プロローグ
ホントのホントに一次創作です。
主人公はじめ同じ名前の方、いたらすいませんww
俺の名前は平野 浩介。
いうなればどこにでもいるごくごく普通の高校生である。
部活はブラバン。だけどコンクールなどの大きな大会には出ていない、弱小チームだ。
その分運動部が強い。
だから結構運動部≪サッカー・野球≫の応援に回され、へたっぴな演奏をする…。
そしてその学校の名は、県立の学校で、柊高等学校という。
ひいらぎ町という町にそびえ立つこの大きな学校は、総勢700人の生徒が学びに毎朝やってくる。
そしてそのひいらぎ高校の吹奏楽部で、俺はトランペットを吹きながら、のんきに生活してきた。
しかし、時期というのはあっという間に過ぎるのだ。
もう、夏休みに入ろうとしていた。
「おーい浩介ぇ、夏休み暇か?」
「許可をもらえれば。後塾の講習でもなけりゃ暇だけど」
教室に入って早々、おはようも言わずに声をかけてきたこの坊主頭は、青木啓太。
その坊主頭からわかるように、彼は野球部である。
しかもとても野球がうまいそうなのだ。
「浩介、応援よろしくな。甲子園出るために一生懸命なんだぜ」
「おぉもちろん」
「そういえば、浩介ってブラス強い中学校から来たんじゃなかったっけ?」
「…まぁ…トランペットもやってたけど」
「じゃああんまりここの学校強くないのに、どうしてここに来たんだ?野球は強いけど」
「強すぎると、疲れちゃうじゃん練習。こんぐらい軽い方がやりやすいよ」
「ふぅ~ん」
「あ、おはよう浩介!!」
そしてまた一人、今度はおはようもちゃんと言ったが、俺に近づいてくる女子がいた。
彼女の名前は前崎ひよりという。
ひよりは、実際可愛いが、俺には恋をするような相手ではなく、普通の友達だと思っている。
そして俺の好きな人は、吹奏楽部で幼馴染なのだが…。
そのとき。
「ちーっす、こうちゃん」
こうちゃんというあだ名で呼んでくるのはこいつしかいない。
大山海斗。
髪の毛は金髪に近い茶色。
もちろん地毛ではなく染めている。
そしてこれが俺の大事なクラスの友達である。
そして、この物語は、友情、恋、家族…様々な要素を詰め込んだ、俺、平野浩介の最高の学園生活を描いた青春ストーリーである!!!!