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あの世界に転生して崖から落ちた。

アキトお兄ちゃんと話してたら雨が病んだので遊びに行きます。

我が家は崖のすぐそばに立っていて崖には近付かないよう注意されてます。

えっなんでそんな事を言うのかって?やだなぁ〜伏線に決まってるでしょう?

ボールで遊んでたんですよ。さぁて……考えて見て下さいよ。

ね?分かるでしょ?ボールが崖まで転がって行ったんですよ。

つまり死亡フラグですね。

あーぁ……キズナがボールを追いかけて行っちゃいました。

さぁ!する事はただ一つ。

キズナより先にボールに追いつくこと。

「あっ……」誰という事なく声が漏れた……崖に落ちる事なくボールを捕まえたキズナでしたが……バランスを崩して危機一髪です。

仕方ないので、転生チートでも使って私とキズナの位地を変えさせて貰いました。

あぁ……折角生まれてきたのに弱冠4歳にて人生終了ですか……ついてませんね。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「ん……生きて……る!?」

「おぉ……大丈夫か?」

えっと……生きてる?死んだはず……

「お嬢ちゃん魔族の子孫じゃろう?」

「魔族……?」

魔族かぁ……そういやそうだな。

魔族はとてつもないタフな種族だわぁ……

魔術症と寿命と銀以外では死なない種族だわぁ……

うん。そうだね。最強な魔王様が欲しかったんだ。

だからだな。

「魔族を知らんのかぁ?魔族はな……闇の国に住まう種族でな。

生涯でたった1人と決めた者以外には嫁がないと有名な種族なんじゃ。」

「へぇ……凄い重い種族だね。」

ヤンデレだぁ!ひゃっほぃ!刺されちゃうね死亡フラグだ。

「はは……それもそうじゃな。」

「はぁ……今頃家族は私が死んだと騒いでるんだろうな……」

完璧にシナリオどうり?

ん?でも死んでないよね?でもあれ以上彼らと居たら物語補正がかかるかも……

「じゃな……じゃが、お嬢ちゃんは生きてる。違うかい?」

「そうだね……でも戻っても……化け物呼ばわりかも……」

崖は少なく見積もっても数百メートル。

死んでるに決まってる。生きてたらそいつはそれこそ化け物だ。

「そうじゃな……どうじゃ?我が村にこんか?」

「おじいちゃんの村に?うん。行くよ!」

どんな村だろうか?

平和な村だといいな。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「わぁ!凄い色々な種族が居るね!」

「あぁ。この村は行く当ての無くなった人々を受け入れる為の村じゃからな。」

見た感じ魔族に獣族、人族に天族も居そうだ。

後は……変り種の妖怪族も居る。

「マリアはどこの家の子?」

「魔族の町のどこかじゃな……」

魔族の町?村の中にもグループが在るんだ。

「スグル……魔族を集めておくれ。」

「はい。長老様。」

「おじいちゃん!凄い!三毛猫族の男性が居るよ!?珍しいね!」

三毛猫族は其の名のとうり三毛猫の猫耳を持つ種族である。

つまり、三毛猫の雄は珍しい様に三毛猫族の男性は数少ないのだ。

「あぁ……彼は、薫。見たとうり三毛猫族の男性だ。喋りたいか?」

「うん!喋りたいよ!おじいちゃん!」

薫さんかぁ……凄い綺麗な名前だなぁ。

「薫……お嬢ちゃんの相手をしてやってくれんかのぉ?」

「はぁ……」

「わぁ!猫耳!猫耳!触っていい!?」

もっ……モフモフしたい!可愛い……

流石ボクだね。

ふふん。猫耳キャラを考えて良かったよ。猫耳キャラは当然だよね。

「ところでお嬢ちゃん名前はなんじゃろうか?」

「別に……触ってもいいけど……」

「わぁい!ん?ボクの名前?えっとね……マリリアンヌ・クロッカーズドールズだよ!」

一応フルネーム名乗っておこう!

クロッカーズドールズってどんな家だっけ?とりあえず公爵家であることは知ってるよ。

「まさか……そんな家の子だったとは……」

「まさか……長老誘拐でもしたんですか?」

「わぁ……モフモフ! ボク薫さん好きぃ!」

やべぇ……モフモフ……前世だったら鼻血吹きまくってたと思う。

やべぇな。

「まさか!崖から降ってきたんじゃ。」

「ははっ……崖から降ってきたら死んでるでしょう?」

「長老!呼び集めましたよ?」

わぁ……全部で3人魔族が来た。

魔族特有の赤い瞳をして、エルフ耳をしている。

「自己紹介でもしてくれんかのぅ?」

「魔族の拓海だ。」

拓海さんは赤毛の短髪で魔族特有の赤い瞳。

でも、少し黒っぽい事から……人族とのハーフである事がわかる。

「衣華

よ。サキュバスなの。」

衣華さんは黒い髪のハーフアップで魔族特有の赤い瞳でも、少し黄色っぽい事から……多分獣族の猫科のハーフだと思う……

「僕はアドルフだよ!年が近いから仲良くしよう!」

アドルフは、暗黒色の髪を肩のあたりで切りそろえていて、魔族特有の赤い瞳。鮮血を思わせるぐらい真っ赤だから、純血種だと思う。

「ボクはマリア!宜しくね!」

「宰相様の一人娘か……」

拓海さんが意味深に呟いた。

誰もボクが宰相の娘なんて言ってない。

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