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赤と部活休み

今日の部活は休み、だからヒノリとツバサと女3人で遊んでる、カイとか待ってても良いんだけど、たまには女だけで遊びたいよね。

でもこの3人でいると目立つんだよね、ツバサはうるさいし、ヒノリは胸が大きいし、アタシは髪の毛派手だし、かなりの色物グループだと思うんだよね。

とりあえず女の子集まればプリクラでしょ、アタシ達も例外じゃない、最近は女の子だけしか入れない所とかもあってビックリ、覗く男がいるんだって。

「チカチカ、ヒノノ、コレで良いでしょ?」

「アタシは良いよ」

ヒノリは無言で頷いた、ツバサはアタシとヒノリの腕を掴んで入って行った、ツバサは無駄にテンション高いよね。

「ホラホラ、撮るよ」




その後はウインドウショッピングというか、街をブラブラというか、とりあえず街を歩いてる、特に何を買うでもなく、何をするでもなくツバサに振り回されてる、これはこれで楽しいんだけどね。

3人で歩いてると男の人3人に声をかけられた、もしかしてコレってナンパ?いや、もしかしなくてもナンパだよね。

「ねぇねぇ、君達暇?暇だよね?」

ほらナンパだ、制服着てるから高校生だね、制服を見る限り近くの高校だ。

「ツバサ、どうする?烏丸君とかはまだまだ時間あるよね?」

「そうだね。五百蔵君はまだまだ大丈夫だよね、ヒノノ?」

「四色君が許せば大丈夫だと思うよ」

「烏丸?四色?五百蔵?」

「おい、ヤバいぞ、コイツら四色とかの彼女じゃねぇの?」

「ホントだ!ゴメンね、俺達用事思い出した、バイバイ!」

最近はナンパ対抗術も身に付けた、カイ達の名前を出せば大体が怖がって逃げていく、色々暴れててくれてるからね、持つべきモノは喧嘩が強い彼氏だね、ゴメンねカイ、番犬扱いしちゃって。




皆で騒いでたら時間がかなり経ってた、このまま帰っても良いんだけどせっかくだから夜も食べちゃおう、って事になって只今ファミレスにて。

女の子をファミレスに入れたら耐久レースだよ、どれだけドリンクバーで居座れるか、頑張れアタシ達。

「今頃カイとか何してるのかな?」

「コガネの家にいるんじゃない」

「コガネんの家は溜り場だからね」

一人暮らしだからカイとかは自分の部屋のように使ってる、この前アタシとツバサで入ろうとしたのに断固拒否された、何でアタシ達はダメなんだろう。

「ヒノリは何回もコガネの家に泊まった事あるんだよね?」

「週に一回は泊まってる」

「コガネんに変な事されてない?」

「大丈夫、キスも出来ないから」

シャイで奥手なんだね、最初の方なんてアタシが肩叩いただけで慌ててたもん、今でも普通の女の子と話すのは苦手だし。

「コガネんと一緒に寝てるの?」

「いや、いつも床で寝ちゃうから私も床で添い寝してる」

「ヒノリ大胆、ヒノリってかなりコガネに仕掛けてるよね」

「コガネとだと待ってたら何もしてくれないんだもん、私から全部仕掛けないとね。でもキスだけはコガネからって決めてるんだ」

コガネに出来るのかな、手を繋ぐのでやっとのコガネがキスなんて、そう思うとカイって大胆なんだよね、全部勢い任せなところもあるけど。

「ツバサのキスはコテツからだよね?」

「そうだよ、クリスマスの帰りにされちゃった」

「アタシは………」

クリスマスは思い出したくない、過去最悪のクリスマスだったよ、あれ以来お酒は飲まないって心に決めたもんね。

「ヒノノはクリスマスどうだった?」

「2泊3日した」

「「嘘!?」」

2泊3日も泊まって何も無いの?逆に凄すぎる、しかも泊まる時点で凄いよ、親もよく了承したよね、男の家に泊まって何も無いことを想像出来る親がいたんだ。

「コガネんの家で2泊3日で何したの?」

「話すくらいだね、手を繋ぎながら寄り添って」

「ロマンチックだな、カイだったら襲われてるよ」

「お兄ちゃんチカチカは襲うの!?」

「それはねぇ」

「僕の事は襲ってくれないのに」

当たり前だよ、ツバサはカイの妹だもん、そこら辺の理性は残っててもらわないとアタシが困る、それにツバサはカイに襲われる事を望んでるんだ、さすがアオミさんの妹。

「チカチカは良いよね、お兄ちゃんとキス出来て」

「ツバサ、もしかしてカイとキスするつもりだったの?」

「当たり前じゃん、ヒノノはお兄ちゃんとキスしないの?」

ヒノリも絶句、ツバサの価値観の酷さに言葉も出ないよ、カイってとっても辛い環境にいるんだね、少し同情するよ。

「ツバサ、アタシもヒノリも兄貴はいるけど、親友以下の付き合いだから」

「おかしいよ、お姉ちゃんなんか『いつか犯す』とか言ってるよ」

「カイのお姉さんがおかしいの」

アタシのカイが奪われてく、妹萌えのオタクよりも危険な姉妹だよ、カイは多分常識を知ってるから大丈夫だと思うけど、いつか一線踏み越えそう。

「コテツが悲しむぞ」

「コテツは心が広いから大丈夫、……かな?」

「アタシ達に聞かれても困るよ、そもそもツバサはコテツの事好きなの?」

「好きだよ!コテツは優しいし、僕の事絶対に守ってくれるし、なにより一緒にいて楽しい、僕はコテツの事が大好きなんだよ」

コテツは何でツバサの事が好きなんだろう、一目惚れとか言ってたけどあんまり聞いた事ないよな、ツバサのコテツが好きな理由も今初めて聞いたし。

「それに皆僕がコテツを好きになった理由はコテツが僕を助けてくれた事だと思ってると思うけど違うよ。本当はその後、家で安静にしてた僕の家に来てくれたんだ、自分も身体中痛いのに汗びっしょりになりながら『怪我人を一人にせえへん、わいが面倒見たる』だって、その時にコテツなら僕の事を本当に守ってくれると思ったんだ」

少しコテツの事カッコイイって思っちゃった、アタシもコテツの怪我見たから分かるけど、とても人に気を使ってられるような傷じゃなかった、山の中から人一人おぶって来ただけでも奇跡だって言われたくらいだもん。

「コテツってカッコイイでしょ?」

「アタシ見直したよ」

「コテツの悪いところが良い感じに出たんだね」

「「悪いところ?」」

「コテツって目的のタメなら手段を選ばないところがあるでしょ?この前の写真の件といい、私達に近寄って来た時、でもその時ばかりは良い感じにそれがでたのかなって」

確かに、どんな手を使っても物事を達成させるところがあるもんね、いつも利用されてるのはアタシ達なんだけどね。



カイもアタシがいなくなったら助けてくれるよね、アタシ何処でも待ってるから、カイとどんな事になってもカイの事待ってる、アタシにとってカイは最初で最後の人だから。

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