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犯罪者から勇者にジョブチェンジしました〜異世界を救う7人の犯罪者〜  作者: 風野唄
三章 ギャンブル国 ニペガピ

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第047話 スキルの本当の使い方

誤字脱字や文章の下手さについてはご了承下さい。投稿予定時間になるべく投稿できるようにします。

よければ、評価とブクマ等していただければ幸いです。

昨日の食事中に話し合いをした結果、500万ゴールドは貯めておきたいということになった。

昨日の時点で50万と考えると日数にして10日。

滞在するには悪くない設定ではないだろうか。


しかし、これは上手くいった場合の話だ。

俺はギャンブルファイトに参加するつもりだなので、日々参加して勝ち上がってしまうと稼げる金額は自ずと減っていく。

それに加えて3階層は賭け金が大きくなっていくため安定したプラスが見込めない。

つまり安定させるならい1階でちまちま稼げということだ。


もちろん、どの階でも大金を安定して稼ぐ方法もあるが、安全性に欠けるのでやめておいたほうがいい。

俺も試してみたが見る人によっては簡単に分かるようだし。


「おう、イチノセか!今日はギャンブルファイトはないぞ。」


ギャンブルファイトの会場に着くと先にプハンエがいたようだ。

今日もギャンブルファイトをしようと思ってきたのだが、どうやら開催日が決まっているらしい。


「俺が今日もここに来るって言うのはお見通しみたいだな。わざわざ出迎えてくれたのには何か理由があるのか?」


「言っただろ?俺はお前を育てるって決めたのさ。」


「俺に恩を売っても意味ないぞ。そのうち、この国からも離れるし。」


「魔王討伐だろ。お前らの情報は嫌と言うほど出回ってるぜ。勇者の師匠なんて肩書き今から買っておいた方が良い買い物だろ?」


見せてきたのは新聞の記事。

アロットの国王が写っている写真と記事には勇者が出発したので、善良は心を持って人々は魔王討伐に協力して欲しいとの記事だった。


しかし、情報はそれだけで俺の容姿については写真も特徴を書いた記事も載っていない。


「情報が出回ってるといたがそれは本当か?記事になっているのは昨日の朝刊。それで既に情報が広まっているとどうして分かる。広まっているんじゃなくているだろ、情報屋。」


「それは考察か確信か。どっちだ?」


「確信。」


「そう思うなら探しておいた方がいいぜ情報屋ってやつをここで生き残るには。いや、この世界で生き残るのに十分な情報をくれるんじゃないか?」


どちらとも取れる言い方だ。

否定でも肯定でもない。


今はそんなことを考えているだけ無駄かもしれない。


「さっき勇者の師匠になりたいって言ってたな。教えて欲しいことがある。」


「おっ!早速かよ!良いぜなんでも答えてやるよ。体動かすなら場所移動するか?」


確かに戦闘のことを学ぶなら場所を移した方がいい。

ここがヒビだらけになったら参加権を停止させると言われるかもしれない。


俺はプハンエに連れられて2階のフロアにきていた。

しばらくすると住宅街のような場所へ。

それも普通の住宅街ではない。

どこも広い庭がついているのは当たり前で立派な門のある屋敷みたいな場所ばかりだ。


「これが俺の家だ!っと言っても十傑の中じゃ小さい方だけどな。」


「これで小さいのなら他のやつがおかしいんだな。」


「ぷははは!それもそうだな!外の世界じゃこんな生活簡単にできないからな。でも、ここも外の世界も変わらないこともあるぜ。強い者が弱い者を喰らうってことだ。お前はどっち側だ?」


ここで俺は驕り高ぶるほど馬鹿ではない。

この世界において俺は歩き方を覚えた子供にすぎない。

まだ、その体に使い方を理解していない。


「・・・スキル。それの使い方を教えてくれ。俺は弱者にはならない。」


「スキルかぁ。やっぱり重要だよなそれ。いいぜ、教えてやるよ。本当はお金をもらうくらいの授業を始める。」


張り切っているプハンエは、俺の前に炎を出して授業を始める。


「俺は基本的には格下相手にはスキルを多く使わない。必勝パターンだけを確実に決める。そのためを補助するために魔道具をよく使うんだ。」


「魔道具を使った戦いは俺には向いていない。アイテムバッグくらいだ。」


「もちろん知っている。というか大体の情報は掴んでるからな。まずはスキルの相性を考えていく。これが勝ちに繋がっていくからな。」


スキルの組み合わせ。これは俺が出来ていない範囲のことだろう。


使えそうなスキルは、【投擲】、【土魔法】、【反撃】。俺にはこれくらいのスキルしかないことに気が付く。

もちろん、ドラゴンのグローブやポルタガ。そして、火力の主力部分を担う黒鉄がある。

しかし、武器に頼った戦いになるのは避けたい。


「俺のスキルは、【投擲】と【土魔法】と【反撃】しかない。これで組み合わせるのは難しいのではないか?」


「確かに難しい。スキルは全部スキルロールで取得したのか?」


「いや、【投擲】と【土魔法】は自分で取得した。」


「スキル取得が自分でできることに気付いているなら話が早いな。簡単な話、スキルロールでスキルを覚えるのはなるべくやめろ。スキルには同じLv1でも威力や正確性などに差があることがある。つまり、習熟度に差が出るんだ。」


「俺の【投擲】とスキルロールで入手した【投擲】では違いがあるということか。」


「最終的には微々たるものになるけどな。それと、スキルが少ないって話だけど。今から徹底的に教えてやるよ。」


まずはと言わんばかりにスキルがずらりと書かれたリストを目の前に突きつけてる。

その中には、【投擲】も含まれている。

もしかすると、事前に俺に合うスキルをピックアップしてくれていたのかもしれない。


「これを全部か?リストの中のスキルはかなり多いようだけど。」


「この中から最適なスキルと3つ選べ。それが最初の特訓みたいなもんだ。」


膨大な量のスキルが記載されている中から3つに絞り込むのか。

恐らく、プハンエが導き出した正解もきっとあるのだろう。

何も説明が書いておらず、ただスキル名だけ。

これだと選ぶのにも苦労しそうだ。


【剣術】 


これは俺の中では習得しておいて損はないスキルだと思っている。

剣を扱う者なら必須スキルだろう。

まずはそれを主体に考えてみる。


なら次に欲しくなるのは接近手段。

理想を言えば【瞬間移動】がベストだが、それを取得するまでにどれほどの時間が掛かるだろうか。

取得する難易度自体が分からないが、【身体強化】か【忍び足】このどちらかを選んでもいいのではないだろうか。


最後に1つ選ぶ。


攻撃、接近、あとは防衛手段とかが無難だろうか。

【受け流し】があれば【反撃】と合わせてかなりの効果を発揮するかもしれない。

今までは直接攻撃を喰らってから【反撃】を使っていたので、【受け流し】は個人的に覚えたい。


「決まった見たいだな。【剣術】、【忍び足】、【受け流し】か。及第点はあげられるぐらいだな。考えなしで選んだという感じはしないし。」


「当たり前だ。逆にどこが悪いのか分からない。」


「お前は剣を触り始めたのはいつぐらいだ?」


「それは最近だけど。」


「なら、【剣術】を覚えたって大したスキルにはならない。それに、【忍び足】はスキルとして最初こそ重宝するが強い敵には全く通用しない死にスキルだ。【受け流し】は防御から攻撃に転じれて【反撃】にも繋げられるから良い選択だけどな。」


かろうじて1つは間違ったスキル選びではなかったようだ。

それならなば、どういうスキル選びになるのか少し気になってきた。


「俺の秘伝の【分身】と【影操作】、それと【受け流し】。【分身】は昨日の俺が使っていた技。相手に直接的なダメージを与えることはできない代わりに自分のイメージした動きをしてくれる。これで【投擲】や【土魔法】を当てる隙を作る。【影操作】は、妨害に使える。条件に制約があるものの相手の影を操作して動けなくなる優れもんだ。」


「これだと攻撃手段が少ないぞ。」


「そこも考えてある。【投擲】スキルを進化させるぞ。」


スキルの進化。

まさかここでそれについて知ることができるなんて。

こんな情報を簡単に教えているプハンエを完全には信用できないものの俺は素直に教えてもらうことにした。

ご覧いただきありがとうございました!

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毎日22時から23時半投稿予定!

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