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エーテルコード:サイドストーリー  作者: エトコッコ


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21/21

「再会」

サイドストーリー「推し」、「同盟」の続きとなっています。


怜との約束を果たすため、閃はニャンダルショップに来ていた。


目的はもちろん「もふもふ村×もちのすけコラボ」のグッズ。


全12種類のうち、閃がゲットできたのは6種類。


半分だが、かなり健闘していると言える。


しかし、1番欲しかったグッズは手に入っていなかった。


(むむむ……どうしようかな)


閃が考えていると、後ろから声を掛けられた。


「あ、あのぅ……」


「ん?」


振り返ると、歳上のメガネをかけた女性が立っていた。


「あ!お姉さん!久しぶり!」


彼女は、かつて閃が助けた女性だった。


「あっ……!覚えててくれたんだ」


女性は嬉しそうに微笑む。


「いつかまた会えたら、ちゃんとお礼したいと思ってて……あの時は、本当にありがとう」


そう言って、女性は丁寧にお辞儀をした。


「いいってそんなの!人命救助なんて当たり前だし」


閃は笑顔で答えた。


(あの頃より、さらにたくましくなってるなぁ)


女性が閃に助けられたのは、約2年前の出来事だった。


「ところで——」


閃が女性に聞く。


「やっぱお姉さんも、もちのすけコラボがお目当て?」


「あ!わ、私ハルカって言うの!うん!そうだよ」


ハルカは少し慌てながら答えた。


「そっか。ハルカさんはゲットできた?」


「私は……一応コンプできたよ」


「えぇ!?すっご!!どうやって……」


閃は目を丸くする。


「え、えぇ〜と……」


ハルカは言葉を濁した。


仕事柄、“特別な入手ルート”があったからだ。


「知り合いのツテで……」


ハルカは苦し紛れに答えた。


「なるほどぉ」


閃は納得したように頷いた。


その様子を見て、ハルカはふとひらめいた。


「ね、ねぇ!もしよかったら、ほしいグッズあげるよ」


「えぇ!?嬉しいけど、それはさすがに悪いよ」


閃はさすがに遠慮した。


「いーのいーの!どれがいい?」


「本当にいいの?じゃあコレ……」


閃が指差したのは、どうしても手に入らなかった目当てのグッズだった。


「もちろんいいよ!あげるっ!」


ハルカは笑顔で、それを閃に渡した。


「ハルカさん、ありがとう!!」


閃は何度も頭を下げた。


「今度お礼がしたいな」


「お礼だなんて……!」


そんなやり取りをしつつ、2人は連絡先を交換し、その場で別れた。



帰りの電車の中。


(わぁ……まさか彼と再会した上に、連絡先まで交換しちゃうなんて……)


ハルカは天にも昇るような気分だった。


(で、でもさすがに連絡は控えた方がいいよね……)


そう思っていると——


閃からメッセージが届いた。


『ハルカさん、今日は本当にありがとう。ニャンダルコードも交換して、今度一緒に遊ぼうね☆』


(い、いかん……破壊力が……)


ハルカは頭がクラクラしていた。

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