てきとー訳 五大施経 ~ 殺さないほうがいい理由
めっちゃ短いお経のてきとー訳です;
西天譯經三藏朝奉大夫試光祿卿傳法大師賜紫沙門臣 施護 等奉詔譯
漢文訳経無知巷住凡人引篭り貧乏失業者ど素人 阿僧祇 てきとー訳
佛説五大施經
佛世尊一時在舍衞國祇樹給孤獨園與比芻衆倶佛告諸比芻言有五種大施…
ブッダが語った五つの重要な『施』についてのお話。
ブッダ世尊はあるとき舎衛国の祇樹(ジュータ林)給孤独園(アナータビンディカ園)に比芻(出家修行者)たちと一緒にいた。
ブッダは比芻に言った。
「『施』(他者に与えるべきもの)には五つの重要なものがあるンだけど、今、きみたちにその話をするね。
「何がその五つかってーとね、いわゆる、
1)不殺生(殺しちゃダメ)
「これはとても重要な『施』だ。
2)不偸盗(盗んじゃダメ)
3)不邪染(邪なことに慣れちゃダメ)
4)不妄語(嘘ついちゃダメ)
5)不飲酒(嗜好品におぼれちゃダメ)
「これらはとても重要な『施』なんだ。
「なんで、殺さないでいることが重要な『施』なのかっていうとね、殺さないことで、心のある生き物さんたちに『無畏(恐れずに安心できる状態)』をあげることになるから。無畏なら怨んだり憎んだり傷つけたりなんて心が起きない。多くの生き物さんたちに無畏をあげたら、おたがいに怨んだり憎んだり傷つけたりなんてことはなくなり、次に生まれるときはみんな天界か人間界に生まれて、安穏・安楽を得ることができるんだ。だから、不殺は重要な『施』なんだヨ。
「不偸盗、不邪染、不妄語、不飲酒、これらもまた同じ(他者を安心させ天上や人間界への転生につながること)なんだヨ」
いじょ、ブッダ(仏)が語った(説)五つの重要な『施』(五大施)についてのお話でした(経)。
仏説五大施経
仏世尊。一時在舎衛国祇樹給孤独園。与比芻衆倶。
仏告諸比芻言。
有五種大施。今為汝説。
何等為五。所謂一不殺生。是為大施。
二不偸盜。三不邪染。四不妄語。五不飮酒。是為大施。
以何義故。持不殺行而名大施。謂不殺故。
能与無量有情施其無畏。以無畏故。
無怨無憎無害。由彼無量有情得無畏。已無怨憎害。
已乃於天上人間得安穏楽。
是故不殺名為大施。不偸盜不邪染不妄語不飮酒。
亦復如是。
仏説五大施経。
「人間(じんかん、または にんかん)」で「人間界」とか「人間として人生を過ごしている時間」って意味になるようですね。ちょっとややこしいWWW