【第十三話】
十三話投稿いたします。
そして第十二話の間違いを訂正したいと思います。
真里沙は12歳の小3ではなくて9歳の小3です。
ルークさんありがとうございます。
ではごゆっくりとどうぞ。
昼飯後、僕は芳佳を芳佳の部屋に案内する。
窓は2つで、机とベッド、そしてマット。
必要最低限の家具しかない。
今は殺風景。
次第に増えていくだろう。
すると芳佳はベッドに腰掛け、
ヨシカ:
はぁ~
おいしかったーっ!!
満足そうな顔を見るとこちらも気分が良くなってくる。
そんなことを考えていると、
ヨシカ:
彰の家のご飯っていつもあんなに豪華なの?
ショウ:
いや…
あんな豪華なご飯は初めてだよ。
高校に受かった時も豪華だったけどそれ以上だよ。
正直食べきれなかった。
芳佳もいっぱいいっぱいだったように見えた。
ショウ:
高校と言えば芳佳も僕と同じ高校なんだよね?
ヨシカ:
そうなの?
ってなんで私の行ってる学校を知ってるの?
もしかして私のストーカー?
顔が笑っている。
冗談のつもりだろう。
ここはこの冗談に乗るべきだろう。
ショウ:
そうだよ。
君を助けたのも君をつけてたからなんだよ。
こんな冗談はさておき、
本題に入ろうか。
ショウ:
本当は事故の時着ていた服から判断したのさ。
ヨシカ:
あぁなるほどね。
そりゃ分かりやすいわよね。
私たちの学校の制服は周りの学校に比べて目立つものね。
ショウ:
そうだよね。
時々制服で町を歩くのが恥ずかしかったり…
ヨシカ:
そうよね。
そうだ!!
何年生なの?
私は2年生なんだけど。
ショウ:
僕もだよ。
ちなみに1組だよ。
ヨシカ:
私は7組。
同い年だったんだね。
てっきり1つ上なんだと思ってた。
ショウ:
そうなんだ…
なぜかショック。
ヨシカ:
ごめんごめん。
???:
芳佳ちゃ~ん。
ヨシカ:
はい!
なんでしょう?
母:
一緒に晩ご飯の買い物に行きましょう?
ヨシカ:
OKですよ!
母:
やった~!!
女の子と買い物に行くのが夢だったのよ!
ショウ:
妹がいるだろ!!
母:
あの子は昔から面倒くさがって来ないのよ。
さぁ芳佳ちゃん早く行きましょ!!
行ってきまーす!!
お母さんは芳佳の手を強引に引っ張りまるで突風のように走っていった。
しかし1つ疑問が残った。
僕は学校では結構顔が広く友達がかなりいるが芳佳の話を聞いたことがない。
どういうことだろう。
御意見、御感想お待ちしています。