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この星に刻む。あるカラスの物語に憧れて

いつも誤字脱字のご指摘をありがとうございます。その感謝回でも誤字脱字するアホをどうかお許しを……


今回キリがいいところまでと思いポチポチしたら長くなってしまいました。いつもの倍くらいあります。

 物理学的に重力と時間には密接な関係があるという。


 そんな難しい話はどうであれ、無学な屏風(これ)にも重力と時間について疑問に思える事はある。


 例えば時間が止まっている世界で重力とはどうなっているのか? 時間が止まっているなら重力だって掛かっていないはずではないのか?


 しかし、これまで地上で行ってきた『門』での移動ではそうではなかった。重力はちゃんとあった。


 では初めてコロニーに来たときは? あのときも重力はあった。『門』が閉じて時間が戻り、そのとき初めて無重力になったはず。


 つまり『門』における重力の扱いは開いた時点が適応されるのではないだろうか。地上で使えば時間が止まっていても重力あり。宇宙なら無しだ。


 あるいは屏風(これ)に触れている世界だけ動いているからか? 出なければ止まった世界では空気さえ吸えないのだから。


 ――――今さら何を推測しても遅いのだけど。


 三メートル。動揺している間も『門』と屏風(これ)の間は離れていく。もしかしたらもっと離れているかもしれない。


 ここは宇宙。人の目で得た距離感などあてにならない。


 四メートル。無音で遠ざかるそれは屏風(これ)が生きてきた中で一番の思い出が詰まった世界。


 はあはあというヘルメットに響く呼吸の速さだけが時間の過ぎ去りを感じさせる。


 もしこのまま時間を超過したらどうなる? 今日まで危険があると確定したわけでない。もしかしたら何も起こらないかもしれない。


 けれど起こらないとも言い切れない。むしろ『門』の利便性を考えれば、ルールを破った時に便利相応の負債があるのが当然ではないか?


 一瞬にして遥か遠方に行ける道具。その一瞬を実現する理屈は何をもたらす?


 距離と時間を速度で達成したのなら、もし事故が起きた時は速いほど被害は甚大となる。それが当然。


 徒歩でコケてもだいたい痛いで済むが、大空を飛ぶ航空機で事故が起きればまず助からないように。


 火を起こして調理すれば食中毒の可能性が減る。代わりに火事や火傷のリスクを生む。


 すべては等価だ、便利なだけの事象など存在しない。


 扱いを間違えれば危険が、負債が、不幸が降りかかる。それが現実だ。


 そして疲労で注意を怠った結果がこれ。人が生きられぬ世界で油断した間抜けはほんの数メートル先の『門』ひとつ潜ることが出来ない。


 この宇宙服にガス推進なんて便利なものはない。腰にあるワイヤーフックは安全帯程度のものでワイヤーは何メートルも伸びないし、屏風覗きには無重力の中で正確に『門』へとフックを投げ込む技量もありはしない。


 うまく宇宙服に傷をつけて酸素の噴射で飛ぶか?


 無理だ。人の手で引きちぎれる代物じゃない。強引に脱ぐことは出来るかもだが、これも意味は無いだろう。どちらにせよ噴射のコントロールが出来ずに宇宙でねずみ花火になるだけだ。


 反動がいる。なんとしても。


 無重力の下で物体を動かすには反動だ。屏風覗きの体に掛かった慣性の反対方向へ向けて。ほんの少しでも運動エネルギーが上回ってくれれば。


 ――――キューブを出すためスマホっぽいものをいじった影響か、体にゆっくりとした回転がついてしまった。1回転ごとにヘルメットのバイザーに映る『門』は遠ざかっている。そう思える。


 回転のたびに見えては消える『門』。白黒映画の冒頭にあるタイムカウントのように5、4、3と死のカウントダウンをされているかのようで恐ろしい。


 しかし、かつて眺めたその古臭い映像が忘れていたひとつの事を思い出させた。


 古い映画のフィルムには汚れが付き物。その作品自体でなくとも何かしらのドキュメント映像で観たことのある方なら、それを目撃した事があるだろう。


 画像に毛埃のようなものがチラチラつく映像を。


 毛だ。獣から離れた体毛。人にも当然抜け毛はある。生活しているうえで切り離して(パージ)しまう物体がある。


 そう。パージだ。屏風覗きには切り離せるものがある。思い出した。


 後はタイミングだけ。


 普段の屏風(これ)はドン臭い間抜けだ。ちょっと遠出でもしようとなったら松にまたがり、とばり殿に大八車で運んでもらうような鈍い人間。


 けれど素人なりに今日まで戦ってきた。かすかに訪れるタイミングを読んで、わずかな勝機を手繰り寄せて。


 命を賭けて黒曜と戦った。おろちと戦った。タクヤとも、山内とも、久保地とも。その姿はきっと傍から見たらさぞ無様だったろう。


 隙を作るために自分を傷つけ、他に道具が無いから破片で突き刺し、体重任せに剣で刺し、ボロボロの体でマラソンをし、騙し討ちをした。ああ、反論の余地なく無様だとも。


 だが生き残ってきたんだ! その無様で! 生還してきたんだ!


 身を縮めて可能な限り左腕を腹に近づける。そして待つこと2回転。


 1回転でタイミングを計り、2回転目でそれを動かした。


 これが頼みの綱。たった1回だけの推進力――――飛び刀。


 スマホっぽいものを収めたケースに隠された暗器。鬼の剛力でなければまともに縮めることが出来ないほどの強力なバネを搭載した、刃物の射出装置。


 重力のある場所でも放てば腕ごと動くほどのスプリングは、暗黒に向けて鋭い刃物を、同時に反対側にいる屏風覗きの体にも推進力を与える。


 後ろ向きでの無音の移動。恐怖ばかりが脳裏を(よぎ)る。


 はっきり言って屏風覗きは運が良くない。もしかしたらタイミングを計ったようで、まったく見当違いの方向に飛んだかもしれない。


 だが、だがそれでも信じられるものはある。


 こんなどうしようもない屏風覗きだけれども。最後まで諦めず頑張りさえすれば、きっと心優しい赤しゃぐまたちが手を引いてくれるから。


 ヘルメットに邪魔をされてギリギリまで見えなかったが、屏風(これ)の体は(あやま)たず『門』を潜ってくれた。


 尻が幽世の地面にあたり、天には雲のある空。宇宙を脱したという実感と生還の喜びで猛烈な脱力感を感じる。


 ここは東の社。東西南北で表示されるから一番早くタップできるところ。普段は道にさほど妖怪()がいない住宅街なのだけど、さすが春祭りの期間はここにも出店も出まくって盛況だった。


 っと、浮かぶ浮かぶ!?


 (ケツ)が接地した弾みでボインと宙に跳ねてしまった。そしてさっき考えていた通り重力は『門』を出した側の環境が適応されるらしく、地上だというのに屏風覗きだけ無重力。


 しかも『門』が閉じない? このままだとシャレにならない高さに上がってしまう。自動防御は高所落下の怪我は防いでくれないのに!


「おっと」


 いよいよテンパってバタバタ振っていた手を白い手袋に掴まれる。そのままグイッと見かけによらぬ力で、それでいてお姫様のエスコートのように実に優雅に地上へと下ろしてもらえた。


「いやいや、本当にお疲れ様でしたビョーブ君」


 白手袋の主はもちろんゴールド氏。


 いまだ灰色のままの世界で彼女だけは青白い首元にラメの入った金色のネクタイを下げている。もうラメグリーンは止めたらしい。


「名は体を表すというだろう? やはりゴールドの名を使うなら、どこかに金色の意匠が無ければ座りが悪いというものだ」


 モゴモゴとヘルメットを脱ごうとすると完璧なタイミングで手伝ってくれる。


 有名なアニメのサル顔怪盗の、一番人気の映画にこういうトンデモ執事がいたな。彼の主人は気にも止めず歩いているだけなのに、鮮やかな手並みで飛行服から着替えさせていた。


 ヘルメットから頭が解放されてぶはっと息を吐く。いくら呼吸が出来ていても心理的な息苦しさが半端なかったよ。酸素のメモリもあと1個が赤い警告色で点滅していた。


 そうしていよいよ重力のありがたみを感じて今度こそへたり込む。プールから上がったような虚脱感。


「まずは君に心からの感謝を――――よくぞ偉業を成し遂げてくれた。これでゴールドが愛する人間たちは今少し歴史を紡ぐ事が出来るだろう」


 先ほどまでのどこか胡散臭い笑みをすっと消し、座っているこちらに合わせるように膝をついて(こうべ)を垂れてきたゴールド氏。


 彼女の細身によく似合っている黒のタイトなパンツが、舗装の甘い東町の土で汚れるのも構わずに。


「ゴールドはこの恩に最大の感謝を添えて報いよう」


 まずは手付けとして山のような金貨などいかがかな?


 その一言と共に響くフィンガースナップ。パキンという音の後には東町の道幅いっぱいの金貨の山ができていた。


 高さは両側の民家の屋根よりもさらに高い。まさに『山のような金貨』だった。


 いや、いらないし。引っ込めて。


「おや、金貨はお気に召さない? 心配せずともこれはお礼の中のひとつさ。他にも用意したものはたくさんある。なにせビョーブ君は人類と星を救ったんだからね。報酬は莫大で当然だ」


 いや、だからいらないし。何か勘違いしてるようだから一旦引っ込めて。


 悪魔の顔に困惑か浮かぶ。整えられた細い眉毛が片方、『んん?』という感じに少し曲がっていた。


「では腰を据えてお伺いしようか」


 今度はフィンガースナップも無しで椅子と机が現れる。気が付けばこちらもいつの間にか椅子に座っているのが恐ろしいところだ。


 なおこの椅子はネイルガンとレッドパージの悪霊コンビではないようだ。自分たちの事をコレクションのひとつ言っていたし、また別に自慢の呪いの家具でも用意したのだろう。


「ははっ、これはただの椅子だよ。いや、ゴールド自慢のコレクションは置いておいて」


 大げさな仕草でエア荷物を横に置くジャスチャーをした悪魔は、『こちらに興味があります』と言いたげな前のめりの姿勢で向かいの椅子から上半身を近づけてくる。間にテーブル出しません? 圧が強い。


 血のような色合いの瞳はこちらに向けられたまま。なのでこっちが後ろに身を引いて距離を取ってから話す。唾が飛んだら失礼だしね。


 まああれです。これは『知り合いに頼まれて手伝っただけ』だ。仕事でやったわけじゃない。


 せいぜい食事でも奢ってもらえる程度の心づけで十分。あんな山のような金貨など必要ない。


 リアクションは無い。続きを御所望のようだ。


 恩返しがひとつ。過去にあなたの縁者であるグレイス氏に命を助けられている。下界で捕らわれたとき彼女に助けてもらわなければ死んでいた。


 あなたはグレイス氏ではないが、彼女を助けるというのはなかなか難しそうなのでね。


 最後は自分のためだ。


 ここで瞬きひとつしていなかった悪魔が初めてパチリと一度目を瞬かせた。


 ――――知り合いに(カラス)の子がいる。


 カラスはどこかの国だと人間のために太陽まで火を貰いに行ってきた鳥で、それで焼け焦げたから黒いというお伽話がある。


 そんなお人好しに倣って、ちょっとお使いをしただけだ。


 これは伝承のカラスと同じくらい優しい友の横で、どこかの人でなしが少しでも卑屈にならずに並びたいからやっただけ。偽善と一笑に付されるような善人の真似事。


 それでも下手なりに最後まで演じなければ本当に意味がなくなってしまう。


 だから礼などいらないのだ。何かを貰ったら、それはもうただの仕事。徳が積めない。


 善行は無償でこそ徳となる。何をして徳と言うかなんて、きっとドMのお釈迦さましか分からないだろうけど。


 まあそんな恥ずかしい事はいいのだ。そもそもあんな金塊が幽世に放たれたら小判の貨幣価値が暴落するわ。経済破壊もいいところである。


「――――なるほど、それはそうだ。これは短慮だったかもしれない。名前の通りゴールドはお金にちなんだ物や仕掛けが得意分野でね。ついそちらで考えてしまう」


 昔は何かと言うと底に穴を開けた長靴をいっぱいにするまで金貨を求められたものさ。なんて悪魔ジョークを飛ばしてくる。


 穴の開いた靴は悪魔との取引で定番の仕掛けだ。


 悪魔を呼び出した人間は『この靴いっぱいの金貨をくれ』と頼み、実は靴の底に深い穴を掘っておくのである。


 相手が人外なら契約なんてクソ喰らえ。騙すほうが頭が良いみたいに考えている邪悪な人間の傲慢さがよく出ているお話だ。


「触れたものを黄金にする力を与える事も可能だよ。ああ、これはビョーブ君にはお勧めしないがね」


 食べ物も飲み物も金になってしまうから破滅するしかないってやつね。マイルドなバージョンだと別の人に食べさせてもらえばいいとか、抜け道があるお話になっているけどさ。


「もちろんそんな不正は許さなかったさ。彼は水のひと滴、パンくずひとつがどれだけ価値があるのかを思い知って死んでいったとも」


 おいおい。あのおとぎ話の原典の方かいな。あの王が願った相手は悪魔ではなく神様だったはずなのに。たしかその間抜けはミダス王だったかな? 同じ編纂にロバの耳の話もあったはずだ。


 まあ似たようなもんかもね、神も悪魔も。願いを都合よく叶えてくれると思う方が間違いなのだ。


「ビョーブ君にはあのような皮肉な形にはしないよ。これは正しくお礼なのだからね。警戒しているというならそれはG――――失礼、ゴールドの名に誓って地道に君の信頼を勝ち取っていこう」


 Gの発音でなぜか耳の奥がゾワリと来たが、目の前の悪魔がはっとした顔で咳払いをするとゾワゾワが霧散した。

 みだりに名前を出してはいけない名前、というやつなのかな。オカルトだとそんな感じの名前にちなんだ呪いはわりとメジャーな設定だ。


 願いがあればなんでも言ってくれたまえ。


 なんて天使のような慈愛に満ちた笑顔を見せ、しつこくしつこく言い続ける彼女にちょっと面倒になってしまい、ではと前置きをして要求する。


 飛ばした飛び刀を拾ってきて、と。


 あれ知り合いに作ってもらった特別性なんだよね。試作の刃と違って折れず曲がらずの、白が抱える鬼の鍛冶師が本気で打ち上げた渾身の作品なのだ。


 実はあれ一本でもメッチャ高いのである。無理と思いつつ探したくなるほどに。


 そんな宇宙の彼方に飛んで行った長さ15センチも無い黒塗りの1本。これを見つけて持ってくる労力は間違いなく山のような金貨以上だろう。


 数秒の間のあと、悪魔はひきつけを起こすような勢いでゲラゲラと笑った。もちろんジョークだ。さすがに無理だろう。可能だとしても面倒な作業に違いない。


 後はそうだな、コロニーのわずかな部品でいいから、あの星に帰らせてやってくれないか。


 余所者の屏風(これ)と違って、星に眠る偉大なるコミュニティとやらの人間たちとなら、あの性悪の『管理者』も塩対応をせず仲良く眠ってくれそうだし。


 これも無理難題だけどね。屏風覗きに出来るのは、あの星から距離も時空も遠いだろう幽世でささやかな祈りと御供え物をするくらい。


 そう思って溜息をついたところで、当然のように白い手袋の指に挟んだ飛び刀が差し出される。


 いや、あるんかい。


「すまないね。お礼をせっつくのはエレガントではなかった」


 悪魔はまだ笑い足りないらしくクックックッという感じに堪え笑いをし、結局そのまま快活に笑った。


「これはひとまず『借り』としよう。何かあったら必ずこのゴールドを思い出してほしい――――この名に誓って、どのような事であっても助力するよ」


 彼女はまだ笑いが収まらないと言ったように引き笑いをしながら『もうひとつも承った』と笑顔で語ると、例の真っ赤なマントをバサリと翻して消えた。


 そして悪魔の退場でやっと世界に色が戻る。今回は椅子を回収してくれたようで道端には何も残されてはいなかった。


 どっと疲れた。生涯モブ属性の人間にどんなスペクタクルをさせてんだよもう。


「んお? ちょ、なんやこれ、袋?」


 ウゴウゴと足のあたりが騒がしくなる。ブカブカ宇宙服にすっぽりと入れていた番傘ちゃんがやっと目覚めたらしい。


 胸元を開けるとそこを出口と察したらしい番傘の頭がにゅっと出てくる。さらに次の瞬間には人の姿をとって困惑顔のろくろちゃんになった。


 大きな袋にふたりで入ったかのような、ちょっと間抜けな光景。それがこんなにも懐かしい。


 ひとりぼっちの宇宙遊泳。ほんの数時間が無限のようだった。


 姉の顔を見た途端、言いようのない何かが込み上げて来て思わずろくろちゃんを強く抱きかかえる。思ったりずっと華奢な体を精一杯感じるために。


「ちょーっ!? ちょちょちょちょっ!?  ちょい! 待て待て待てっ! 何? 何が起きたん? は? なんで? ここ東か? いやホンマなんで? 兄やん? なあ兄やんてっ! ま、まず落ち着こなっ、な? 一旦落ち着こ! 何がどうなってん!?」


 生きて戻ってこれた。幽世に、大好きな君たちの下に。


 奇異な目を向ける周りの妖怪たちの視線さえもが愛おしい。


「ど阿呆っ、おどれら見世物んやないで! どっか行きやぁ! って、だから兄やんっ、せめて人気のないトコ! 人おらんとこにしてぇ!」




<実績解除 メシア 100000ポイント>


<<実績解除 名の伝わらぬ救世主 -10ポイント>>


<<Attention 救世主ルートが開通しました ポイントを割り振ってください。残り40ポイント 00:07:12まで>>

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― 新着の感想 ―
[一言] くっそ厄介そうなルートが開通したな…… それとくっそ厄介そうな悪魔にも気に入れられてしまったか 下手に欲をかくと破滅まっしぐらな選択肢を試してくるかのように出してきそうで怖い
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