12
最近義妹が起こしてくれる夢を見ます疲れんてのかな
「も もうほら早く教室に向かうよ。」
と顔を真っ赤にしながらはや歩きで歩いていく先生を追い俺も教室に向かった。そしてそこは1年7組の扉の前でここからでも教室の騒がしさがよくわかる。
「ハイここがあなたの教室ねちゃんと場所は覚えていてね」
「はい分かりました。」
まぁ下駄箱からめっちゃ近いけどね。
「じゃあ最初に先生が入るから先生が入ってきてって言ったら入ってきてね。」
「了解です。」
キーンコーンカーンコーン
先生と話してたら鐘が鳴り
「じゃ隆二戸々で待っててね。」
「オッケーです。」
と返事をし扉を開け先生が入っていった。
「はーいみんな席についてー今日はちょっと事情があって来るのが遅くなったクラスメイトを紹介するよー。」
そう言うとクラスメイトが先生に質問してきた。
「先生ーなんで入学式これなかったんですかー?」
(いやー!やめてー!先生絶対正直に答えないでね!!)
そう俺が先生を睨むと
「まぁ家の事情よというかずっと廊下にいるのがかわいそうだから入ってきてもらうわよ、じゃ入ってきてね。」
(ほっ良かった登校初日に黒歴史暴露されたら最悪だしそこは大丈夫だったか、よし呼ばれたし入るか。)
俺は教室の扉を開け入るとクラスメイトは女子しかいなくしかも、女子全員が目を見開いた状態で見てきてまぁまぁ怖い。
(いや男が珍しいのは分かるけども驚きすぎでしょ!!)
そう思いながら教卓の前に行き少し深呼吸をし、
「初めまして、高橋隆二と言います家の事情により入学式は出れませんでしたが今日からみんなと一緒に学校へ来れるので仲良くしてくれると嬉しいです!」
とベストスマイルで俺が自己紹介し終えたら
「「「ぶーー!!」」」
クラス全員が鼻血を吹き出した。
「て天使や天使が舞い降りた!」「ヤバいヤバい男でイケメンってやば過ぎる!」「私の人生に一変の悔いなし!!」
なんか最後どっかの主人公の兄貴が、似たようなこと言ってた気がすんなまぁいっか。ていうか先生も少し鼻血出てるし。




