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作品内世界の出来事・その1

『第二次朝鮮戦争』

本編の5年ほど前に勃発した北朝鮮と韓国による戦争の一般的な名称である。

そもそもの事の発端は韓国国内で発生したある爆弾テロ事件にある

実はそのテロ事件により当時の韓国の副大統領が死亡する実態が発生し韓国政府はこれを副大統領の暗殺を狙ったテロとしそれを首謀したのが隣国の北朝鮮だと断言した

北朝鮮政府側はこれを事実無根とし韓国政府による陰謀だと反論した、両国の政府官僚によるテロ事件に関する会談も行なわれたが、ともにお互いの主張を頑なに変えないまま、会談は平行線のままに終了した・・・

両国関係は悪化の一途たどり、そして事件から5週間後・・・

突如、韓国軍の大部隊が軍事境界線を越えて北朝鮮側に進攻を開始した

北朝鮮軍側も決死の防戦を展開し、緒戦では韓国軍に少なからずの損害を与え一時的に南側の境界線付近まで部隊を押し戻す事に成功した

だが、兵力を除けば兵器の質や兵の練度、さらに制空権・制海権の掌握等においても韓国軍の方が圧倒的に優勢だった事もあり、進攻開始からわずか三日足らずで北朝鮮の首都・平壌ピョンヤンを制圧・占領した

その後も韓国軍は快進撃を続け、3週間後には山岳地域等の一部地域を除きほぼ全土の制圧に成功した。

さらに「核兵器」の捜索も行われ、20発の核搭載弾道ミサイルの発見・確保に成功したが・・・、核兵器関連施設で見つかった資料等によると、北朝鮮が保有する核兵器の数は30、つまりあと10の核兵器がまだ発見されておらずその行方も不明のままである。

軍事作戦が成功すると韓国政府は南北統一の準備を進め始めたが、ここである国が異議を言い始めた・・・

中国が韓国政府の早急な南北統一は国家や国民の主権を著しく侵害し国境接する自国にも混乱きたすとして正式な抗議声明を発表した、さらに中国は北朝鮮領内に駐留する韓国軍部隊の撤退を求めてきた

韓国政府も激しく反論したいところだが、過去の朝鮮戦争時の中国の派兵により悲惨な目に遭った苦い経験もある故に中国を下手に刺激して軍事介入の口実を作られたらたまったものではないと言う思いもあった

結果、韓国政府は中国側の要求をある程度受け入れ、南北統一は当面の間見送り北朝鮮の暫定統治を目的した「北朝鮮暫定統治機構(NKTGM)」を組織した

韓国軍部隊も全体の9割ほどを本国に帰還し残りの部隊は主に首都周辺での治安維持活動や旧軍事境界線等での警備活動に従事、そして全体の治安維持等は韓国政府が民間軍事会社や警備会社等に委託する事で懸念されていた治安維持の問題は解決された

PMC等が政府から請け負う主な任務は、1「国内の治安維持」2「旧北朝鮮軍残党部隊等の抵抗勢力の掃討や武装解除」3「中朝国境地帯の国境警備」4「残りの核兵器の捜索・確保」・・・この4つが主たる主要任務である

これらの活動でPMCは目覚ましい活躍をしPMC全体の評価・信用拡大に繋がった

これが後のPMCのさらなる発展のきっかけなる出来事となった・・・


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