表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
復讐、始めました。  作者: 中島(大)
28/236

25話 反撃!ゼファーの挑戦状

「なんだと?…その二振りは魔界の金属でできているとでもいうのか?色が変わったらどうなるというんだ?」

「さぁ、自分で考えていいよ」


 実のところ特に何か能力があるわけではないが。強いて言うなら硬くなる程度である。あと持ってる本人のテンションが上がるくらいか。摩訶不思議な能力は何もないですと正直に言うのもアホなので言うわけがない。ありもしない何かに警戒してもらうとしよう。


(あのガケに空いた大穴、あれがアイツの本気によるものだとしたら…フォーゲルクンも危ないかもしれない。こいつはここで始末する!)


 アレックスの表情が変わる。今まではどこか舐めた態度を隠せずにいたが、ついにゼファーを強敵と判断した。勝つためならばどんな手だって使う、非道の騎士。それがアレックスの本性。視線をチラっと、ゼファーの背後で丸くなっている『ニッポニアドラゴン』に送る。


 ニッポニアドラゴンは魔界に生息するありふれたドラゴンだったが、魔族の羽毛の需要による乱獲や開発によってでこの個体だけを残し絶滅してしまっている。ニッポニアドラゴンだけではない。海竜騎アトラスのステラードラゴンも同じく魔族の乱獲でその個体を残し絶滅し、地竜騎ピクシーのオーロックスドラゴンも魔族に都合の良い存在として交雑が繰り返され野生種はその個体を残し絶えている。


 その他、数を減らすドラゴンの保護活動を続けていた非営利活動法人「竜の一族」だったが、先代の魔王グランガイザスの手で一族は壊滅的な被害を受ける。免除されていた法人税の課税という悪辣な手段によって。滅びる寸前の一族を救ったのが当代魔王イクスである。魔界の弱者を救うために立ち上がったイクスは竜の保護活動にも理解を示し、その長フォーゲルは一族に伝わる伝説の剣ソードドラゴンVをも持ち出し魔王軍に参列を決意した。


 が、アレックスは魔王イクスに忠誠を誓ったわけではない。彼が従う将とはフォーゲルであり、この闘いもフォーゲルの為にすぎない。表面上は魔王軍としてアレックスも参列しているが、それは彼の将であるフォーゲルが魔王に従う意思を示しているため。故に彼は魔王軍軍団長たちと渡り合う力を持ちながら軍団長の地位は欲しない。軍団長とはすなわちフォーゲルではなく魔王の臣下となるからだ。軍団長年金という魅力的な響きはあるが、フォーゲルの臣下として実績を示せばその分フォーゲルの在任期間が延び、フォーゲルの年金も増えるのでそれでいい。


 だからフォーゲルのため、アレックスはゼファーをここで始末する。それがかなわないならば、ゼファーの全てを引き出し、情報をフォーゲルのもとへ届けなくてはならない。たとえ卑怯と言われても、あらゆる手段を尽くす。


(いや、卑怯ではないな…俺は最初に言ったからな、サンマだって。あの女の子が何もしない以上、結果的にサンマになるんだからな。さぁやるぞシュンスケ!)


 シュンスケとはアレックスがニッポニアドラゴンにつけた名前である。


(今、あの子(アレックスくん)はドラゴンを一瞬見たわね。…何か企んでるみたいだけど、無事切り抜けられるかしらねこの子(ゼファー)は)


 戦闘中のちょっとした違和感にジャスティスは気付く。亀の甲より年の劫、実年齢は30代半ばのジャスティス…委員会に攫われて以降の記憶が無いことを考慮して20代前半ということにしておくべきか、まぁ肉体年齢を優に超える戦闘経験年数故に気付くことができたこの違和感。しかしジャスティスはゼファーを手伝うつもりはない。この程度の危機を乗り越えなければフォーゲルという強敵には太刀打ちできない。この戦闘でゼファーがダウンすれば自分がすべて片付ければいい。彼女はそう考えている。


 ホークマン、アレックス。彼らホークマンは魔界と人間界双方に生息している種族である。人間とも、魔族とも違う亜人と呼ばれる種であり、双方の世界いずれにおいても少数の弱小勢力である。彼らの特徴はその背に生えた羽による飛翔能力、引き換えに体重は軽い。骨が脆い。ただ、意外と筋力はある。体重が重ければ飛翔にその分エネルギーを消費する。故に体内に排泄物をため込むという機能は不必要であり、つまり便や尿は垂れ流しであり、それらを出さないよう制御する括約筋が存在しない。電車のサラリーマンのように我慢するということが不可能である。ちなみに尿も便も同じ穴から出て来る(総排泄腔)。


 ボトボト!


 外には聞こえないがアレックスのズボンの中で便が落下する音が響く。でも大丈夫、大容量の紙パンツ(ホーク(マン)用)を装着しているから多い日も安心だ。便が垂れ流しは汚いとお思いかもしれないが、戦闘機のパイロットだって紙パンツは装着しているし、兵隊さんは作戦行動中は野糞も垂れ流しも当たり前なのだ。騎士だって全身鎧を着て戦闘中にもよおしたらどうするのか、答えは一つだ。


「えっ…まぁそのままするしかないよね…」


 全身鎧のスクラムクレイモア(ブリガンディモード)を愛用していた魔王軍不死の軍団長(当時)トッシュもそう言っている。うんこを遠慮なく垂らすのも訓練の一つだった、と。


 じゃあホークマンであるアレックスも垂れ流しなのはわかるが、ズボンの中に貯め込んだままでは重量は変わらない。つまり飛ぶためのエネルギー消費の軽減はできないということになる。まぁうんこ一回分の重量は誤差の範囲ではあるし、そもそも今の彼は羽の骨を折られていて羽ばたいて飛翔することができない。というかトッシュの言っていたように戦闘中にズボンを脱ぐわけにもいかない。いや、そもそも漏らしたことに気付いた様子すらない。それほどまでの殺意をゼファーに向けている驚異的な集中力!


(勝負に来るか…朝に練習でアレ使ってしまったけどあと一発は行ける…ケリをつけるか)


 ゼファーも最大の奥義の構え。ライオンはゴールドライオンへと変化し、タイガーもブラック・タイガーへと変化したということはゼファーのガッツも最大値。いけるぞ必殺ゼファーガン!


「もう飛べない鶏野郎は躱せまい!喰らえ必殺!」


 ゼファーが両手の剣先をアレックスへと向け水平に並べる。剣の間に唸る圧倒的存在感の闘気が、剣の生み出す誘導ビームに沿って放出!闘気はエネルギー転換を起こし、波導となって拡散、物質だけでなく空間すらも破壊する!


「なにィ!」


 予想以上の威力に驚愕するアレックス。波動の旋風がゼファーの前方の空間を薙ぎ払う!崖に大穴を開けたとき以上の出力で放ったゼファーガンは、そのまま射線上のあらゆるものを吹き飛ばしながら、空へと飲み込まれていく。ゼファーガンの放出が終わった瞬間、空気すらもなくなった射線に突風が吹きこむ。


 ゼファーガンはその威力ゆえに前方ではなく斜め上に放出する。被害が大きすぎるためだ。これを撃ったあとの空を見るのがゼファーは好きだった。空に大きな雲が浮かんでいたり、曇り空だったりすると、はっきりとゼファーガンの軌道がわかる。雲に大穴が開いているからだ。その穴から降り注ぐ陽の光の美しさ、これが何より好きだった。だからいつものように視線を空に向けたゼファーは見た。目の前の空間に吹き下ろされる突風に乗って、飛翔したアレックスが降下してくる姿を。


(なんでこいつ気付いたの!?)

(なんでこいつ飛んでるの!?)


 目と目が合う瞬間、二人の心がなんで!?と同じ気持ちで一致した。ゼファーはたまたま上を向いただけなのだが、そのため上空から迫るアレックスに気付けたわけであるが、なぜアレックスは飛んでいるのだろうか?背中の骨はバキバキに折れているというのに。


(まさかこいつ気付いていたのか!?俺が飛翔魔術フライィン・ザ・スカイを使えるということに!)


 アレックスの種族であるホークマンを含む亜人は魔術が使えない。魔術が使えない代わりにいろんなスペシャルと呼ばれる種族オリジナルの技を使うことができる。しかしまれに魔術を行使することができる者も存在している。そう、アレックスはマジカルホークマンなのだ。この飛翔魔術による上空から必殺の一撃メテオハンマーをぶち込んだあとに、「ホークマンが飛べないと誰が決めた?」という決め台詞を決めようと思っていたが、まぁこんな場面になったらこう言おうと予定しているセリフは得てして機会が訪れないものである。


(なんの!ならばこうだ!)


 アレックスはその手のトンカチハンマーをゼファーへ向け投擲する。この投擲は間違いなくガードされるだろうが、がその硬直を狙ってアレックスは両手を組み相手に叩きつける体術『オルテガハンマー』を打ち込むつもりだ。しかしそのアレックスの推測は裏切られた。


 ゴッ!


 投擲したハンマーがゼファーの肩に直撃!骨がイったか!?うれしい誤算にアレックスはオルテガハンマーに力を込める。この上空からの落下しながらの加速、このまま地面に落ちたら間違いなくアレックスは重傷だ。落下速度を落とすことなくオルテガハンマーをぶち込んだ直後に飛翔魔術で一気に横に滑ることで落下する力を横に流す。神業のような精度だが、アレックスなら大丈夫、伊達に天竜騎ではないのだ。


 そう調子に乗ってしまったがために、アレックスは気付かない。ゼファーの右手に持つゴールドライオンが放つ光に。否、それは良く見ると剣が放つ光ではないのだが、アレックスは気付かない。ゼファーの右手から直接放たれる光が、ゴールドライオンに反射している。その光る手は、まるで聖拳の勇者ジャスティスのようだ。


「ハッ!」


 ゼファーは防御を捨て…たわけではないのだが、ハンマーは鈍器である。人体に深く刺さり失血死を招くものではないと判断し、最小限にダメージを抑えるよう最も分厚い肩の筋肉で受けるために最小限の動きに止めた。ガードするようりも、アタックを優先したのだ。武神と呼ばれるゼファーが学んだ超流総合戦闘術開祖の言葉、守ったら敗ける!攻めろ!


 その教えが、ゼファーの反撃の一手へと繋がる。完全に攻撃に転じたアレックスはカウンターの餌食、その加速のまま受ける反撃の威力は!受けて確かめてみろ必殺のゼファーソード!


 その光は聖なる光ではなく。ゼファーの命を吸って輝くその光。光という外見に反して奇妙、不気味、不穏、そのような負の印象を受ける光。これは聖拳ではなく命の剣。ゼファーガンより消耗は少ないが、それでもゼファーの身体にかかる負担は尋常じゃなく。だからいつもの余裕がないゼファーもまた、気付かなかった。背後から迫るニッポニアドラゴン、シュンスケの奇襲に。


 ビュオ!


 ザックリをそのドラゴンの爪に背を抉られ、ゼファーソードの軌道が逸れる。降下するアレックスをその光は照らすだけだが、アレックスはゼファーソードに驚きオルテガハンマーを解き、そのまま地面に着地…する寸前に、横に滑っていく。


「ああああああああ!!!!!」


 そしてアレックスは嘆く。最後のニッポニアドラゴン、シュンスケが斬り裂かれ、赤く染まったその姿に。


「邪魔しやがって…」


 ゼファーはシュンスケの爪を受け倒れると同時に体を捻り、ゼファーソードでシュンスケを斬り裂いた。転んでもただでは起きないのがゼファーなのだ。


 転倒と同時にゼファーは体を捻り、ドラゴンをゼファーソードで斬り裂く。


「よくもシュンスケを!許るさーん!」

「そんな大切なら戦場に連れて来ないでに金庫にでも入れてろよ」

「シュンスケが入れる金庫なんてないだろ!でかいんだぞ!」


 怒ったアレックスは激怒してゼファーにその怒りをぶつける!ゼファーも改めてゼファーソードを展開して迎え撃つ!今にも激突しようという二人に、ジャスティスがしゃしゃりでて冷や水を浴びせてきた。


「あーちょっとタンマ」


 律儀にジャスティスに目を向ける二人。ジャスティスはゼファーに助言を提示してきた。


「ゼファー、あなたそれ使わずに勝ちなさい」

「は…?」

「フォーゲルに勝ちたいんでしょ、ならそれ使わずに勝たないとムリよ」


 突然の中断の後に投げかけられたジャスティスの言葉に困惑するゼファー、それに対してアレックスはそりゃいいやと上機嫌だ。


「ハハハ、確かにダメージを受けすぎた、お前でも勝てる! ……来いよゼファー、変な技なんか捨てて、体一つでかかってこい!楽に殺しちゃつまらんだろ?剣を突き立て、俺が苦しみもがいて、死んでいく様を見るのが望みだったんだろう!?そうじゃないのかゼファー!!」

「ヘヘヘ、ゼファーソードも必要じゃねぇ…てめぇなんか怖くねェ!野郎ぶっ殺してやるぁ!」


 二刀を逆手に構えゼファーが叫びとともに駆ける!迎え撃つアレックスは飛翔魔術を展開、上昇するエネルギーを突進力に変え前方へと突撃!文字通り激突する二人!


 ギィン!と金属同士がぶつかる音が響く。二人はそれぞれの位置を交代したように入れ替わり、背を向け合っている。ガクっと膝を付いたのは天竜騎アレックス。深々と脇腹に刻まれた斬撃は、えぐいほどの出血を見せていた。


「すまねぇシュンスケ…今いくからな…」


 アレックスは自らの運命を悟り、ニッポニアドラゴン最後の個体、アレックスが幼いことから一緒に兄弟のように過ごしていたシュンスケの元へと向かう。あと少しでその手が届くという位置で、ゼファーが背後からブラック・タイガーを投げつけてきたが、飛来する剣はジャスティスの人差し指と中指の間で動きを止めた。


「それは無粋よゼファー」

「ちっ」


 ジャスティスとゼファーが見せる険悪な空気なぞどこ吹く風、空を愛した兄弟は身を寄せ合いながら眠りについた。

 ・

 ・

 ・

「で、俺がフォーゲルに勝つために足りないものって何だ?」

「ん?聞きたい?」

「…まぁな、あの野郎の手下にこのザマだからな…」


 ゼファーは正直もっと楽勝だと思っていた。が、実際は切り札であるゼファーソードにゼファーガンまで使って仕留めきれない体たらく。フォーゲルに見せたゼファーソードは本気ではなかったとは言えカウンターで倒されてしまうし踏んだり蹴ったりだ。


「あなたはいつも本気を出していないのよね。まるで負けたときも本気じゃなかったからと言い訳するためみたいにね」

「…仕方ないさ、こちとら四人の中で一番才能が無いって言われて散々な扱い受けて来たんだ。そうでもしないとプライドが傷つく」

「違うわね。あなたは努力して鋼の肉弾(ビッグ・ボディ)の異名を受けるほどの強さを身に着けた。そうして得た自信を失いたくないから、そんないい加減な態度で戦っているの。だからダメなのよ。挫折を知らずに鍛えてもすぐに折れてしまうわ。何度も何度も折れて、それでも叩き直して鍛えてこそ、本当の強さが身につくの」


 年下の女の子の、まるで母親のような言葉にゼファーは頭の頭痛が痛くなる。見てもいないのになんでこうもズケズケと図星を付いて来るのか。そう言われないように、散々な過去の扱いのトラウマまで開示したというのに。それをこうも見抜いて来るのか。過去の傷を弱点のように晒すことで本当の弱点を隠したというのに。


「あーはいはい、そうだよ確かにこの鍛えて手に入れた強さこそが俺の自信なんだ。なのに負けたらそれこそ過去の才能が無い俺に戻ってしまう」


 だからいつも本気じゃなかったから、本気だったら勝ってた、と言えるような振舞を見せてきた。と言いそうになるが、その言葉は飲み込む。この少女は気付いているだろうが、それでも口にしたくなかった。


「だけどそれとどう関係があるんだ?俺の生き方を変えれば勝てるってのか?」

「そうね。あなたの切り札ゼファーガンとゼファーソード、確かにすごい威力だわ。地を砕き、海を裂き、天をも泣かせる超奥義と自負するのもわかる。…結局ね、それを隠してるからダメなのよ。あなたは本気を見せて、その技を使いこなさなきゃいけない。敵にバレてでも使わなきゃいけない。最大の必殺技は知られて警戒させてこそなの」

「はぁ?警戒されたらうまく使えないだろ」

「わかってないわね。あなたの使い方だとそれが通じなかった時点で負けなのよ。必殺技ってもは出せば必ず殺す技じゃない。必ず殺すために使う技なの」

「どう違うのさ」

「あくまで手段の一つにすぎない、ってことよ。戦いは手数だよ兄貴。その闘気というより命を削る技、乱発はできないでしょ。だからあえて教えて、警戒させることで戦いを有利に進めれるってことよ」


 それは奇しくも、トッシュが辿り着いた奥義、無闘流と同じ極意である。無数の闘法から繰り出す無限の一手。一つ一つは奥義と呼ぶには連弩が足りなくとも、組み合わせることであらゆる戦い方を可能とする。ジャスティスとトッシュは親子だからか、同じ奥義へと辿り着いていたのだ。


「そういう意味ではフォーゲルとの初戦、良かったわね。あなたのゼファーソードをその体に受けてるからきっと警戒してるわ。じゃあレッスン2に行きましょうか」

「レッスン2?」

「今からこのホークマンの仲間、三騎士トリプルリッターの残り二人をゼファーソード、ゼファーガンなしで倒しにいきましょう。さっそく挑戦状でも送ろうかしら」

竜の一族が運営していた法人の名前も「竜の一族」です。マツモトキヨシみたいなものです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ