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【第十四話】

明けましておめでとうございます。

Good bye 2010

Welcome 2011

   \(^0^)/


というわけでゆっくりしていって下さい。



ショウ:

はぁ…

もう朝か~


結局昨日のモヤモヤが晴らされることなく不快な気分でキッチンへ向かう。

ほとんど寝ていない。


ショウ:

おはよう。


母:

おはよー。


キッチンには妹、母がいた。

父は朝早くに出ると言うことを聞いている。

一人足りない。


ショウ:

芳佳は?

今日一緒に学校に行く予定だったはず。


母:

気分が悪いから休みます。

だってさ。


ショウ:

そっか。

なら仕方ないな。


母:

私から先生に連絡いれるわね。


ショウ:

頼みます。


芳佳は休み。

なら僕はちょっと調べてみようと思う。

芳佳の事について。

このモヤモヤを払うすべはコレしかないと思う。

しかし、芳佳のプライバシーに触れたらどうする?


……………うーん。


その時は素直に謝るしかない。

もし最悪な結果を聞いたとしても僕はこれまで通りに接していけるだろう。

いや、接していける。

僕は覚悟を決め学校へと歩き出した。





《昼休み》

僕は七組の友人の元へ向かう。

富士 最澄ふじもりすみ

クラス委員長兼書記長。

クラスにも慕われ、芳佳の事を聞くには持って来いの人物だ。


ショウ:

やあ。


モリスミ:

やぁ。

二週間ぶりだね。

どうしたんだい?

なにか真剣な顔をしているけれど。

僕に質問かな?


ショウ:

そうなんだよ。

今日はこのクラスにいる子の質問なんだ。


モリスミ:

ほう。

君が人に関する質問なんて珍しいね。

まぁそれはさて置き、内容を聞こうか。


ショウ:

坂本芳佳についてなんだけど…


モリスミ:

彼女か…

まぁ答えよう。

彼女はこの学年にいることはいる。

そして彼女はあまり顔を見せない。


ショウ:

どうして?


モリスミ:

なぜ来ないのか分からない。

そして

¨誰も近づかない¨

と言ったらいいのか、

いや違うな。

¨自分から塞ぎ込んで周りが近づけない¨

と言った方が適当だな。

そのせいでこのクラスに友達がいないと言っても過言ではないと思う。


ショウ:

そっか…

ありがとう。


僕は逃げ出すように七組を後にした。

いや。

逃げたしたかったんだ。これ以上話を聞いているとどうにかなりそうだ。

だけど今日芳佳が学校に来ない理由が分かった。

明日からは連れてくる!!

そう決心した。


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