「幼馴染をNTR」の読まなくてもいい解説書
*活動報告に載せていたのをこちらに移動しました。
(内容は同じです)
「 幼馴染をNTRれたら幸せになった件について。」の『ツギハギだらけの読まなくてもいい解説』です。
沢山の方に読んでいただいた作品ですので、他の作品ではやっていない「解説」なるものを書いてみました。
各キャラに対してあんまりいい事は書いていませんので、作品イメージを壊したくない方はスルー推薦です。
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○吉田香菜
好きになった相手を幸せにする。
綾女曰く、「福の神」「幸運の女神」
*長所
素直で明るく笑顔が絶えない前向きな性格。
人との争いを好まない。
*短所
自主性がない。
他人の意見にすぐに流される。
「好き」と言われたら、「好き」になるような性格。
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遥斗とは、遥斗の母親に「遥斗と遊んであげてね」と言われたので、頑張って一緒に遊ぶようになった。
自分から動くことは、ほぼない。
遥斗をNTRれても泣き寝入りで終わっただろうし、一学期の虐め事件も、綾女が謝らなかったら、そのまま関係を終わらせていた。
謝ってきたら、簡単に許したりする。
なので、遥斗が浮気しても、すぐに謝っていたらきっと許して、都合のいい女になっていたかもしれない。
両親に似ていないと言われていたのは、不幸体質の遥斗が近くにいたので、いつも、しかめっ面になり陰気な表情をしていた為。
○ 服部綾女(親友)
幼い頃から不幸体質な女の子。
人よりも、ちょっと運がない。
*長所
友達を大事にして意志の強さを持つ。
我慢強い性格。
*短所
思い込みが激しく、意外とネガティブ思考。
問題の解決を先送りする傾向がある。
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香菜と友達(好かれる)になる事によって、その不幸体質が無くなった。
一度味をしめてしまったので もう香菜とは離れられない。
彼氏よりも香菜をとる。
だって、香菜がいなくなったら彼氏に振られるから。
一生、香菜の傍にいるにはどうしたらいいか。
嫌われないようするのにはどうしたらいいか。
悩む(企む)毎日。
内田の事は嫌い。 もぎたい。 きっと、香菜に近づいたらもぐ。
綾女のお陰で、これから先、香菜と遥斗は付き合うことはない。もぐから。
○内田遥斗(幼馴染で元彼)
綾女よりも酷い不幸体質。綾女曰く「貧乏神」。
*長所
どんな時でも、前向き。ポジティブで己を貫く。
*短所
間違いを決して認めない。
すべては自分以外のせいだと思う。
思考が子どもで成長していない。
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今回の事も、全くもって、自分のせいだとは思っていない。
浮気にしても、白鳥が誘ったのが悪いと思っている。
「さげちん」でもある。
関係を持った人物を不幸にする。
まずは、肌荒れ(ニキビ)から始まってどんどん不幸体質にしていく。
香菜はまだ真逆の体質だったので、普通に暮らせていた。
しかし、関係を持ったことにより、体調悪化し不幸になる。
(春にキスをしてから、香菜が色々不調になった)
遥斗の場合、香菜と関係を持ってより愛された事により運が上向き自信がついて、キラキラオーラが出た。
因みに、「格好良くなった」といっても、スーパーイケメンになったわけではなく、「普メンよりは格好良い」程度である。
○白鳥百合(元学年一の美人)
*長所
自分を磨く事に努力を惜しまない。
努力家。
常に完璧を求める。
*短所
少しでも、自分よりも下と思うと見下す。
見下した人より劣るのが嫌い。大の負けず嫌い。
勝つためには卑怯な事もする。
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社長令嬢で人よりも常に上にたっていた。
スポットライトの当たる人生を送っていた。
通称ビッチさん。
その美貌を生かし、付き合った男は数知れず。
人気者になった遥斗に目をつける。
プライドも高く、香菜のような子が人気者と付き合うのが我慢ならない。
別に、遥斗の事は好きではない。
飽きたら、別の男へいくつもり。
結婚相手は、ハイスペックな男と決めていた。
が、遥斗と関係を持つことによって、その美貌も陰りをみせる。
醜態を公に晒すことも多くなり、妊娠によって家族からも見放される。
生まれてくる赤ちゃんは何も悪くないので、どうか赤ちゃんだけでも幸せになってほしいが。
○生徒会長とその兄
ハイスペックイケメン兄弟。
性格は好青年。
綾女に手綱を握られて、きっと逃げられない。
○香菜と遥斗の両親
香菜の父親が母親と付き合いだして運が向いてきたのを感じ取った遥斗の父親が、香菜の母親に横恋慕しようとしたので、香菜の両親は遥斗の父親を警戒している。(香菜の幸運体質は母親似)
遥斗の父親のアプローチも虚しく香菜夫婦は結婚した。ので、諦めて別の女性と結婚する事に。遥斗を授かるが何故か不運が続く。
少しでも、香菜の両親にあやかろうと無理をして隣に引っ越してきた。
香菜と遥斗が一緒に遊ぶと、遥斗は病気もかかりにくなったので、ぜひ香菜を遥斗の嫁に欲しいと思うように。
香菜に会うたびに「遥斗をよろしく」「お嫁に来てね」と言っていた。(香菜はすっかり暗示にかかって、遥斗を好きになるが、香菜の両親は苦い顔)
香菜の家族が引っ越す事も、ギリギリまで知らなかったので、焦ったが「彼氏彼女」の関係になったのを聞いて安心していた。
しかし、馬鹿息子のせいで計画はおじゃんになった。
*どうでもいい制作秘話
最初は幼馴染は、男2 女1の3人でした。
綾女のかわりに、幼馴染の男がいて、その子目線の話だったのです。
が、ものすごく下品になったので没。(え? 下品?)
何度もぼやいている通り、「失恋の切なさを乗り越えたヒロインの逆転劇」がメインテーマだったはずなのに……おもっていたのと違う。
きっと、香菜にそんなに悲壮感がなかったのが原因かと。(文章力のなさとは言わない)
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以上です。
読んでくださってありがとうございました。