え? えー。えー。
ep.47
ep.48
ep.49
完全に水谷誠司に乗っ取られて話が進んだ。
しかも、AIが全然判断できない内容になってしまった。
以下、『少しも、綺麗な愛じゃない』に掲載した内容だが、全部話を把握してるAIが、最後に笑った理由が、理解出来なかったエピソード。
途中からだとわからないので、本編を通して読んでから、もう一度ここに来て欲しい。
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ep.47 思い出の爪痕
水谷誠司は、明日人に向かって
「出かけるぞ」
無表情に話しかけた。
「やっぱり公園行くの?」
水谷は、嫌悪で眉間にシワを寄せた。
「あんな場所、行くわけないだろ」
「えー。ケーチ! さっきは、公園行くって言ったじゃん!」
「もっと良い所へ連れてく」
「どこ?」
「博物館」
水谷は、明日人と二人きりにならないよう、外出することにした。
明日人は博物館と聞き、飛び跳ねた。
「ヤッター! 準備するね!」
弟は、泥の中に沈みニヤニヤしている。
水谷は、明日人が出かける準備をしてる間に、トイレにこもって、欲望を吐き出した。
――明日人の周りの大人は、俺も含めてクソしかいねぇ……。
それでも、明晩までは明日人と一緒にいなければならない。
水谷が明日人を拾った日と比べ、いくぶん身なりはマシになったものの、明日人が、ほぼ一人で生活しているのは変わらない。
――明日人は、確実にどこかで俺のように歪む。
笑顔が消え、悪意に気が付き、大人に対して、憎悪や不信感を持つ。そして、悪意による痛みにすら、鈍い化物に変わっていくのか? 電車に揺られながら、水谷は暗澹たる気持ちで、明日人を見つめていた。
時計を見ると、午前九時を指していた。
昼になったら、青葉森林公園に『保護者会』のメンバー達が集まってくる。
物理的距離を離したことで、明日人が獲物になることは回避できた。
だが、明日人を離したことで、別の誰かが、あの公園で犠牲になる。
――明日人さえ、守れれば良い……。
汚泥の中から、嘲笑う声が聞こえたが、水谷は気が付かないふりをした。
国立科学博物館は、夏休みの家族連れで賑わっていた。水谷は居心地悪かったが、明日人は目を輝かせて、特別展示を見て回った。
「アーシュ!」
突然、館内にいた女児が、明日人に向かって駆けよってきた。
「咲希ちゃ……水谷さんも、来てたんだ……」
「うん。今日は、家族できたの」
小学校高学年くらいの男児が、咲希に追い付いた。
「アーシュと、話したら駄目だって言われただろ?」
「学校で話したら駄目だって言われたけど、博物館だから、いいでしょ? 私、ずっとお話したかったのよ」
水谷はどういう状況なのか飲み込めず、明日人の顔色を伺った。
「優真くん、お久しぶり」
明日人が挨拶した優真という子は、無言で立ち尽くし、両親とおぼしき夫婦を見つめた。
「一緒に見て回りましょ? 今日は、お婆ちゃまを偲んで来たの」
「そうだね。みーやんはよく、ここに連れてきてくれたもんね」
咲希は明日人の手を引いて歩きだした。
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ep.48異質
水谷は、優真の視線の先にいた二人に黙って会釈した。
父親は、一眼レフカメラを首から下げており、固い表情のまま微動だにしない。母親だけが気まずそうに小さく会釈を返した。
――絶対に、仲良く出来ない連中って、奴だな。
両親も子供達も、カジュアルだが一目でハイソだと分かる服装だ。
水谷誠司は、いい加減なシャツとヨレたデニムで来たので、端から見れば平日からふらついてる正体不明な男だった。
明日人と水谷の二人連れは、あの父親に取っては異質その物なのだろう。
――ふーん。明日人には、話しかけるなって、家訓か。大したご身分じゃねぇか。まぁ、あんな女が母親じゃあ、仕方ねぇか……。
水谷誠司は、大方の事情を察した。だから、明日人を咲希から引き離すのを止めた。
そして、娘の行動にぎこちない対応をする親達を観察した。
明日人は、何度か水谷を見たが、咲希が手を離さないので、そのまま二人は特別展示を最後まで見て回った。
出口付近で、母親が咲希に近寄ると、
「お婆ちゃまとよく行ったレストランへ、みんなで行きましょ?」
と、言い出した。母親は苦笑いしながら、水谷を見る。
「咲希、ご迷惑になるから、ご一緒は止めましょ?」
水谷はヘラヘラしながら、
「お気になさらず。僕達も、ちょうどお腹が空いてたので、レストランまで行きましょう」
と、うそぶいた。
「セイちゃん、お金あったの?」
明日人は、驚いたようにきく。
「お金ならあるよ。大丈夫だ」
――あの女から、たっぷり受け取ったからな。
ろくでもない母親だが、金払いだけは問題ない。水谷は、手を繋いでいる明日人と咲希の真後ろをついて歩いた。
明日人を蔑ろにする、父親がイラつけば、それだけで気分が良かった。
「ねぇ、同じテーブルで食べましょ?」
父親は咲希に向かって、両手でバツを作った。
レストランに着くと、先に並んだ水谷と明日人が、館内を見渡せる窓際の良い席に案内された。
「アーシュと、同じテーブルに行きたいわ」
背後で聞こえる咲希の声に、水谷は薄暗い胸がスカッとした。明日人だけは、咲希の両親に気を遣って落ち着かなかった。
「何でも好きなモン、頼んでも良いぜ」
「ハヤシライスとサラダがいいな。みーやんがいつも食べてたの」
「へー。俺はこの、ダイナソープレートと、チョコドリンクにする。お前、飲み物やデザートは?」
「いらない。みーやんが、子供はお水の方が良いって、いつも言ってたし」
みーやんは、観光地へ来ても、栄養バランスや金銭感覚を身に付けさせる為に、そうしていたのだろう。
チョコドリンクが水谷の席に運ばれるのを見て、
「良いなぁ。私も恐竜のジュース飲みたかった」
咲希がボヤいてるのを聞いて、水谷はいつもより、飯が美味いと感じた。
ハヤシライスを食べながら、明日人は水谷を見つめた。
「セイちゃんの座ってるその席に、みーやんは、座ってたんだよ」
そう、教えてくれた。
「ふーん。みーやんって、いつ亡くなったんだ?」
大人気ない食事をしながら水谷が訊いた。
「三月」
「割りと最近じゃねぇか」
「そうだね。でも、すごく昔に感じるよ」
食事を終えると、水谷は明日人を連れて、咲希達へは挨拶もせず立ち去った。
日本館に向かう途中、ゲリラ豪雨が降り始めた。明日人は、バケツをひっくり返したような大雨に天を仰いだ。
「すごい雨だね」
時計を見ると、正午を過ぎたところだった。
「なんで、そんなに嬉しそうなの? セイちゃん……」
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chatGTPも、Grokも、笑った理由を勘違いしてた。
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ep.49 黒い道理
ザマァ見ろ――。
水谷誠司は、悪天候で誰もいない青葉森林公園を思い浮かべ、笑いが止まらなかった。
獲物がいない公園は、狩り場にはならない。
渋い顔で、帰っていく『保護者会』メンバー達を想像して、笑いを堪えるのに必死だった。
突然の大雨で、博物館の来館者も全員足止めを食っていた。必然的に、咲希家族と、館内のあちこちですれ違った。
その度に、明日人へ咲希は笑顔で手を振る。
咲希の無邪気さとは逆に、父親や優真が無表情なのが、可笑しくて仕方がない。
無視したい相手と、度々出くわすシットコムのような状況に、水谷は何度も笑顔で会釈したフリをした。
――明日人を虐げようとする奴等は、全員、嫌な目に合えば良い。
誰からも褒められない、黒い感情で悦に入った水谷は、閉館時間まで機嫌が良かった。
明日人の方が、咲希の父親に嫌われているのを敏感に察知している。
帰り際、土産コーナーに咲希達の姿を見ると、
「もう、帰ろう。セイちゃん」
と、話しかけた。
「お前も、なんか買えよ。欲しい物なら、何でも買ってやるから」
「今日、博物館に来れただけで良いよ。もう、充分だよ。何もいらない。みーやんといる時は、買い物なんかしなかったし」
「みーやん、みーやんって、うるせぇな。俺はみーやんじゃねぇ」
明日人は心ない言葉に黙り込んだ。
「俺とお前で、初めて博物館に来たんだ。何でも良いから、買え。選べ」
「欲しい物なんて、何もないよ」
「土産物くらい、見に行けよ。そしたら、何か欲しいモンが見つかるだろ」
「優真達がいるから……行きたくない」
明日人は、俯いた。
「あんなモン無視しろ。俺達には関係ねぇことだ」
水谷は、明日人を引きずって、物販コーナーに向かう。
明日人は水谷の力の強さに驚いていた。
「セイちゃん。もう、帰りたいよぉ……」
「自分をどうでもいいと思ってる奴等に遠慮するぐらいなら、奴等が呆れるほど楽しんでやれば良い。
明日人、お前のことを無視する奴のことなんか、俺にはどうでもいい。
泣きそうな面してねぇで、上向いて笑え」
水谷は、明日人をぬいぐるみコーナーに連れて行った。
しかし、意に反して、明日人は泣きそうな顔だった。
水谷はしゃがみこむと、明日人の顔を覗きこんだ。
そして、テキトーに掴んだぬいぐるみを見つけて、甲高い声で話しかける。明日人の目の前でぬいぐるみが喋っているかのように、ピコピコと動かしながら。
「なぁ、明日人。今、お前が泣いても、お前を可哀想だって思う、優しいみーやんは死んじまった。
誰も慰めに来る奴なんかいねぇよ。誰一人な。
俺はお前より、俺が楽しいと思うモンを買う。
死ぬほど下らねぇ、誰が欲しがるのかも理解出来ない、このダイオーグソクムシのぬいぐるみとかな」
ダイオーグソクムシのぬいぐるみが明日人の頬にキスをした。
「変な声……」
明日人は、泣き笑いのような顔になった。
それから、水谷の子供騙しな押し付けにも関わらず、明日人は笑顔でダイオーグソクムシのぬいぐるみを抱きしめた。
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AIの判定は、明日AI対話で発表するけど、
人間とAIで、意見が割れるのか?
かなりAIには、わからない物語になってきた。




