つじぎりっか～花篝ノ章～

今は昔から人々を脅（おびや）かし、誑（たぶら）かし、貶（おとし）める闇が在り。

その闇は妖使（あやかし）と呼ばれる異形の存在。

そしてそれらを古より狩る者達在り。

人知れず夜の闇に溶け、闇を追い、闇を討つ者達。

その名を

「辻斬り」

希望が消えた絶望の世に、光を齎（もたら）す少女が現れる。

物語の場所は海上学園都市「神道学園」。最新の技術で作られたその海上学園都市は高等学区、専門学区、大学区の三つに分かれた巨大学園である。

そこに一人の少女が高等学区へ入学してきた。

彼女の名は「辻騎六花（つじぎりっか）」。

神道学園大学区で行方不明となった姉を探すため入学してきた彼女は、妖使と人間が織りなす果てのない戦場へと誘われていく。

Twitter　風来坊７＠huuraiseven