鉄人Q
江戸川乱歩さんの鉄人 Qとはの関係もない作品になってしまいました。使えばうまくいくのかまだ分かっていません。これからも頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
タイトルは、江戸川乱歩さんの少年探偵しリースの中の一作です。小学2年生の頃に拝読いたしました。このタイトルからお話を始めさせて頂きたいと思います。
「本日より我が社に配属された、期待の新入社員を紹介する。……鉄人Q君だ!」
部長の威勢のいい声とともに会議室の扉が開き、ズシン、ズシンと地響きを立てて入ってきたのは、全身が鈍色に光る超重量級のロボットだった。無骨な鉄の塊。頭部には「Q」と書かれた昭和の看板みたいな文字が誇らしげに刻まれている。
「Qです。ヨロシク・オネガイ・シマス」
合成音声で挨拶したQに、部署の面々はざわついた。国家の極秘プロジェクトで開発された超高性能ロボットが、なぜか我が営業部で働くことになったらしい。
「彼にはわが社の業務効率化を担ってもらう! なんと言っても人工知能の最先端だからな!」
部長は胸を張ったが、仕事が始まってわずか30分で、全員が察した。
Qは、ポンコツだった。
「Q君、この書類をコピーしてくれ」と頼めば、Qは力強く「ガッテン・承知!」と叫び、目から放たれた高熱レーザーで書類ごとコピー機を跡形もなく溶かした。
「Q君、取引先にお詫びの電話を!」と指示すれば、電話線に直接ケーブルをつなぎ、超重低音の合成音声で「ヘイ・社・マジ・スマン」と送電し、相手企業の受話器を爆破させた。
「だめだ……このままじゃ会社が物理的に破壊される!」
頭を抱える同僚たち。だが、一番の事件は、大口の取引先である「鬼頭社長」が激怒してオフィスに乗り込んできた時に起きた。
「おい! さっきウチの受話器を爆破したのはどこのどいつだ!!」
怒髪天を突く勢いの鬼頭社長。彼は業界でも有名な頑固オヤジで、一度機嫌を損ねたら絶対に契約を切られる。部長は青ざめ、全員がガタガタと震え上がった。
その時、Qがズシンと一歩前へ出た。
「ワタシガ・ヤリマシタ」
「貴様か! 鉄くずが! 俺を誰だと思っているんだ! 謝って済むと思うなよ!」
胸ぐらを掴まんばかりに詰め寄る鬼頭社長。しかしQは動じない。
「イカリノ・エナジー・ヲ・検知。沈静化・プログラム・起動」
Qの胸の装甲がカチャリと開き、中から巨大なアームが伸びてきた。
全員が息をのんだ。「やばい! 鬼頭社長を物理的に撃滅する気だ!」
だが、アームの先に握られていたのは、一本の「超高級うな重」だった。
「???」
呆気にとられる鬼頭社長の鼻先に、Qはうな重を突きつけ、背中のスピーカーから「徹夜で仕込んだ特製タレの香り」を爆音のファンで吹き付けた。オフィス中に広がる香ばしい匂い。
さらにQの腹部の液晶画面に、鬼頭社長が最近ハマっているという「猫のハプニング動画」が1080pの高画質で再生され始めた。
「ナデナデ・シテクレ・ニャー」という可愛いBGMとともに、うな重の香りが鬼頭社長を襲う。
「……っ!?」
鬼頭社長の顔が歪む。怒りたい、だがうな重が旨そうすぎる。そして画面のマンチカンが転ぶ姿がかわいすぎる。
「ぬ、ぬうううう……っ!」
葛藤する鬼頭社長の耳元で、Qは完璧なタイミングで重厚な低音ボイスを囁いた。
「ゴハンの・アト・ニ・肩モミ・5万回・サービス・シマス」
「……契約更新で手を打とう」
鬼頭社長はうな重を奪うように受け取り、猫動画を見ながら笑顔で社 chopped(去って)行った。
こうして、会社は救われた。
Qの能力は「業務の効率化」ではなく、「圧倒的暴力(うな重+猫+肩モミ)による顧客の懐柔」だったのだ。
今日も営業部では、ズシンズシンという重音とともにQがうなぎを焼いている。
【了】
お読みになっていただきまして誠にありがとうございましたこの作品は AI に頼りきりね。ストーリーをお楽しみいただけましたなら幸いです。




