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まどろみの中で

「ーさま、にぃ様、朝ですよ〜」


「ん、もう朝かい?」


目を覚ますとチェルシーが覗き込む様にゆさゆさしてる。


「にぃ様、朝の御飯並べてますので起きてくださいね」


分かったと言うとチェルシーは台所に戻って行った。


チェルシーを助けてから3ヶ月がたった。

いろいろあったが理解したのが戦闘以外で僕の出番があまりないという事だ。

人付き合いスキルは怪しい、家事のスキルは皆無、世間は知らないと助けたはいいが逆にチェルシーに助けてもらってる。


家にいた時は貴族の嗜みを少々齧ったがずっと魔法の研究をしていたから生活能力が全く備わってないみたいだ。


それでも、元居たビアンカ王国を離れ、隣の国のトラジスと言うと街に辿り着き、持っているお金で家を買い、拠点を構えた。

それまでは良かったのだが御飯を作るにもモンスターを食材に御飯を作るにも知識がなかった。前の世界の作り方ならちょっとは出来ると思ったけど市場を見たら参考にもならないし、困った。

そしたら、チェルシーが僕の為に御飯を作りたいって言い出してから家の管理や御飯や身の周りの世話までしてくれてると言う流れになってしまった。

チェルシー曰く、世話をするのが好きだからやらせて下さいとの事だから好きにさせるのが一番だと判断し、僕はギルドに登録して、冒険家をしている。

手っ取り早く稼ぐにはギルドの依頼をこなすのが楽だ。

ちなみにギルドカードがあり、冒険家の情報が載っており、大切だ。

そして、冒険家としてのランクはDだがそこそこ2人が生活するには余裕がある位には稼いでる。


「にぃ様〜、並べ終えましたよ〜、早く来て下さい〜」


「ん、すぐにいくね」


色々、あったが妹と毎日、着々と生活を送れている。

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