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第二話 悲劇の開幕戦

カクドーの攻撃は少しずつだが落ちてきていた。


人数がどんどん減っているからである。


松岡断層はエイリアンの返り血を大量に浴びていた。


「貴様、もうこれ以上は勘弁ならねー!」


松岡はエイリアン達が強化剤を投与したことを知った。


「パワーアップと言うやつか。バカな奴らだな。」


「黙れ!人間からアースクェイクモンスターと呼ばれている者よ。息の根は俺達がとめてやる。」


松岡は剣を投げ捨てた。


「和平を結ぼうじゃないか。」


「和平だと?ふざけるな!」


松岡の行動にはある作戦があった。


「これ以上の争いは死者を出すだけだ。」


「偽善者だなお前も。俺達を逃がしてくれるというのか。」


「ああ。しかし、今の和平は無意味だ。」


松岡は八卦の印の名を8つとなえた。


「何だこれは!」


「必殺!土岌狭絶遁葉(アスペリオンクラッシュ)!」


持ち上げられた大地と同じ大きさの大地が天高いところにあった。


「まさか・・・」


「その通りだよ。カクドー。これがお前等の最期だ。


確かに人間から俺達はアースクェイクモンスターと呼ばれている。


だが、そんなことを言われても俺達は気にしない。


混沌と秩序を持つ地球を守るためなら残酷な仕打ちがあっても


俺は決して悪くはないと思う。それが非常識な手段だとしても、


侵略する貴様等を殺すために俺達は生きていなければならないっ!」


松岡の眼は地球と心を通わしている者の目をしていた。


「あの目は・・・」


「てめぇらを潰してこの星を守る。それがもし成し遂げられなかったら俺達もこの地球上にいる者たちと共に死ぬ覚悟はできている。」


突然、天高いところにあった大地が落下してカクドー達のいる大地に直下型落下して爆発した。


「ぎゃぁー!」


そこらじゅうに大地の破片とカクドーの肉片や血が飛び散った。

次回 第三話 集結の時、新たに迫るエイリアン。お楽しみに!

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