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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
11/102

私、夜ノ守パークに行きます。2

パークは5まで続く予定です。

「次はあれに乗ろーぜ」

「あれもなかなか楽しそうだな!」

「ちょっと苦手なんだよね私、こういうの」


「キャーーーーーーーー!」

ああうん、多分あれは無理なヤツだ。

ジェットコースターは私には難易度高そうだな


「おーい、早く行くぞー!」

「あー、私は少し休憩してるから行って来たらいいんじゃない?」

「あれれ?もしかして芽依ちゃん怖いの?ブルってるの?」

「いやいや、そんなこと無いよ、私はただ...」

「怖く無いなら乗れるよね?ホラホラ~ビビってないでさ」


こいつ、人が無理なの解ってて煽ってきやがる。

流石にイラッと来た。

「ああいいとも、乗ってやろうじゃないか!」

「一名様ご案内~、チョロいね」


~30分後~

「もう少しで乗り場だな!」

「ああ、やっぱり並ぶんじゃ無かった。逃げたい。」

「ほらほら、そんな辛気くさい顔せずに楽しもうよ」

「30分あれば決意の一つや二つ位無くなるのよ......」


やっぱり無理!待ってる間凄い恐怖なんだけど!

あんなの人の乗るヤツじゃ無いって絶対。


「おっ次の奴に乗れそうだな!ワクワクするな!」

「大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫......」

「あー、そんなに怖いの?」

「ここまで並んだら引き返せないのよ」


「皆様、安全バーをしっかりと下げたかご確認下さい。

...それでは、夜ノ守コースターで楽しいひとときを!」


とうとう乗ってしまった。

ゆっくりと頂上に近づいてくのがもう怖い。

何であんなに他の人は楽しそう何だろう。

そんな事を考えていたら、角度が水平に戻った。

正面に見える景色は、遊園地エリアと多くの人、

そして、地面だった。


「ギャーーーーーーー!」

まっ逆さまに落ちて行った。

そこから捻ったり回ったり上すれすれの所を通ったりと

迫力満点だった。


「いやー、楽しかったな!もう一回乗りたいな!」

「もう、無理、勘弁して、無理だから、はー、はー」

「あー、無理っぽいな」

「というか君らだけで乗ってこれるじゃん。そもそも君ら並ぶ必要無さそうだし」

「あ~、確かに俺ら席要らないから直ぐに乗れるな」


そして、私がベンチで休んでいる間に、五回ほど乗ってきたらしい。

ああ、ジェットコースターが恐ろしい。




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