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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、新情報を得ます。

4日単位で出そうとしてたんですが、昨日出せなかったので。

申し訳ないです。

ゴールデンウィークも終わり、

意気揚々と学校に向けて歩き出す私。

今日から私も多くの友達をもつリア充だ。


...というフォローでもしてないともうやってられない。


何故かというと、幽霊達が自由奔放過ぎるのだ。

公園でサッカーしてるやつらに混じったり、

勝手に本を読んだりとまぁいろいろやっているのだ。


「はぁ、ちょっとぐらい静かにしてよ。私勉強してるんだから。後、学校で騒ぎを起こさないでよね。」

「学生は勉強してこそって言うしな!まぁ邪魔ならん程度で遊んどくさ。」

「はぁ、まぁ他人に迷惑だけはかけないでね。」

「りょーかいりょーかい。」


誰?今の誰の声?知ってる5人の声じゃない。

「あなたいつからそこに?」

「ついさっき。一人?一霊?が成仏したから替わりにはいった。よろしく!」


なにそれ、超新情報。

まぁ確かに、私には自分に憑いてる幽霊しか今は見えないので、

間違いなく私に憑いてるんだろうけど。

まさか幽霊の友達との出会いと別れがあるのは予想外だった。


「元気そうなやつが来たな!ここでの楽しみ方を先輩幽霊として教えよう。」

「へー、幽霊のわりに辛気くさく無いやつも居るんだな。」

「お前さんも似たようなもんじゃねえか!元気な奴は歓迎だ。」


明るそうな奴が来た。取り敢えずは注意と友達申請しとこう。

「もう一度言うけど可能な限り、人様に迷惑かけないでね。

後、友達になって下さい。」

「ん?かまわないぜそんぐらい。よろしく!」


何とか新しい友達確保。

これで取り敢えずは5人の友達に戻った。

そう安堵していると突然、教室内の全てのケータイが鳴った。

後ろを振り返ると、さっきのヤツが爆笑してた。


「おもれー、チョーおもれー」

腹抱えて笑っていた。

間違いなくこいつが犯人だろう。


教室内は騒然としていた。

一斉に鳴ったので皆慌てていた。

しかも今の授業担当者がそういうのに厳しいので、

鳴った奴等は没収されていた。

もちろん、私もだ。


ああ、静かな日常が恋しい。


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