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No.50 スピリタス歓迎会&フリーダム悪魔勢

(´・ω・`)No.46の後にさらっと【ノート】に関するデータを掲載しました。


(´・ω・`)パーティーメンバー全員分あるので小分けで放出します






 まずトップバッターを務めたのは農業担当ネモ&タナトス。

 ネモは死霊の中ではかなり新参の彼女だが既に広域な農場全てを管理下に置いているらしく、新しく栽培に成功したものを皆に披露してくれた。

 そしてそれを更にタナトスが下位化錬金して手に入った植物の栽培にも着手し始め、既に軌道に乗り始めたという。


 かなり大きな成果を挙げるなら、下位化錬金により『小麦』と『米』に準ずる植物を手に入れたことだろう。

 『1の森』や『2の森』でノート達が採取した物の中で使わない物をタナトスが全て下位化錬金をし続けた結果、ようやく手に入ったらしい。それは当たりが出るまで(そもそも当たりが入っているかも不明な)単発ガチャを永遠に引き続ける苦行でしかないが、その手の単純作業は全く苦にならないスケルトンであるタナトスは見事やり切ってくれたようだ。

 下位化錬金で手に入った物はそれだけに限らず、イモやニンジン、玉ねぎ、キャベツなど普通の野菜、漢方の材料となるものまでも手に入ったらしい。一番カオス状態なのはキノコ類で、マツタケだのトリュフなどまでタナトスの提出した取得リストにあった時は皆でポカーンとしていた。(といっても22世紀では人工的に栽培可能なので21世紀ほど希少ということは全くない)


 普通の食材以外にもファンタジー的な植物も手に入っているらしく、それは目下研究中とのこと。

 更にその手の“普通の植物”の品種改良もネモ主導の元に順調に進んでいるらしい。ハーブの何種類かは既に品種改良に成功していて、実際にそれをタナトスはふるまってくれた。


 下位化錬金で手に入った小麦やらニンジンなどの“普通の食材”は料理には確かに有用だ。しかし、“下位化”錬金は名前の通りアイテムとしての効力は下がる。

 つまりこの食材を使って調理した物を食べてもバフは得られないのである。『ファンタジー食材』で調理するからこそ、バフが得られるのである。

(あの恐ろしき『怒髪獄辛』は例外中の例外である。そういった点でもあの調味料は色々な部分で火力が高い)


 この『普通の食材』を既にあるファンタジー植物と掛け合わせ、品種改良することで『ファンタジー食材』に変化する。これを調理に使うことでバフを得られるようになるのだ。

 ここで大活躍しているのがこの手の生物合成を得意とする『禁忌生物合成学者』のネオンと『品種改良』『希種作成』の2つのぶっ壊れ能力を持つネモである。

 そんなネオンとネモが繁殖性に関しては一切かなぐり捨てて新種を生成。そのまま育てようとすればどんなに手を尽くしても一代で尽きるその『品種魔改造(カイリョウ)済みの植物』を、植物のプロフェッショナルであるネモが『環境調整』と『促成栽培』の能力を用いて育てる。

 これを繰り返し『種』として完全に確立することで大規模な栽培が可能になるのだ。


 ちなみにこの作物の収穫はネモ召喚で召喚可能になった『ファーマードライアドレッサーファントム』達に任せている。

 彼女らは戦闘能力は皆無だがコストは超安く、そしてネモの『植物保全』の能力を受けて非常に長い間(5体までなら最長3時間。しかも1体1体が一気に作物を収穫できる技能を所有)召喚状態を保っておくことができる。 

 なので作物の収穫には非常に使い勝手がいいのだ。


 そして出来上がった新種の食材を用いて、料理が趣味であるネオンの手も借りつつタナトスは前回好評だった『ピザ(種類は格段に増加)』『パスタ(ピザ同様に種類は増加)』『グラタン(ピザ同様)』などに始まり『肉(?)じゃが』『すき焼きうどん』『たこ(?)焼き』『海老(?)チリ』『寿司(原材料不明)』『お好み焼き』『炒飯』『小籠包(もどき)』『ビビンバ』『餃子』『シーザーサラダ』『春巻き』『トムヤムクン』『ローストビーフ(?)』『エスカルゴ(?)とキノコのアヒージョ』『クリームシチュー』『ハンバーガー』など一体いつから用意してたんだと思うほどの料理をバイキング形式で振舞ってくれた。


 ちなみに、どう考えても現状手にはいらない超高品質な『肉』や『魚』の出所は、ハンバーガーとたこ焼きをとても気に入り、その小さな体のどこに消えているのか一人でハンバーガーを5つ、たこ焼きを20個もお代わりしていた(なお他の料理も全部一通り食べた後の話)アグちゃんからである。

 

 ノート達も具材に言及したのでそのまま彼女の成果発表となったのだが、アグラットの話を聞くにどうやら彼女の管轄である『飼育室』は完全に魔窟になっているようだった。

 魔窟といっても様々だが、ノートがタナトスのくれた『本拠点(Headquarte)実景(rDiorama)/ギフト・タナトス』で慌ててその状態を確認すると『飼育室』だけ面積が未表示で一向にスクロールしても詳細を読み切れない完全な人外魔境になっていたのだ。


 聞けば彼女、ノートの闘技場での『合法隔離植物系悪魔戦(らくちんボス戦)』のやり方に着想を得て虫一匹一匹を繁殖させるのは面倒だから生み出した悪魔と合体してより管理しやすい物にしようとしたらしい。それを繰り返しアグちゃんは『飼育室』を完全支配。 

 今や一個の隔離された完全異界化状態になっており“狩りをして”食材を調達したのだとか。


 スピリタスはその話を聞いて一度行ってみたそうな顔をしていたが、ノートがその人外魔境エリアを改めて詳しく確認すると名前だけでも香ばしすぎるMOBしかリストに並んでいなかったので却下どころかアグちゃん以外原則『完全立ち入り禁止区域』となった。

 よく考えてみるとわかるのだが、これほどとんでもないことができるアグちゃんでも“畜産業”しているわけではなく“狩って”食材調達しているのだ。

 つまり彼女が指をパチンと鳴らすだけで瞬殺できる相手ではなく『わざわざ殺しに行く相手』が普通にうろついているということである。


 まず一部とはいえミニホームの機能を浸食し乗っ取っている時点でおかしいのだが、そこを異界状態にし一種の特殊ダンジョンのように作り変えてしまったのは流石魔王という存在というべきか。

 ノートは『飼育室』にかかっているRM(リアルマネー)1万円分の持つ潜在的リソースのデカさとエンドコンテンツ級のヤバさを改めて実感した。そして同時に悪魔の自由人具合も痛感した。

 なんせアグちゃん、これだけ派手なことしても一切悪気がないのだ。

 始終、『え?あたしなにかやっちゃったの?できたからやってみちゃっただけなのよ!これとってもおいしいからもっとがんばる!』みたいな感じなのだ。


 実際問題、アグラットが行ったことはノートがアグラットに依頼したことの趣旨から極端に逸れてはいない。

 きちんとメギドの餌用の蟲系(ただしデカいしもはや別物)も育てている。むしろ今回提供されたたんぱく質系の食材は元をたどるとすべてノートがアグちゃんにまかせた虫なので、ザックリ言えばそれらも全部『昆虫の肉(字面がおかしい)』ということになる。

 もう魔改造しすぎて昆虫の面影がないのはご愛敬らしい。



 その事実の発覚により『それってつまりこの食材って『蟲と悪魔の合成物』ってこと?それ食べて大丈夫なのか?』とノート達も極めて不安になったが、ステータスを見る限り呪われるどころか悪性の強い存在ほど色々な部分で大幅なプラス補正がかかるというノート達にとっては最高のバフ料理になっていた。

 ちなみに性質が中立~極善の人物がたべると『目を覆いたくなる悲惨なこと』になるのでやはり極めて呪われまくりの晩餐だった模様。見た目は非常においしそうなだけに二重の意味でトラップになりかねない代物だった。

 

 食材が食材なだけにノート達もこれをどうしていい物かと迷ったが、味自体は極めて美味で見た目も異常なしどころかおバカなプレイヤーを罠にかけられそうなほどのクオリティ、さらに素晴らしいバフてんこ盛りだ。

 材料さえ考えなければとても幸せになれるので以後『材料に関しては基本的に禁句』という取り決めをしてアグちゃんにはこれからも食材の提供を続けてもらうことにした。


 

 アグちゃんの暴露で色々と騒がしくなった歓迎会だが、そこは有能執事タナトス。話題転換のために新しく生成に成功した酒をいくつも振舞ってくれた(未成年のユリンだけは別の物だったが)。

 前回のネオン歓迎会で振舞われた酒をバルバリッチャ(一度ノートがうっかりカクテルの概念を教えたせいで喜んで実験しているらしい)が相当お気に召したらしい。普段はちっとも動かないくせにタナトスに全面協力してエンドコンテンツ級な『時空魔法』なんてものを駆使して酒を量産している始末である。(なおこれのせいでミニホームに酒専用の新しい『倉庫』を増設することになった。倉庫という名の『酒蔵』である)

 いよいよ本当に『中の人がいるのでは?』と思うほどの悪魔勢のフリーダムさだが、結果的に多大なプラスの影響を齎しているだけに文句を言えないのがとても(タチ)の悪い所だろう。


 おまけに蟒蛇(うわばみ)を通り越して『ワク(天性の酒豪クラス)』らしく、一緒に樽からばかすか飲みまくってるバルバリッチャとスピリタスをみて『あの二人姉妹って言われても信じてしまいそうだな』とノートは思ってしまうほどだった。



 そのお次は絡繰り・大工担当のアテナの出番だ。

 彼女はゴヴニュが本格的に合金を取り扱えるようになったことで作れるものが激増したらしく、広くなったホームに設置する椅子や机などの家具(全部なんとかの匠の如くびっくり機能付き)をはじめ、ヌコォと共同制作の新作トラップをプレゼン。

 地面に投げると小さな爆発を起こし大量のまきびしを周囲にばらまく足止めトラップ、ネット型捕獲用トラップ、トラバサミ、ネズミ捕りなどそのトラップは多岐にわたりそれらすべてをノートに納品してくれた。


 其のあとはゴヴニュ単体の発表ではなく、先にアテナとゴヴニュの合作の披露となった。

 彼らが発表してくれたのは前回紹介して非常にノート達の受けがよかった絡繰り人形。ノートの知らないところでまたもヌコォが色々とアドバイスしていたようで、二人が見せてくれたのは明らかに『ALLFO』ではオーバーテクノロジーに見えるオートマタの様な物だった。


 無論、オートマタのように勝手に動くわけではないが見た目は完全に人間っぽいビジュアル(裁縫技能持ちのバルバリッチャにヌコォが頼み込んだらしく服まで着ている)になっており、今にも動き出しそうな気配すら感じられた。

 これからもこの絡繰り人形は改造を施す予定らしく、色々とヌコォが企んでいるようだった。ただ死霊たちにとってはいい刺激になるようなので、『次にボタン一つでバリスタを打つ機能でも実装されてそうだな』と思いつつもノートはそれを許可した。

 アテナやゴヴニュにとって絡繰り人形制作は半ば遊びだが、どうも非常に高度なことを色々している扱いになっているようで面白いようにゴリゴリ彼らの技術力が成長するのだ。それをやめさせるノートではない。彼らのモチベーションもあがり技術力もあがるなら一石二鳥。寧ろ大歓迎である。



 最後に大取りを務めてくれたのはゴヴニュだ。


 ゴヴニュはノートが川でおバカな実証実験をしている間に預けられた装備品を強化した物を納品してくれた。

 それぞれの武器以外の防具はゴヴニュの手によって軒並みワンランクアップしていてそれぞれの防御力などは大幅に上がったと言える。


 そして本題のスピリタスの装備品はこの様になった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


武器:霊貫怒拳鎧(レカンドガントレット)

(深霊禁山で採掘した希少金属をふんだんに使い赤く塗装を施されたガントレット。厳密にはナックルダスター。非常に硬く、そして使用者の拳を保護する効果もある。筋力に補正があるプレイヤーが使うほどその威力を増すのでスピリタスにピッタリ。そしてゴースト特攻能力もある。これで殴られたら物耐が低い存在はひとたまりもない。武骨にただ威力のみを追求した一品である)



サブ武器:殴殺木刀・改

(ユニーククエスト報酬アイテム。とんでもない名前詐欺で“木”刀といいつつ強度は鋼と遜色ない。そして驚くほどに耐久値が減らない。『堅く、丈夫』まとめるとそれだけに尽きるがコイツは使い込むと更にその真価を発揮していくのでサブ武器として取っておくことになった。単純に拳よりリーチが長くなるし投擲も可能なので使用可能な場面は多くある)


インナー:力轟道着

(アテナが新しく生成できるようになった糸に金属などをゴヴニュが錬金術で合成。特殊な素材で編まれたインナー。彼女の低くなりがちな精神パラメータに対する様々な補正がある。道着といっているが、真っ黒でかなりスタイリッシュな仕上がりになっている)


頭:憤怒の表情の真紅のピエロマスク

(ゴヴニュ・ネオン・バルちゃん作成ぶっ壊れ呪具その1。魔法攻撃力を0、魔法関係の技能成長率を0にする代わりにその分で物理攻撃力を強化する)


胴:喧嘩上等特攻服・改

(ユニーククエスト報酬アイテム。こちらもまた兎に角丈夫で使い込むと更なる効果を発揮する。素手の喧嘩殺法で戦闘を行うと、この装備特有の『格闘ゲージ』が上昇。一定値以上をマークすると一定時間攻撃力を更に引き上げる特殊な効果がある。まさしく喧嘩師ご用達の一品)


足:堅破隠靴・改心

(見た目はブーツ。しかしその実態は金属でも仕込んだような堅さを誇る靴。実質武器。軽く、そして頑丈であることをゴヴニュが徹底追及した末に現段階での最高傑作が誕生した。彼女の蹴りは某斬〇刀の様に命を刈り取る弧を描き対象の延髄を穿つ。キックボクシングのプロの蹴りは既に凶器である)


装飾品

・メリケンサック型ピアス

(精神防御力を高める効果がある。余談だが、少し悪趣味な形状な気がしなくもないが本人はかなり気に入っている模様)


・鎧牛のアミュレット・改

(プレイヤードロップの一品を更に改造した物。物耐、魔耐両方を引き上げる効果がある)


・膨竜の(タテガミ)のミサンガ・改

(プレイヤードロップの一品を更に改造した物。呪い除けと状態異常耐性上昇、攻撃力増加の効果がある)



+各種プロテクター

(ノート達なら重量ペナルティがネックになるが、筋力がずば抜けているスピリタスなら問題なく装着できる。その防御力は攻撃にも転用することも可能なので防具という名の実質武器)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 こうして『祭り拍子』に新たな強力なる前衛が加わるのだった。

 そして主任は泣いていた。




【おまけ】


――――――――――――――――――――――――――――――――――――





各々の装備更新




【ノート】


武器:死狂禁忌之秘宝書杖・ネクロノミコン

(よく触媒にされてるけど結果的に絶大な効果を及ぼしている。ノートの死霊達の自立性などが異常に高いのも大体こいつのせい)


インナー:黒魔導師用インナー

(初期は半そで短パンのタイツっぽい装備。どんなに装備を外そうとこの初期インナーを脱ぐことはほぼ不可能。現在装備している『黒魔導師の衣装』は闇系などの魔法に少しだけメリットのある黒い修道服のような衣装。プレイヤーより獲得)

追記:例外的に初期インナーを装備から外すビキニアーマーなどを装備することは可能だが、中身()は絶対に見えないように謎の光がポロリなどを完全防御してくれる。この場合の謎の光の仕様は局部のみならずそれ以外まで光に体が包まれるタイプで、真っ白なたらこキューピーみたいになるので非常にダサい。極めてダサい。真っ白な顔ハメ看板(観光地などによくある奴)なシュールな状態になる。…………というのは既にそういった馬鹿なことを検証してみてその結果を投稿するスレで実際に検証され情報は広まっている。



頭:垂涙の表情の蒼いピエロマスク

(ゴヴニュ謹製仮面。プレイヤー殲滅してくるというノートの宣言を聞き、ネオンが付与を施した物を上機嫌になったバルバリッチャが超絶級に強力な呪具に変化させた金属製の仮面。

 付与の効果で視界阻害のデメリットがなくなりブラックミラーのような状態の仮面となっており、視界を一切阻害しないので戦闘の邪魔にならない。付与の効果は全員同じだが呪具化した際の呪いの性能は異なっており、ノートのピエロマスクは『装備した武器の使用時、その武器の耐久値が無条件で消滅する代わり、その武器を行使する時、その武器の全能力を超絶極大強化』というクソピーキーな性能。店売りの投げ槍一発の投擲でも強力な魔法をたたきつけたような破壊力を生み出すのがこの仮面本来の運用方法だが、耐久値が減らないネクロノミコンにとっては何のデメリットもない。今のノートはガチガチに強化されているので最低能力値のインスタント召喚のスケルトンでさえかなり強い)


胴:カースドアンドカースドブラッド/ギフト・バルバリッチャ

(バルバリッチャからの進化時のプレゼント。強化回数の上限がなく、耐久値のリロードが可能というかなり凄まじい性能を持っており、基礎防御力も尋常じゃなく高い。ぶっちゃけもう二度とこの装備を変える必要のないレベルの性能を誇る。運営の胃を蝕んでいる)


足:摺蛇の革靴・改

(プレイヤードロップの一品。色は黒に塗り直されている。ボスドロップを使用した装備で、悪路への耐性と体力の減少を下げる効果がある)


装飾品


・霊封の指輪

(ゴブニュが深霊禁山の希少金属で作り上げた淡い翡翠色の結晶をはめた指輪。魂の収集率を若干向上させる)


・紫晶髑髏のネックレス

(スケルトンの希少種でもかなり珍しい紫色がかったクリスタルスケルトンからのドロップを用いたネックレス。使役する死霊の性能を上昇させる。ゴヴニュ作)


・死着穢泥鮟鱇之大顎門(アギト)のブレスレット

(腐森の提灯鮟鱇の頭蓋骨の顎骨の部分を加工して作成したゴヴニュ作の無骨なブレスレット。隠蔽状態の強化と物耐を引き上げる効果を持つ。地味に鮟鱇の正式名称判明)



性能おさらい

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

死狂禁忌之秘宝書杖・ネクロノミコン


・強化限界無し

・耐久値無限

・自動MPドレイン・大

・自動MP超高速回復

・闇系・呪系魔法習得率超上昇

・闇系・呪系魔法消費魔力減少・大

・光系・聖系無効化

・闇系・呪系魔法威力極限上昇

・闇系・呪系魔法クールタイム無し

・召喚死霊強化・大

・召喚死霊ランダム技能付与

・敵対PL・NPCの闇系・呪系耐性1段階減少

・死霊召喚時のコスト減少・超絶

・全魔法(闇系・呪系以外)クールタイム20倍

・全魔法(闇系・呪系以外)消費魔力上昇・大

・全魔法(闇系・呪系以外)習得率減少

・全魔法(闇系・呪系以外)威力半減

・光系・聖系魔法使用不可

――――――――――――――――――――――――――――――――――――


装備:カースドアンドカースブラッド/ギフト・バルバリッチャ(譲渡不可)


強化上限回数:無し

耐久値:1000(※)

重量ペナルティ:無し


効果


・物耐上昇

・魔耐超絶上昇

・状態異常(毒・麻痺・昏睡・沈黙・魅了・気絶・石化)無効

・状態異常(盲目・混乱・幻惑・恐慌・即死)抵抗力上昇・大

・闇系・呪系魔法威力上昇・大

・闇系・呪系魔力消費減少・極大

・呪系魔法成功確率上昇・大

・隠蔽状態(感知系無効化)

・移動速度上昇

・闇在覚醒(一定値以下の明度でステータス強化)

・吸命活性(※殺害時耐久補填・耐久値0の時破損せず機能を失う。再び殺害を繰り返すことで耐久値の回復ができる)

・主従共鳴(バルバリッチャ使役時の取得経験値上昇。バルバリッチャの進化時にこの装備も強化される)


説明:バルバリッチャが感謝の印に生み出した外套。バルバリッチャの加護がかかった最高級品。闇と呪、吸血鬼の能力が宿っている。


(ギフト:従魔などが進化時、一定値以上の好感度がある時に、一定確率で生み出す感謝の印の特殊アイテム。どのようなアイテムを生み出すかはランダム)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――



【ユリン】


武器:双黒翼剣・霊改【会心】

(初期特典によって購入可能になる限定課金アイテムをゴヴニュが進化させた双剣。耐久値は低いが、隠しパラメータによって耐久値自体がとても減りにくく、斬れ味は途轍もなく高いので使いこなす技能があれば鬼のように強い。)


インナー:闇這の霊衣・改

(初期特典によって購入可能になる限定課金アイテム。効果は色々ついておりヒラヒラと薄そうな布の見た目に反して防御力は高い)


頭:嘲笑する黄檗色のピエロマスク

(バルちゃん作成ぶっ壊れ呪具シリーズその3。被ダメを超上昇する代わりに敏捷値と回避能力を超強化。モットーは『当たらなければどうということはない』。敏捷値が激変しても全く問題なく動けるユリン以外が装備するとかなりマズイ呪具。本来『敏捷値』を大きく上げるアイテムや魔法がほとんど存在しないはずのALLFOでは極めてイレギュラー中のイレギュラーなアイテム。バルちゃん頭おかしいね)


胴:闘鳥の羽衣・改

(プレイヤードロップの一品。ボスドロップを使った装備でモコモコしたストールみたいな物。ノートに合わせて黒色に染め直している。前衛職の筋力と体力を上昇。防御力はお察し)


足:翔虎の毛靴・改

(プレイヤードロップの一品。ボスドロップを使った装備で、回避能力や攻撃力が上昇)


装飾品:鬼蟷・裂鎌のピアス

(般若面蟷螂人のドロップの鎌を加工、改造した死神の鎌のようなピアス。攻撃力・敏捷を強化する。ゴヴニュ作成)


・黒双翼のネックレス

(黒い交差する翼をモチーフにしたチェーンネックレス。翼の真ん中には髑髏が嵌め込まれており、ノートからのプレゼントなのでユリンのお気に入り。隠蔽・重量軽減の効果などがある)


・黒い鎖の指輪

(呪い避けの指輪。ゴヴニュ作成)


性能おさらい

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

装備:双黒翼剣・霊改【会心】

強化上限回数:24/25回

攻撃力:125

耐久値:500

重量ペナルティ:無し

 

・闇属性

・移動速度上昇 

・critical発生率上昇

・コンボダメージ増加率上昇

・パリィ成功率上昇

・対物理耐久値減少率減少

・ゴースト系特攻

――――――――――――――――――――――――――――――――――――


【ヌコォ】


武器:逆咬のククリナイフ

(全反射です。フルカウ◯ターではないです(目逸らし)。フレーム単位のタイミングでパリィしない限り全反射の効果は発揮しないが、ヌコォは使いこなしている。パリィの成功率には器用値だけでなく隠しパラメータの幸運値も高くなければならないが、盗賊系は大体幸運値は高い。盗賊系としてはトップクラスの種族と職業のヌコォだからこそ使える物なので他人が使っても宝の持ち腐れになる。実は味方の幸運を超強化し敵の幸運を激減させる『パンドラの箱』との相性は最高レベルだったりする)


サブ武器:賢猿・掻腕のクロスボウ・改

(プレイヤードロップの一品。ボス素材を使用しており、命中精度が少し上がる効果がある。そこには『チャーリー松前』と名前が表記されていたとかいないとか。どのみちゴヴニュが加工した時点で確認する手段はもうない)


インナー:大盗賊の装束・改

(感知系無効化・足音無しなど盗みの為の技能が上昇。ホルスターやポケットなどが色々ついているので物の出し入れが非常に便利)


頭:無表情の乳白色のピエロマスク

(バルちゃん作成ぶっ壊れ呪具シリーズその4。HPとMPが自動消費される代わりに(ネオンの『パンドラの箱』のHPMP自動回復の効果で相殺できる)、探知さえ阻害し、触覚さえもある程度誤魔化せるほど高度隠蔽状態になる効果がある。自分よりランクの低い相手ほど効果は上がる)


腕:ピックポケットグローブ・改

(触った相手の持ち物を一定確率で奪える籠手という名の革手袋。防御力はない)


胴:闇葉のマフラー・改

(2の森のボス級エネミーのレアドロップ。物耐と魔耐の両方を上昇、隠蔽状態強化)


足:跳兎の革靴・改

(プレイヤードロップの一品。ボスドロップを使った装備で、回避能力や跳躍力が上昇)


装飾品:猫のモチーフのブレスレット

(猫が彫られたブレスレット。ノートがプレゼントした物でアクロバットな動きのアシストや落下ダメージ減少などの効果がある)


・ 誘引光珠のネックレス

(提燈鮟鱇の発光部分のドロップを用いたネックレス。提燈鮟鱇の発光部分は本来は共生発光の類(ざっくりいうと発光バクテリア云々が……)だが、ALLFOの鮟鱇は自家発電()デス。やったね!感知系能力を強化しレアドロップ率を上昇させる)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――


装備:逆咬のククリナイフ【会心】

強化上限回数:10回

攻撃力:35

耐久値:1000

重量ペナルティ:2

 

・全反射属性・小/継承属性

・固定ダメージ+50

・耐久値減少率上昇

・耐久値減少率超絶減少

・対物理耐久値減少率減少

・ゴースト系特攻

――――――――――――――――――――――――――――――――――――


【ネオン】


武器:パンドラの箱

(実体化すると両手に乗るサイズの黒い宝箱のような物。生物合成時によく触媒として酷使される。生物合成なんてそうそううまくいかないのにポンポン成功するのも大体こいつのせい。アグちゃんにヤバいインスピレーションを与えてしまった)


インナー:黒聖女の修道服・改

(非課金での初期特典装備。性能はかなり高いが序盤の死に戻りループで酷使されノート達と出会った時はギリギリだったが、ノートがバルバリッチャに頼み込んで耐久値を回復させたとかしていないとか、どのみちネオンは真相を知らない)


頭:微笑の桃色のピエロマスク

(物理的攻撃力を0、近接武器の装備が不可能になる代わりに魔法系のあらゆる能力を強化する)


胴:暗透のストール・改

(ノートがバルバリッチャに土下座してアテナの糸で作ってもらった装備だとかどうとかという噂はあるが、真相はネオンにプレゼントしたノートとあと1人が知るが、ネオンには教えていない。あと1人がどこかで悪意たっぷりのタイミングでバラす可能性があるが、今の所は“まだ”バラす気はない。と言ってもネオンも出どころぐらいは大体わかっているが、ノートが言わない以上、御礼をいえばいいのか空気をよんで追求しない方が良いのかどうすればいいかわからないでいる)


足:靭犬の革靴・改

(プレイヤードロップの一品。特に効果はないが兎に角頑丈ではき心地が良く走りやすさにかけては抜群の性能)


装飾品:逆十字架のネックレス

(ノートの外套とお揃いなのでネオンが密かに気に入ってるアクセサリー。呪い避けなどの効果がある)


・樹集の指輪・改

(森のボス級のレアドロップで、物耐・魔耐を上昇する樹の指輪をゴヴニュがグレードアップした物)


・眠羊・巻角のブレスレット・改

(プレイヤードロップの一品。敵を昏睡にしやすくなる、動かず目を閉じている間は自動HPMP回復というちょっと不思議な効果を持つ)




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― 新着の感想 ―
 敏捷値と回避能力を超強化 敏捷値の強化は分かるけど回避能力の強化ってナニ?  VRゲームである以上はアバターの速度や器用さ等と、プレイヤーの自分へ向けられている攻撃を認識する動体視力や殺気感知(?…
やっぱり設定の凝ってる作品はイイねぇ それはそれとして 誤字報告 装備状況 ノートの部分 装飾品 霊封の指輪 ゴブニュが深霊禁山の希少金属で~ ゴヴニュ
[一言] >>つまり彼女が指をパチンと鳴らすだけで瞬殺できる相手ではなく『わざわざ殺しに行く相手』が普通にうろついているということである。 やべぇ。けもっこサーバンツとどっちが強いんやろ? >>…
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