそれはノートの一面に過ぎない。合理性の鬼であるヌコォにゲームのやり方を教えたのはノートだ。勝つことに必要な感傷以外は捨てろ、と真顔でノートは説いていた。NPCは玩具だと思えと。やる時は徹底的にやれ、と。
「いいかエロマ。俺は有能な手札が大好きだ。感情を全て捨てろとは言わない。ゲームは遊戯だからな。仕事じゃない。楽しむことを優先すべきだ。けれど楽しみだけを優先するのは不可能だ。『楽しみ』には優先順位を付けなければならない。俺は皆が楽しむために、勝つために妥協はしない。ゲームってのは基本的に勝った方が楽しいからな。だから俺はシルクより皆の楽しさを優先する」
「せ、せめて運び方をだな!」
「出ようと思えば出られるだろ。触手腕があるわけだし。これはシルクの諦めの境地なんだ。それともエロマも実験を手伝ってくれるか?」
ノートとヌコォの感情の無い目を見て恐ろしい物を感じたエロマは「このままだとシルクが危ない」と思い闘技場に付いていく。いざとなったらノートの蛮行を止めるためだ。
しかしそれが運の尽き。シルク諸共称号を取るタイミングとしては丁度いいと焼かれたり撃たれたり強烈な光に晒されたりメギド達と戦わされたりシルクと戦わされたりして、ノートとヌコォの恐ろしさの片鱗を感じる事になると同時に、見た目は似ていないこの2人に血縁がある事にも嫌な納得するのだった。




