Chapter4付録 ノート達のスキル・魔法など❶
一体いつから
——————ゲリラをしないと錯覚していた?
【ユリン】
双剣×暗殺者ビルドだがあまり暗殺者としてのスキルは多くなく、基本的にクリティカル補正関係のスキルばかり派生している。シンプルに堕天法双剣士が強力すぎる。今後は更に魔法も充実し始めるので手数が一気に増えて手がつけられなくなる模様。
実はゲームに於けるユリンの1番得意なスタイルは魔法双剣士。ぶっちゃけ今まで舐めプだったと言っても過言。
〔スキル〕
❶空舞討天
限界まで連続して空中戦闘を行い、成長値が一定値まで到達。その上で大きな戦果を挙げたことにより獲得したユニークスキル。現状、道具無しで空飛べるのはユリンぐらいなのでオリジナルスキルレベルに希少。飛行時間を延長し、飛翔中の攻撃力とCritical発生率を上昇。飛翔中に攻撃を受けてもスタンする確率を下げる。
反船にて習得したユニークスキル。発動が瞬間ではなく継続タイプのスキルはだいたい使い勝手がいいが重複するとクールタイムが伸びるデメリットもあるので乱用は禁物。名前の性質が仏教よりな事にノートは疑問を持っているが結局よくわかっていない。
❷紅霰刺
空中から連続で投げナイフによるキルを達成したことにより獲得。今までセルフで連続して投げていたナイフを数本まとめて取り出し、複数をターゲティングして投擲可能。こちらは反船で取得したユニークスキル・小雨刺の派生スキル。一説によると集団戦はスキルや魔法の習得確率が上がるらしいがサンプルデータが少ないので検証班の中でもこの説は懐疑的。ただ、完全ソロのプレイヤーよりチームで動いてるプレイヤーの方がやはりスキルや魔法の習得率が若干高いのではないかというデータが出てきている。ALLFOはソロに厳しい。しかしソロだとスキルや魔法の分岐が増えるというデータも存在しており、真相は如何に。
紅霰刺は瞬間発動と継続発動の中間にあるスキルであり、他のスキルとの併用が可能である。
❸トン・ハンドレッド
ダーツの用語、トン・エイティが元ネタと思われる投擲スキル。ターゲティングに時における命中率補正及び投擲武器の威力強化を行う便利な投擲スキル。投擲する物が小さいほどスキル補正が発生する。針とかは一番補正がかかりやすい。紅霰刺との相性は抜群で、このスキルと紅霰刺を併用することで最大7本のナイフをユリンはヒットさせることが可能。
➍ラガーナホーク
トン・ハンドレッドとは逆に投擲物が大きいほど威力補正の掛かる投擲スキル。命中補正はないが威力を引き上げることで投擲中の揺らぎを少なくして実質的な命中補正を行っている。そもそもこのスキルを使うとき投げる物自体が大きいのでヒット率自体はあまり変わらないかもしれない。投げ斧との相性は抜群。
❺飛天無双
空中戦等を交えた上で、ある一定の時間一切ダメージを受けず、更にある一定以上連続して攻撃をし続けることにより習得したユニークスキル。スキルを発動中、攻撃とCritical率、回避率が大幅に上昇するが、万が一発動中に攻撃を喰らうと被ダメが4倍になる。かなりピーキーで使いどころに悩むが効果は絶大。
〔飛天無双〕発動中に一切攻撃を受けず、また規定以上連続して攻撃すると追加で【殺嵐翼】という状態に派生し、一定時間〔飛天無双〕を発動したまま被ダメが逆に大幅に下がる状態になる。
状態派生形のスキルは結構希少。堕天使など特殊な種族を持つ者は取得率が上昇する。被ダメ率が4倍になるのは死を表すという日本式のくだらないジョークが元だとかなんだとか。
【殺嵐翼】のテキスト抜粋。
本来は死すべき時に生き延びた者、それはすなわち不死を表す。気づけば彼の者は傷を負うことがなくなっていた。
❻空絶動制
ユリンの人並み外れた運動神経、平衡感覚、反射神経、動体視力などが全て揃って初めて成しえる曲芸じみた動きで行われる戦闘そのものがユニークスキル化。
“速度のギアが上がった時”、攻撃してくる存在や攻撃しやすい存在が見分けやすくなり、ユリン以外にはほぼ不可能なような無理な機動で動いた時に体にかかる疑似Gを下げる。
地味に空間に干渉してる疑惑のあるユニークスキル。そもそもスキルは魔法と何が違うのか。魔法と比較してユニーク化の発生率が高いのはなぜなのか。
継続発動型のスキルで非常に便利。特にデメリットも無し。ユニークの中でも極めて有能。
❼翼揚滑切
中型幅広武器に於ける堕天法剣士の切断系のスキルの派生先。空気抵抗のある状態でも確実に刃を振るうことができ、切れ味を強化する瞬間発動型。飛行状態だとさらにボーナスがある。因みに瞬間発動型の方が消費MPは少ない。
堕天法シリーズは実は堕天使の技というよりはとある一族が確立した固有の戦技であり、今はほとんど伝承されていない。逆をかえすと一般のプレイヤーでも習得できる可能性はある。
❽翼散織凪
翼を利用した攻撃。視線誘導やブラフ、目隠しにも使える便利なスキル。その翼は背骨から直接生えているわけではないのである。では堕天使の翼とは何を意味するのだろうか。
❾ツインフルーエンド
一撃目でスタン判定を上げ、二撃目でクリティカル判定を上げて殺すえげつない双剣系スキル。癖がなくダントツの使いやすさで使用頻度はトップ。
➓ブラックストライクマーダー
ユニークスキル・フリューゲルマーダーから派生した超強力なスキル。飛翔時間延長で、滑空からの急襲時に全ステータス強化・攻撃力約2倍以上・critical確定。重要なのは攻撃力倍加とクリティカル確定判定。首や頭にヒットさせれば高確率で致命判定を出せる。攻撃力倍加はシンプルなチート。堕天使の恐ろしさの片鱗が垣間見えているスキル。
⓫巡廻双撃
回転しながら行う全方位攻撃。スキル発動中はスーパーアーマーに近い状態になり集団戦に於いては非常に強力。瞬間発動型と継続発動型の中間にあり、スキル発動中でも割と自由に動けるし、スキルのモーション補正を利用した移動など応用も効くがユリンぐらいの空間認識能力がないとコケるだけに終わる。
⓬戦舞・暗襲九斬双翼・赤陽
9回連続攻撃を行う連撃系スキル、その派生形。9回連撃に成功することで【九末解放・暮闇】という覚醒状態になり更なる連撃が可能。双剣系は元々連撃スキルが多いが、効果と連撃回数、MP消費率のバランスが極めて良い超優良スキル。
⓭ホーネタイムニードブルスラッシュ
24連撃双剣スキル。ユリンの持つ双剣系スキルは〔ブレイブルクロセルスラッシュ〕の34連撃が最大だが、MP効率及びスキル発動中の攻撃力・Critical発生率補正などのバフなどの兼ね合いでこちらのスキルの方が採用されている。攻撃のコンボ継続判定時間がそこそこ長い(わかりやすく言えばその攻撃が連続攻撃と判定する時の判定が緩め)が、1撃目から24撃目までの時間にも制限が設けられているという厄介な性質を持っているので(コンボは継続時間が表示されるがこちらは表示されない)時間感覚はプレイヤー頼りというトラップのような仕様となっている。
⓮シャドウオルトロス
ユリンが持つ暗殺者関係のスキルの中でもトップの使用率。双剣による奇襲攻撃によりクリティカル率を大幅にアップさせ、確率でスタン、恐慌などのバットステータスを付与する効果がある。
⓯ヘイズバービング
カウンター系のスキルでパリィ成功確率を大幅に上げる。双剣の都合上、敵の攻撃を真正面から受けるのは愚かな選択であり、基本は回避かパリィを選択することになるのでパリィはかなり重要。パリィ判定がかなり長めのスキルとなっており利便性はダントツ。
⓰一閃・天開キ
一刀両断時に攻撃を大きく強化するスキル。強烈な振り下ろしにより斬撃による攻撃判定範囲を延長する。
プレイヤーはNPCから新たなスキルを学べるように、人型の強敵と一定時間戦闘を行うと新たなスキルを見出すことがある。このスキルはユリンが黒騎士と戦闘したことで習得したスキルだが、双剣時だと性能が落ちてしまうのであまり使われることはない模様。
因みにプレイヤー間でもスキルの伝授は可能なので、トン2からものすごい勢いで付きまとわれて渋々教えた。
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【ヌコォ】
シーフビルドだがその実態はシーフという名のナニカ。ALLFO、初期限定特典という観点で見てもかなり異質なスキルが多い。クロスボウもよく使っているが職業関係の補正が少ないのでスキルはあまりもってない。鎌鼬加入以降は鎌鼬から射撃関係のスキルを教わっている。
〔スキル〕
❶デュアルクラッチ
HPを奪い取る〔ライフクラッチ〕とMPを奪い取る〔マナクラッチ〕を高密度アンデッドエリアで高速で繰り返したことにより、遂に二つのスキルが統合された。これによりほぼノーコストで〔ライフクラッチ〕が使えるようになったと考えてもよい。恐ろしいのはまだ熟練値を上げる前でこの状態ということ。対象に触れる必要があるとはいえ、その性能はオリジナルスキルに匹敵しかねない。反船にて習得。
もはや設定ミスとしか思えない性能を持ってるユニークスキルなのだが、後述の〔不可視の盗腕〕と組み合わせることで完全にバランスブレイカークラスのスキルへ化ける。
No.23で習得したユニークスキル〔エナジーイーター〕よりもHPよりMP吸収効率が高いうえに併用できる。
❷不可視の盗腕
使用者以外には見えない幻想の腕を操るスキル。初期限定特典による限定職業【超盗奪略者アウコリュトス】の大幅な成長により解放されたヤバい奴。今まで直接触れることをトリガーとして発動したスキルと同時に使うことで、離れていてもそのスキルを使用可能になった。ただしMP消費はかなり多く、発動したプレイヤーにしか見えない『腕』の操作はかなり難しい。
〔カースドマリオネット〕で操作する者に付与することも可能で、うまく使うとほぼほぼチートみたいな性能になる。
触れて発動するタイプのスキル判定ほぼ全てに対応しているので、実質的なリーチ制限無視を可能としている。スキルの中でも魔法と似た性質を有している。
❸カースドマリオネット
敵とのランク差が大きい場合、“意思の支配権を奪い”対象を自由に操れる。アンデッド相手に四肢を動かす力を奪取するスキルを数多く行使したことで獲得。味方の魔物を対象とするならば、同意があればランク差を無視してスキルを使うことができる。何が怖いって、このスキルによってメギドがより完璧に制御下に置かれた戦闘マシーンになること。
最近はグレゴリに対してもよく使っている。
因みにこのスキルはMPだけでなく見えないところでとあるリスクを抱えている危険なスキルなので無暗に敵に使わない方が良い。
➍ビジビリティジャック
羽生〇村の皆様が使える技能とそっくりのスキル。対象とした存在の視界を盗むことができる。偵察もできるし、対象のヘイトが誰に向いているかも確認可能。味方の視界もジャック可能である。カースドマリオネット同様、他者に直接干渉を行う危険な能力で、グレゴリの接続に近いリスクを秘めている。
この手のスキルが多いのはヌコォの初期限定特典がとある能力に特化しているからだったり。
❺ミスティデコイ・フリーキー
反船で習得したミスティデコイの派生スキル。近しい物で言えば空蝉の術。霧による幻影でデコイを作り出す。デコイは自由に動くことができる。これも魔法に近い性質を持っており、スキルの中ではかなり特殊な部類になる。ヘイトを混乱させるという点では極めて特化した能力を持っており、盾職が持てば極めて有能なスキル。
❻フォースドピレッジ
盗んだものを“自分以外”に押し付けることができるスキル。敵のバフを引っぺがして味方に付与することも、味方のデバフを敵に押し付けることもできてしまうかなりのチートスキル。ただし燃費の悪さと、ランク差により成功率が大幅に変化しやすいという弱点もある。
或いは、ユリンから重さを奪って飛行時間を大幅に延長し、その重量分を討伐対象に押し付けることで動きを鈍らせて倒す、なんてことも可能。
応用性の度合いが通常のスキルに対してあまりにも高いスキル。地味に現象に対しての干渉を可能としているスキルだが、当然それ相応のリスクを裏に抱えている。
❼ミニマムマジッククラッチ
自分とある程度ランク差のある相手が放った弱い魔法であれば制御を奪えるとんでもスキル。アグちゃんがやってみせたアレの最低劣化版みたいな物。魔法は核で制御されるが、その核を上書きすることで魔法の制御を奪っている。核の強さは魔法の複雑さ、術師の魔法能力の高さでも変わってくるのでどの魔法ならスキルが有効なのかわかりにくいというデメリットも。
❽ルードフロントアイ
No.23で登場したユニークスキル〔プレモーショナー〕の派生スキル。発動中、相手の攻撃範囲が光って表示される上に、一度見た技の場合は更に次に使用する場合はより正確な予測が可能になる。
❾ロストバランス
相手の平衡感覚を奪うスキル。正式には魔法と分類すべきだが、初期限定特典の特性によりスキル判定になっている。シンプルにして非常に厄介な能力であり、格上相手でも一瞬の隙を作れる。
➓デストイナーシャ
よく使用されている重量を奪うスキル〔グラヴィティンド〕の派生スキル。相手に直接触れる必要がないという時点でかなりのチート。ロストバランス同様正式な分類は魔法が正しい。スキル、魔法の中でも極めて異質な能力であり、何度検証してもノート達もどういう判定処理になっているのか全く分かっていない。
⓫盗人の導き
シンプルに言えばアイテム感知能力。あんまり使われてなかったが赤月の都で大活躍。壁などのオブジェクトを無視して物体の位置を判定しているのだが、スキルの強さによって判別能力とオブジェクト判断能力が全くの別物になる。
⓬ハウンドトリックショット
射撃系統のスキル。軌道及び攻撃力、クリティカル率を上昇させる。このスキルの特殊な点は他のスキルと併用しても性能の減少率がかなり低い所。
⓭フライハイステップ
曲芸師のスキルから派生した能力。跳躍時における判定及び脚力に補正。回避判定も強化してくれる何かと便利なスキル。
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【ネオン】
問題児、歩く国家指定危険物、挙動不審な爆薬庫。ネオンが割と常識人だっただけ運営は天に感謝すべき。ノートとかがネオンの初期限定特典に当たってたら大変なことになっていたでしょう()。
魔法に付与、回復と『祭り拍子』における魔法のほとんどを一手に引き受けている『祭り拍子』にはなくてはならない存在(グレゴリが回復もできるので少しはマシになったがやはりネオンの方が強力)。とある理由から付与師を物質に対しての付与に特化させた上位職業にしたが、一度習得した魔法は普通に使える。
〔スキル〕
❶ロイアプレア・ネロカース
対価を支払い祈祷による自己強化を行うスキル。威力強化やリキャストタイム短縮などを可能とするが、実は裏でとある隠しパラメータが動いているので乱発は危険なスキル
❷セイズ・プロブエリア
生贄を捧げて魔法構築にかかる時間を短縮するスキル。全体的に発動までの時間がかかり気味なネオンにとっては非常に便利なスキル。ただし此方もリスクを抱えているタイプの危険なスキルとなっている。
《魔法》
❶ダークウィスプヒーリング
単体用の回復魔法。闇属性、悪性特化の回復魔法で、聖属性の敵に放てば逆にダメージを与えることができてしまう。回復魔法は割と特殊な魔法なのでございます。そもHPに干渉してくる魔法ってどんなプロセスで回復を[削除済み]
❷ダークブレスキュア
広範囲用の回復魔法。ウィスプヒーリングをそのまま広範囲にしたような魔法だが、MP効率はそこそこ。MPを追加消費することで更に回復性能を強化可能なのでかなり便利。
❸ダークセフジェイル
ビームで放つタイプの回復魔法。MP効率が悪いが、回復と同時に対象の耐久力を強化する非常に便利な付与がセットになっている。ノーコン疑惑の高いネオンだとたまに照準をミスりそうになるが、ユリンたち側が逆に当たりに行くことで素早い回復をしている。闇属性適性の無い敵にあてると逆に遅延のデバフを与えることができる。
➍カーディナルネイル
かなり長い時間対象の攻撃力及び状態異常耐性を引き上げる強力な付与魔法。強いのだが他の魔法との重複には向かないというデメリットも。メギドとの相性抜群
❺フレキシラースコロナ
ヒュディにトドメを刺す時、ネオンがユリンに使ったバフ魔法。稲妻のエフェクトが特徴で攻撃力強化及び、次の一撃を更に大幅に強化し、破壊力とクリティカル発生率にも補正を与える。補正率もMP消費もかなり高いし、リキャストタイムも長い分ネオンがここぞという時に使う付与魔法。
❻エンチャント・フルモメント
付与魔法を待機状態にしておける。待機状態の時間制限はないが非戦闘エリアなどでリセットされる。MP消費に関しては《エンチャント・フルモメント》自体はたったの1、クールタイムも無し。その代わり、待機状態に登録するエンチャントのMP消費とクールタイムが倍に跳ね上がる。
❼カラミティハウィツァ
称号により強化された火炎系魔法を短い間に大量に発動したことにより獲得した魔法。火炎系魔法の複合弾を多段ヒットさせる極めて厄介な魔法。MP消費は半端じゃないが、まず一撃目で相手を火傷に追い込んだりして火炎耐性を削り、さらに連続でガリガリと耐性を完璧に削ってからの追い打ち多段ヒットが可能になっている。
対プレイヤーで言えば、例え一撃目で耐えても大きく装備品の耐久力を削られ、さらに怒涛の多段ヒット判定で破壊と殲滅をする。
また、全ての攻撃魔法に呪いが付加される【災厄女皇】のネオンが多段ヒット攻撃をするとそれだけ罹る『呪い』が増えてしまうということ。死ななかったとしても、何度かは耐えても、数うちゃ当たるの理論で多段ヒットを直撃すれば呪いに大幅にかかりやすい
強すぎなユニーク魔法。多段ヒットが本当にクソ。そこらのボス個体よりよほどめんどくさい
❽シヴァラクジャトルネード
ヒュディの天盤落としに対してはなった竜巻の魔法。自爆関係の魔法を考慮しなければ単純な破壊力では現環境最強クラス。破壊力と言う面でもなかなかの性能を誇る。
❾グランドハウルプロメテア
ギガスピの戦端を開いた炎のビーム。シンプルな威力ではカラミティハウィツアを上回る。この魔法をいつかプレイヤーも使えるようになるという事実。開発は大怪獣戦争でも始める気なのか。発動までの時間が短いのもこの魔法の恐ろしいポイント。
➓スピリアカーステラス
野盗戦でぶっ放した物質透過能力を持つクソビームの派生魔法。厳密には生物だけに影響を及ぼす呪いを核とした破壊魔法。物質透過という性質が兎に角チート。安全圏から一方的に対象を殺せる。なおシティを守るような結界は貫けない模様。空間そのものが隔離されてる可能性が微レ存。
チャージ時間が3分とやはり長め。
⓫リヴァインパームフロスト
上位アラクネ・ラミア相手に放った超広域凍結魔法。ダメージを与えるよりはフィールド変異、足止めに特化したネオンの魔法の中ではダメージ控えめ(当社比)の魔法。発動までに少し時間がかかるのが少しだけ難点か。リキャストタイムも長め。
⓬ブラックケラウノス
ケラウノスはギリシャの最高神、雷の神ゼウスが使う武器、雷霆を指し示す。発動までの時間が長いが、範囲内にいる敵をターゲティングして黒の稲妻を降らせる魔法、常にフレンドリーファイアに危険と隣り合わせのネオンの魔法の中ではかなり便利な魔法である。
⓭ブラストエクスプロード
No,48で放った《ウィンドエクスプロード》の派生魔法。魔法自体と言うよりは発生以降に生ずる風に於ける物理的エネルギーがヤバい。普通のプレイヤーなら容赦なく吹っ飛ぶ威力がある。ヌコォの計測によると時速最大瞬間風速90m/sに達する風を巻き起こす。自動車でも吹き飛ぶ威力なので人は当然ぶっ飛ぶ。これを利用した緊急脱出も可能。対人に於いては屈指の害悪魔法となる可能性を秘めている。
水晶洞窟の崩落の原因となった魔法だったりする。
⓮ディストメントクロス
対象に闇の衣を纏わせ防御力と隠蔽効果を与える魔法。防御力の上がり幅が凄まじいが逆にこの魔法の影響下にある間は対象のHPが減っていくので使い所は難しい。何度も何度も何度も練習してようやく実用レベルに漕ぎ着けたネオンの努力の結晶の様な魔法。
⓯バーサクムーンタッチ・クリムゾン
赤月の都にてカオナシと対話を行った後に何故か習得した魔法。厳密には習得と言うよりNo.53の《バーサクスピリッツ》の派生である《ヒューリバーサクスピリッツ》からの特殊派生の魔法。ネオンと対象者のSAN値を減らし発動する危険な魔法で【発狂】や【激怒】の状態異常を発症する可能性が高くなるが、全能力を強化することができる強力なバフ。
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【スピリタス】
「ガチファイトじゃなくて、頼むからゲームしてよね」
そうユリンに言われ続けて最近ようやくスキルを使う癖がついてきたガチ蛮族(元お嬢様)。それでも相変わらずスキルを使う頻度が少ない。
悪鬼クラスの身体強度を前提としてるスキルの習得が多く、他人になかなか伝授しにくいスキルばかりなのが特徴(本来ファイター系は伝授しやすいスキルが多いはずの職業)。
〔スキル〕
❶ 戦覇真拳勝負
「——————つまらん。やつを戦場に出したら、一方的に勝つに決まっている」
というのは冗談だがスキル設計者の正気を疑う性能を持つオリジナルスキルなのは確か。というかオリジナルスキルって大体そういうスキル。
最近オーストラリア、ドイツでそれぞれ同タイミングでオリジナルスキルが発見されており攻略勢を大いに混乱させている。他にも持ってるやつがいるが黙秘している奴しかいない。
戦覇真拳勝負は対象の魔法やスキル、武装を封印し、格闘戦を強いるという異常な能力を持っており、スキルとも魔法とも正式には分類し難い性能となっている。
最近ノートとヌコォは考察を重ね、トン2達のオリジナルスキルと同様に誓約を基にしたスキル何ではないかと疑っている。
❷金剛頑強・滝羽
ユニーククエスト:修羅道悪鬼喧嘩祭りのクリア評価S報酬のユニークスキル〔金剛頑強〕の派生スキル。体を硬化させるというシンプルかつ強力なスキルで、他人への伝授はほぼ不可能な『秘儀』に分類されるタイプのスキル。少なくとも種族:人間にはほぼ習得不可能。とある隠しパラメータが習得条件に深く関わってくる。
❸修羅の悪路
ユニーククエスト:修羅道悪鬼喧嘩祭りのクリア評価S報酬、ユニークスキル〔修羅の道〕。自分より強者に対し一定時間戦闘を続行しなおかつ『喧嘩師』の職業である場合、それまでに敵から受けた攻撃分だけ、自分が徒手空拳で与えた蓄積ダメージ分だけ、徒手空拳の攻撃力を激増させるニッチなスキルの悪派生スキル。
実は継続発動型のスキルなので極めて優秀。役回りの都合上ダメージを受けやすいのでスピリタスにはうってつけのスキル。因みに伝授難度はアホほど高く、他人に教えるのはほぼ不可能。
❹覇道阿修羅憑き
ユニーククエスト:修羅道悪鬼喧嘩祭りのクリア評価S報酬のユニークスキル。一時的に自分を三人分に増加させるというオリジナルスキルに迫る凶悪なスキル。その分被ダメなども三倍化する危険なスキル。スキル相乗に於けるデメリットを激減させる効果もある。被ダメが三倍に跳ね上がるというデメリットで他二つよりは起用度は低いが熟練値稼ぎの為に雑魚刈りでよく使っている。というより雑魚相手にめっぽう強い。
『秘儀』系統のスキルだが、邪仙系の種族でも習得可能なのでトン2はスピリタスから教えてもらい習得した。
因みに般若阿修羅はこの上位互換のようなスキルを習得しており、元々阿修羅形態なのに更にそれが増加するので気味の悪いムーブで攻撃が可能。
あと『覇道』の名のついたスキルは『覇道』シリーズでまとめられており軒並みピーキーな性能となっている。
❺大馬揆金通致
木刀を使う時によく使用する魔法。耐久力に特化した武器の攻撃力と硬度を強化することができる。ガントレットにも当然適応される。シンプルで癖がなく、スピリタスが敵の攻撃を受け止める際などは必須レベルのスキルとなる。
❻極拳・鏡華流躍
現環境素手系統のパリィに於いて最強クラスのパリィ性能を持つスキル。厳密には弾くというより流すと言った方が正しい。使い手の格闘スキルが高いほど受け流し能力は強化される。因みに銃の性能実験でスピリタスはこのスキルで銃弾を普通にパリィして鎌鼬をドン引きさせたが、GBHWで名を残すような近接狂いだとこれぐらい普通にやる。
習得するにはイカレ称号:極点拳闘(反船にて習得。AI直々に格闘に於ける人間の極点にいると判断された者に与えられる特殊称号)レベルの称号を持っていることが前提となってくるので習得難易度はお察し。
極拳シリーズの一つであり、他のスキルもかなり強力。強力だが全てにおいて使い手に対し非常に高いプレイヤースキルを求めてくる。
❼鬼覇咆壊
ユニークスキル 〔修羅の道〕の熟練値が一定値を突破し、対集団を相手に長時間の戦闘を経験したことにより得たユニークスキル。“声”をトリガーとして周囲に純“物理属性”の衝撃波を放つ。ユニークスキル〔修羅の道〕をトリガーとしているので、攻撃力は『筋力』パラメータ依存で、対抗するパラメータも勿論『物耐』パラメータ。
飛び道具+全範囲攻撃+ノックバック+スタンという属性を兼ね備えたスピリタスに持たせちゃいけない系のユニークスキル。
厳密には魔法に近いスキル。習得には悪鬼クラスの身体強度が前提となるので人間での習得はほぼ絶望的。発動方法が非常に楽で、尚且つ手や足を使わないという点でファイタータイプにとってはなかなかに優秀。
❽鬼気纏戟・憤激
一度の蹴りや拳で数体の敵を纏めて屠り続けたことが習得トリガーとなっているユニークスキル。見た目が某超有名格闘ゲームの主人公的キャラの攻撃によく似ている、というより元ネタが正にソレ。拳や脚に赤い燃えるようなオーラを纏わせ攻撃することでそのリーチを大幅に拡張。特定のモーションで一直線にオーラの塊を“波動”として飛ばす。反船にて習得したユニークスキルの派生。効果自体は変化してないが性能は大幅に強化されている。
集団戦に於いては滅法強いがヘイト集中率も高いという難点も。そろそろ気を集めてビームにして放ち始めそう。みんな~オラに金(社会の力)を分けてくれ~!!
❾極拳・波濤威獅穿チ
ケイラク系の情報が公開されてからなんとかスピリタスも同系統のスキルが習得できないかノートとヌコォ主導で実験を繰り返した結果習得したスキル。ケイラクは点による破壊だが、波濤威獅穿チは掌底の衝撃を内部で爆発させて内部破壊を起こす極めて恐ろしい攻撃。失敗すると衝撃が自分に返ってくるという危険性を秘めているがスピリタスは今のところほぼ100%で成功させている。
人形兵器戦でこのスキルを習得していたらもっと楽に倒せてたはず。
❾極拳・旋刀斬馬脚
拳だが実際は蹴り技。チャージした蹴りをクリティカルで当てることで蹴りに斬撃判定を発生させるノート達研究組大困惑の技。スキルってなんなんだ…………?
そもそも極拳シリーズは単体で全部ユニークスキルに匹敵する異常な性能を持つ技が多い。
このスキルはスキルを使用しない蹴りで敵に出血ダメージ(実際は血は出ないが部位破壊などで達成するスリップダメージ判定がソレ)を幾度となく出させたことがあって初めて習得フラグが立つ。
➓極拳・轟帝雷脚
言ってしまえばあり得ない威力を持つ踵落としなのだが、敵に当てる以外に地面に思いきり発動させることで周囲の敵をスタンさせることを可能とする能力が有る。また、土の中に潜伏しているような敵にも大ダメージを与えることが可能。
習得条件がかなりめんどくさいし、隠しパラメータの条件がかなりシビア。ヌコォから重量を付加されることで更に威力を増すことができ、最大威力で金属の板すら修理不可能なレベルで歪ませた。まだランク20なのにスピリタスはどうなってしまうのか。
因みに『祭り拍子』には極点系称号を取得してる化物がもう一匹…………
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༼;´༎ຶ ༎ຶ༽いや違くて、レビュー頂いたからゲリラしなきゃなぁって思ってたんですけど5章はまだ早いから前々から明確化してなかったスキルや魔法についてまとめた方がいいかなって思ったらこの有り様よ
(´・ω・`)検索:ザガーン様




