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魔法の使える世界にていきなり嘘を見破られた件について

まだ中々慣れておりません

他の方々との作品と似ている部分がありましたらお知らせください。

削除、または修正します。

「今帰ったぞ」

イザリアさんがそう玄関で叫ぶと何人かの人達がこちらに走りよってきた。

服も鎧やらマントやら俺の居た世界では中々お目にかかれない服装に持っている武器も様々だった。


「イザリーナおかえり!!」

「イザリーナじゃなくてイザリアって呼べと言ってるだろう?」

5歳ほどに見える青いコートを着た少女がイザリアさんに飛びつく。

イザリアさんが一瞬よろけるがなんとかバランスを保つ。

その様子を見ていた人達で1番年上と思われる眼鏡をかけた青年が俺を睨む。

思わずギクッと体をこわばらせるがそれを見たイザリアさんが声をかける。


「こいつは俺が見つけてきた奴だ。名前は……えと、そういや聞いてなかったな」

イザリアさんがこっちを見てきた。目があって俺は口を開く。

皆名前外国の人みたいな名前だしなぁ……俺もそっちにあわせるかあ


「カイ。俺の名前はカイだよ」

俺がそういうとさっきまでイザリアさんに飛びついてた少女がこっちを疑わしそうに見てくる。

「……?」

少女は何も言葉を発さず俺は首をかしげた。少女は睨んだ後に呟いた。

「朝倉……海?」

いきなり嘘を見破られ俺は驚いた。

嘘が見破られただけでなく俺の本名まで相手はあててしまったのだ。

俺はイザリアさんのほうを見るとイザリアさんは深く考えるような顔をして俺をこずいた。


「嘘なんてつくなよなー。別にとって食おうと思ってる訳じゃあるまいし。だいたいアイナの魔法の前で嘘をつくことなんてできないんだぜ?にしてもアサクラカイってなげえ名前だな! どうしてもアサクラカイって呼ばれたくないんだったらカイでもいいと思うけどな」

イザリアさんがニコっと笑いながら大きな声で叫ぶ。アイナと呼ばれた少女は申し訳なさそうな顔を俺に向けてくる。


「イザリーナ……。また勝手に魔法が出てきちゃった」

アイナは俯き加減の顔でイザリアさんに抱きつく。

イザリアさんは悲しそうに笑った後にアイナを抱き上げた。

そして振り向き際に俺にこう言った。

「アイナは自分の魔法が制御できねえんだ。そのおかげでたくさんの言葉が脳内に入ってきてすぐに喋れるようになったみたいで、5歳ごろにこの家の前に置き去りにされてたんだよ。それからは俺が母さん代わりなんだ。捨てられる理由も様々なんだよ。アイナは人の心を読む魔法。そういう生活の役にたたないような魔法を持つ子が捨てられるのも少なくないしな。捨てられるのに理由がない子なんてこの家にはすくねえんだ」

そうイザリアさんは言って俺に手招きをした。


「ついてこい」


2話目は新キャラ登場でごちゃごちゃしてますけど

すいません><;;

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