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ダークマター=サブスクリプション㊳

 「ほう・・・・・・」

とクォーダ。

「へぇ・・・・・・」

と、如月。煙を吸いながら真上を見上げる2人の知らない魔法が解き放たれた。威力の程は、属性は、消費マジックポイントは―そんなことを考える暇も、悩む隙もなかった。それ所ではなかった。冗談ではない。一瞬で結界を飲み込み、一直線である。

「あのバカ共が!」

「やっべぇ・・・」

2本の煙草が同時に宙へ放り投げられた。そして、大爆発。周辺一帯が煙に飲まれてしまった。


 「如月よ、生きてるか。」

「ああ。尻は痛いけどな。」

「違ぇねぇ・・・」

クォーダ、如月ともに攻撃特化の戦士ではない。防御用の特技もしかと身につけていた。大剣を盾に闘気の防御壁を立てたクォーダ、左手で法力を用いたシールドを出現させた如月。攻撃一辺倒ではない攻守の平衡感覚もまた、強者の条件といえよう。加えて補足するならば、両者の特技は決して低いレベルではないということ。最高峰とは言えないまでも、魔界においても十分に通用する防御性能だった。そんなクォーダの盾は亀裂だらけの崩壊寸前、如月のマジックシールドに関しては許容ダメージ量を超えて消滅してしまった。如月、クォーダ共にダメージはない、HPに影響はなかったが、心臓が・・・びっくらこいた。


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