1話 「次の物語」
第1話「初めまして、隣です」
一つの世界でも複数の世界がある。
自分が両足で立てるようになったくらいの時に両親を亡くした。理由はわからない。
そのあとは親戚の家に引き取られた。そして死の残酷さを学んだ。
そして俺が10歳のころ、ある女が家に来た。俺の親戚は、
「隣君だけじゃ寂しいと思うから養子としてこの子を引き取ったわよ」
と言ってその女を連れてきた。
その女は"音葉"と言った。だが下の名前はわからないらしい。俺はその女を"琴"と言うことにした。
琴は9歳で、記憶力がものすごく良いらしい。幼少期以外ならほとんど、と言えるくらいだ。
さらには音楽の才能にも恵まれているらしい。俺には関係のない話だけど。
もちろん琴と親戚と俺との共同生活が始まるわけだ。だが俺が13、琴は12の時に火事が発生した。俺たちの家だ。
俺と琴は外出していて幸いにも家にはいなかった。だが親戚は亡くなってしまった。そして出火原因は不明。
死体が見つからない親戚の人もいたらしい。そしてまた俺たちは別の親戚の家に送られた。
そしてその3年後、また火事が発生した。俺は16、琴は15だ。原因不明、死体未確認。ほかの人からは変な子やら、かわいそうやら、俺たちが出火の原因と考える人もいた。俺と琴はある3つの決断をした。自立をすることと両親のこと、今までの火災の真実を確かめること、これらを決めた。幸いにも俺はどこかで働くことができる年齢だ。そしてある程度金もある。俺たちはすぐに行動に出た。自立と真実、これを確かめるために俺たちは動く。
後書きです。
ここは主に作者、らくんの視点で色々書いていきます。
てことでここまで読んでくれた人がいたらありがたいです。
初めて原稿を書き上げ、あらすじ、後書き、結構疲れますね...
読みにくかったりするかもしれませんが初心者なんで見逃してください...
話は変わりますが、少し「隣」と「琴」に関して...
まず隣ですね。読み方は「リン」と読みます。「琴」は「コト」
本名は吐山 隣といって、本編通りに幼いころに両親を亡くしています。
結構つらい過去持ってますね。
琴は音葉 琴。まぁ隣が琴って呼んでるだけなんでどうなんだろうなって思ったり。ちょっと琴に聞いてきますね。
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結構気に入っててもう本当の名前になってる、って言ってたんでまぁ音葉 琴ということで。
琴も孤児だったようで両親がいない、という点から見たら隣と似ている面があるかもですね。
おっと隣君が頭痛を感じたようですね。看病にいかきゃ。それでは。