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No.Ex 第五章補完話/エ〇チじゃないから!

メルクオリア・プロトコル



 運動不足。

 それはVRが人の生活に密接にかかわる様になったことで人々に付きまとうようになった大きな弊害だ。

 少し前まで一般の人たちが使っていた第4世代から、革新的な変化をもたらした第7世代に移行しても、VRの使用中の殆どはベッドで横たわっているのと変わりない。そんな状態が成長期真っ盛りから続けばどうなるのか。

 医学会が第4世代の世界全体普及率が30%を突破した時に発表したとある研究論文『バーチャルスローブレイク・レシャリア・水橋予測』という予測は世間を大いに影響を与えた。


 元々寝たきりの状態が続くことを医学会は警鐘を鳴らし続けていたのだが、一方で当然目の前に或る快楽を前に人間は容易く原始人と変わりないアホさになり物事を楽観視し始める。その性質はインターネットが広く普及し様々な人の失敗談を簡単に知ることができるようになった時代から見ても、人々の本質はどうしようもなく未来ではなく今は見て生きてる存在なのだという事が分かる。

 それは将来毛ほども自分の生活を支えないであろうガチャに給料の多くをつぎ込む者然り、10万負けてたけど後半一気に取り返して1万負けにまで抑えたらから実質勝ちとかいうパチンカスの謎理論然り、禁煙は簡単だってもう5回は成功しているからというテンプレ迷言然り、ちょっと覗こうとおもって気づけばSNSに毎日人生の半分費やしてることに気づいてもやめられないネット廃人然り、人々はうっすらとこのままではヤバいとわかっていても快楽と言うクソデカい足が全力でアクセルを踏み込むせいで大概激突して事故るまで止まれない。なんなら事故っても止まらない。

 

 現実を直視したくない者たちの根拠のない聞き触りの良い安全論と、医学界の小難しい数値ぶつけがネットで繰り返されているのが日常と化していた世界で、『バーチャルスローブレイク・レシュア・水橋予測』はあくまで中立の視点に立ち、当時最高峰の計算速度を誇ったAIを使ってVRを長期的に使用することによるメリットとデメリットを年代別や条件別にリアルにわかりやすく予測した研究だった。

 結果から言うと、VRには確実に少なからず依存性が見受けられ、徐々にログイン時間が延び、着実に運動機能が低下。10代から使用すると脳の認知状態と肉体の状態の乖離が早くて20代半ばから始まり、放置すれば運動障害を発症。そうでなくても筋肉が衰え、感覚器官も劣化、認知症発祥のリスクが一気に加速し、平均健康寿命が15年近く減ってしまうという予測が生々しく描かれ、当時のメディアやSNSはこのセンセーショナルな情報を執拗に発信し続けた。


 そうなるとVR機器の安全性について本格的な議論が社会全体で広まっていく。中にはVRは危険すぎるから撤廃しろと言う極論をぶち上げる者もい始めた。だが、もうその時代にはVRはあまりに市民権を獲得しすぎており、完全に消すことはかえって社会の混乱を招くことが予想された。

 事態を重く見た各国政府はこの社会的なムーブメントを受け、正式にVRに於ける世界的な法的規則を設けることを決定。『バーチャルスローブレイク・レシュア・水橋予測』を元にVRの使用時間に応じての運動を行うことの義務化をVR機器開発側に義務付けた。


 この強硬な方法に関しては人権侵害だのなんだのと当時かなり大きな反発こそあったが、税金と一緒で人間とは慣れる生き物なのだ。一部の声のデカい層だけがヒステリックに叫び続けていたものの、第7世代が一般への発売を開始しシェア率が凄まじい勢いで伸びている今現在でもこの義務は守られている。結果、今ではVRの利用時間分だけ人々はそれ相応の運動をしない限りVRの使用に制限がかかるのは当たり前のこととなった。VR内の経過時間が現実の2.2倍になる事でログイン時間が減るのではないか、などという見当違いの意見もあったが、当然減ることはない。ゲームをする時間が変わることはなかった。よって第七世代になっても運動の重要性が変化することはなかった。


 その運動に関しても、VR機器を開発する企業側が色々と努力し、ユーザーたちにできるだけ楽しく運動ができるように様々なプランを用意。携帯端末を仲介にAR(拡張現実)技術をフル活用したゲームを無料配布し、自分がプレイしているゲームにも還元されるシステムなどを実装した。


 例えばALLFOの場合、専用のアプリケーションを端末にダウンロードし紐づけを行うことで、現実側でVR使用時間による運動ノルマをクリアするたびにアイテム交換ポイントやMONの取得が可能な機能が実装されており、偶にガチャ(常設ではない)を引けるようにすることで更に人間たちのやる気を効率よくシステムを確立している。


 更に姑息なことに、運動強度などを上げることができる専用の器具を購入することで解放される運動プランを実施することでより多くの報酬ポイントの受け取りが可能にもなっており、ノートやユリンもその専用器具を購入していた。

 その追加開放プランの中でも最大運動強度だとプロのスポーツ選手でもそこそこキツイ運動を強いてくるというのが一部界隈では結構評判になっており、VRチャンバラの選手である都合上、ゲームに加えてそれとは別にVRを利用するユリンは一般よりの多くの運動を求められるが、ちんたらやっていては終わる物も終わらないのでその鬼畜モードを積極的に利用していた。


「くっ、このっ、はぁん、はぁ……はっ……んん、この、ゴースト、ちょこまかとぉ、あぁ、んぐ、いやぁ、んっ!」


 ユリンが現在行っているのは、モンスタースレイヤーモードのMAXハード。次々と現れるモンスターをリズムに乗って指定される姿勢をとって倒していくゲームだが、ARにより現実世界をすばしこっく移動する魔物たちをしっかりと的に捉えて倒すという作業と、モーションをリズムに合わせて次々と行うという作業がこの上なくキツイ。

 特に運動強度最大となるとリズム間隔が非常に短く、リズム性も要求される中で、魔物をしっかり目で追ってターゲティングを成功させて体勢的に厳しい行動を繰り返して攻撃と回避をしないといけない。回避のターンには異常に厳しい運動を強制してくるので、生半可な気持ちで挑むと肉体に自信ニキでも開始5分でゲームオーバーというハードモードである。


 息を整える暇もない中で強いられる空気いすやスクワッド、片手腕立て伏せ、垂直ジャンプ、かと思いきやダンスゲーと勘違いするほどのステップモーション連続など、単純にパターン暗記が必要になってくる敵も増えてくる。


 寮ぐらしのはずなのに、もはや当たり前の様に(担当の者ももはや一々理由を聞かないレベル)外出許可を取り朝っぱらからノートの家に合鍵を使って入ったユリンは、ノートがカウンセリングのデータをまとめる作業をしている後ろでVR使用時間を限界まで増やすべく今日も今日とて運動に励んでいた。おまけに別のアプリまで連動して英単語まで同時並行で覚えようとしている始末である。

 同時翻訳の技術が発達しても、他言語を学ぶことは脳の発達や他文化理解において意義があるという昔からの主張の元、日本の高等教育では英語がまだ必修科目として存在しているのだ。


「リントさぁ、そろそろ期末テストらしいけど大丈夫なの?」


「ぜんぜん、んふ、もんだいぃ、あぁっ、ないっ、と、ふぅう、おっあっ、おもうっ!」


「…………流石だな」


 ユリンは強化選手の為に一般的な学生に比べてかなり自由な行動が許されているが、それは家族、学校双方から課せられている厳しい課題をしっかりクリアしているからこその自由でもある。ユリンの通う私立高校はVR系Eスポーツ選手の育成においては日本最高峰と呼ばれる場所であり、高大一貫校となっている。大学自体も普通に人気の学校で、付属高校からエスカレーターであがらず一般で受かる場合にはかなりの受験勉強が必要になる。

 その中でもスポーツ特待生枠のユリンなどは勉学などに関して大幅に免除されている部分があるのだが、ユリン達の両親は勉強でもしっかり結果を残すことをユリンに約束させていた。それはスポーツ選手一本で人生を過ごしてきた両親たちが、そうはいかなかった多くの仲間達を見ていたからこその約束であった。


 課せられたノルマは、現在通学している私立高校の大学部に自力で入学可能なレベルの学力の維持。ネオンが通っているような日本でも屈指の大学よりは難易度が下だが、理系分野では誰に上から数えさせても確実に早い段階で名前が上がるような人気とネームバリューを兼ね備えた大学だ。そう簡単に受かる場所ではない。

 それでも、ユリンは日々の努力でなんとか合格ラインの偏差値をキープし続けていた。他の生徒が勉学と部活のラストシーズンに全力で打ち込む中、他の生徒より厳しい世界トップレベルのトレーニングを行いつつ、ゲームもしっかりやって尚成績を落とすことはなかった。

 受験期や資格勉強期間は流石に一切ゲームに触れなかったノートとしては、ユリンの高性能ぶりには只々驚くばかりだ。

 

 そんな努力家の弟分をノートはどうしても甘やかしてしまう。合鍵も欲しいというから渡したし、毎週のように上がり込んだり泊まったりしても構わない。着々とユリン用の備品が増えていても何も言わない。こうして仕事で構ってやれないこともあるが、それでも一緒に過ごしたいというユリンの可愛いお願いは受け入れていた。

 が、それとは別にとある問題がノートを悩ませていた。

 

「なぁ、リント。そのままでいいからちょっと聞いて欲しいんだけどさ」


「んふぅ、あっあっ、な、なにぃぃ?はぅ、くぁっあはん」


 この問題はだいぶ前からあったのだが、今まではなんとか騙し騙しやっていたのだ。だが、勉強に、来年出場するオリンピックに向けた厳しい調整、加えてALLFOという社会現象化したビッグタイトルへの長期ログインなどの要因が重なった結果、スケジュールずらしについに限界が訪れた。


 今のユリンは第一フィールドのボスと戦っているらしく、激しく息を乱しながら華奢な身体で専用器具を操作しAR技術で部屋に出現した巨大なドラゴンの頭を殴っていた。

 そんなユリンに言っていいものか悩んでいたのだが、ノートは意を決して前々から思っていたことを吐露した。


「あのさ、俺の家でVRの運動ノルマをクリアするのはいいんだけど、一生懸命なのもわかるけど、もう少しそのえっちな声押し殺せない?正直かなりムラムラして作業に支障が出る」


 ここで妙にヒヨったら次に言うのにまたどれくらい覚悟を決める必要があるのか。そう考えたら今やる気のある時に言ってしまうことがベストだと考えてノートは思っていたことを率直に述べた。


 対してユリンの反応は、凄い勢いで振り向くと顔を真っ赤にしてポカンとし、まるでユリンの内情を表すかのように隙をついたARドラゴンがユリンに襲いかかりドカーンという音と爆発のエフェクトが部屋中に広がった。


「は、はぁ?にぃ、何、言ってんの?」


「トレーニング中の声がエッチすぎるのでこっちがムラムラして仕事にならないからどうにかならないかなってだけの話だよ。いやだってさ、リントがいる時俺がイヤホンとかするとリント確実にしょんぼりするじゃん?だからリント側ももう少しそのエロい声を「え、えっちな声なんて出てないし!」」


 一度言ったことでノートは変なスイッチが入っていた。緊張より来る妙な興奮によって齎される無敵モードだ。人は羞恥を振り切った瞬間、一時的に無敵の人になる。開き直ったノートはユリンの目を真っ直ぐ見て、直球でセクハラ発言をした。

 するとユリンは激しい運動以外の要因によりさらに顔を赤らめ、珍しくノートに真っ向から噛み付いた。


「いや、出てるよ。リントのさっきの声の録音データを持ってエッチか否か街頭アンケートしたら98%の人は『エッチだと思います』って答える。俺の休日3日分を賭けてもいい」


「運動してるだけじゃん!それにエッチっていう方がエッチだと思う!」


 甲高い声でノートに詰め寄るリント。動揺が大きすぎて内容は完全に小学生レベルの返しだ。対して無敵モードのノートはその甘い球を確実に打ち返す。


「いいかリント。公然猥褻罪からもわかるように、対象の行為がエロいかどうかは本人ではなく大多数の他者の認識で決まるんだ。そしてトレーニング中のリントの声は確実に卑猥なコンテンツ判定をくらうレベルなんだ」


「ち、違うし!にぃが欲求不満なだけでしょ!」


 ユリンの苦悶する声がナチュラルにエロ過ぎるのか、それともノートがおかしいのか。

 動揺するユリンに更にノートは追撃する。


「いやもうぶっちゃけるとアレの時と声に差がないよ、マジで」


「う、うぅ……んん゛〜〜〜っ!!」


 それはノートだけが知り得る事実で、故にユリンも頭ごなしの否定ができなくなる。もともと激しい運動で軽く赤らんでいた頬が、ノートの爆弾発言により羞恥と怒りでこれ以上にないくらい赤くなり、上手く言葉を返せなくなったユリンは涙目で地団駄を踏んだ後に鬱憤を晴らすようにノートの肩を割と強めにバシッバシッと叩いた。


「い、痛いですリントくん。VRじゃないから殴られると普通に痛いです。録音して京たちににガチでエッチじゃないか確認しなかった俺を褒めてくれよ」


「当たり前でしょぉ!?そんなんやったらマジで怒るからねっ!もうっ!このっ!ヘンタイ!バカ!うわきもの!にぃに!」


 どんなに色々食べても、鍛えても、大きくならないし太い筋肉もなかなかつかない吹けば飛びそうな軽い身体。それでも無駄に高い格闘技術で的確に痛みを与えてくるのだが、肩を叩いたり腕を揺さぶったり頬を引っ張ったりとやりたい放題のユリンに対抗すべくノートが立ち上がってしまえば体格差は圧倒的。ユリンはノートにまぁまぁと腕を抑えられそうになりながらも抵抗してその胸をポカポカ叩く。


「出てないから!えっちな声なんて出てないからね!」


「わかったわかった、出てない出てない」


 ユリンを落ち着かせるのと暴れさせない二重の目的でギュッと強めにユリンを抱き込むノート。それでもユリンはもぞもぞと軽く抵抗していたがやがてそれもなくなり大人しくなる。もはやそれは生まれた時からじっくりと仕込まれた条件反射のようなもので、ノート本人としても意図せず無意識に光源氏計画をやってしまったユリンに対し、ノートはその落ち着かせ方を非常によく心得ている。

 一方でユリンも大人しくなれば思考もある程度冷静さを取り戻す。ついでに自分がさっきまで激しく運動をしていたことを思い出し先程とは違う気まずさが湧き上がる。


「にぃ、その、僕さっきまで運動してたから汗臭いよ」


「何を今更。別に臭くないし。てかいい匂いする。制汗剤違うのにした?」


 スンスンと匂いを嗅がれたユリンはようやく落ち着いて顔色も元に戻ったのに、再び首筋が薄らと赤らむ。

 なんだかんだ複雑な関係であるノートとユリンだが、割と昔から接し方が変化していないのがノートである。逆にユリンの方が色々と精神的な発達が進み年相応の情動がようやく目立つようになってきた。少し実態とは違うが、遅れてきた思春期に近いものがある。

 周囲への接し方や身の振り方などに関して真面目に取り組み始めたのも、周囲から見れば未だ大して大きな変化には見えないが、それはユリンにとって非常に大きな一歩で、ノートの様な非常に近い立ち位置にいる者はそれを驚きつつも歓迎し見守ってくれている。

 今のALLFOのメンバーは、ネオンを除きユリンの非常に複雑な事情を理解している面々だけで、唯一明確に知らされていないネオンも温厚な性格なだけあって、今のユリンの人格矯正キャンペーンにはもってこいの環境とも言える。


 故に、敢えてノート側は接し方を変えなかった。難しい選択を迫られているユリンにとって、自分だけは変わらぬ場所として、いつでも安心して戻れる場所としての立ち位置を崩さないようにと動いていた。

 普通の兄弟でも逆立ちしても届かないほどに固く、そして絡まり合いすぎて解けないレベルの関係で結ばれているノートとユリンは、お互いの事を家族以上に知り尽くしていると言っても過言ではない。

 特に家族とは微妙な関係に、具体的にいえば住む場所が遠くないにも関わらずわざわざノートが一人暮らしするくらいには微妙な状態のノートの家族関係を鑑みれば、ノートがユリンの最大の理解者であるように、ユリンがノートの最大の理解者と言っても差し支えはないのだ。


 閑話休題。


 そんなノートがわざわざエロいと断じるのだからそれはもう間違いなく事実なのだろう。ユリンはそれがわかっているからまるで子供のように否定していみせたが、その実湧き上がる羞恥心を抑えきれていないだけなのだ。ある意味ノートに甘えていると言ってもいい。

 お互いそういう声を聞かれてどうこうという段階ではないのだが、それはそれこれはこれというのがユリン側の意見なのだ。


「ところでリントくん」


「なにぃ?」


「イライラしたり不安になったりすると俺の首を噛んだり舐めたりする癖やめな?それ君が物心つく前からずーっと言ってるんだけど」


「やら」


 昔のユリンと言えばしょっちゅうノートに抱っこされており、自然とノートの首あたりに顔がくる。歯が生え始めて口が痒かったユリンは何故かおしゃぶりではなくノートの首に噛み付く方が好きだったらしく、一度ノートの首に噛み付くことを覚えるとそれまでは大人しくつけていたおしゃぶりをぺッと吐き出しノートの首に噛み付いていた。

 どんなにぐずってもそれだけでウトウトし始めるから正直助かったとはユリンの母親がユリンに明かした話である。


 しかし歯が生え揃ってもユリンは首に噛み付くのをやめず、その癖はいつの間にか精神安定の為の行為にすり替わり、今もノートの肩を抱き寄せてカジカジとノートの首を甘噛みしたり吸ったり舐めたり好き放題していた。

 一方、やめろと言いつつもノートは優しくユリンの頭を撫でており、ユリンはそれに身を委ねる事で昂った感情が抑えられていくが、何かを思い出した様にノートがハッとする。


「リントストップ!今日の夜にリアルで臨時のカウンセリングあったわ!聞いてる?首に痕ついてるとヤバいんだよ!」


「やら!」


「やだじゃない!痕つけたまんまカウンセリングなんかできるか!万が一見えると面倒くさいんだよ!」


 結局、ノートはユリンをなんとか引き剥がす事に成功したものの、特に悪くないはずなのだが埋め合わせにデートすることを約束させられ、ユリンがトレーニング中はノートが耳栓をするという事で合意がなされるのだった。





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― 新着の感想 ―
[一言] やっぱりほよじゃないか(呆れ) んあーっ!とか言ってそう(小並感) 弟のキスマークつけたまま診察しかけた兄ェ
[一言] >メルクオリア・プロトコル エロじゃんw >アレの時と声に差がない それを知っているということはやってたってことよね?w
[一言] そう言えばスペシャルウィーク(馬の方)は種付けの時よく相手の首筋を噛む癖があるというエピソードが……(唐突)
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