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Lira.  作者: 闇紗華
1章 On truth and its point …
8/12

彼女の真実~私の秘密~

 僕は窓からの暖かい光にうっすら目を開けた。眠い…。もう一回ぐらい寝てもいいよね。

「お休みぃ…」

「麗…何をしている。」

「……えっ?」

僕が目を開けると、黒い髪の少女がこちらを見下ろしていた。

「早く起きろ!ソファーで寝るとは…お前もまぬけになったものだなぁ…」

「なんだよ!」

僕は思わす反論してしまった。やばい…彼女は機嫌を悪くしていないだろうか。

「おぉ、ずいぶんといい度胸をしてるんじゃないか?」

「えっ…とぉ…」

どうしよう…何も言えない。

「それに一つ言っておく。そこは『私』の席だ‼お前はその辺に寝転んでおけばいい。」

なんだ…それは。

「おぉ!お前さんも、少しは人にものを言う事ができるようになったのかい?」

まさか…またよまれてたりして…

「ああ、そうだよ。お前が思っていることは全てお見通し?みたいなものだ。」

あ~!また自身すごいありそうな口調…。まあ、間違ってはないか…


と、その時。突然電話の呼び鈴が鳴り響いた。こんな朝っぱらから依頼がくるなんて、そう思いしぶしぶ受話器を手にとった。

「もしもし。Truth探偵事務所で…」

「あなた…麗?」

「………。」

誰だろう。どうして僕の名前を知っているのだろうか。

「あの……」

「麗!受話器を置け!」

「あの…今なんて…」

Liraの声がうるさくて聞き取れない。でも、何かを話し続けているのはわかる。彼女はいったい誰なのだろうか。

「…?」

突然頭に鋭い痛みが走る。それとほぼ同時くらいに、耳鳴りがなりだした。

「麗!」

Liraは勢いよく、電話のコードを抜いた。すると、女の声は途切れた。

「…あいつ。余計なことばかり…」

Liraの声が聞こえるが、身体は思うように動かない。それよりも、息が苦しい。

僕は、気を失った。


***


 やはり、あいつの仕業だったんだ。またつまらないことばかり。おかげで麗は術に掛かってしまい動かないまま。

「はあ…。私1人で行くのか。」

まあ、こいつには危険な思いはさせたくない。これからずっと一緒にいるために。

「私は探すよ。真実の在り処を…」

私は1人、事務所をあとにした。


許さない。朝比奈…


***


 どうやら、気づかれてしまったみたいねぇ。私やあなたの存在を…。あの女にはかなわないのかしら?

「まあ、そんなことないか。」

はぁ…。楽しくない。どうしてかしら?

「やっぱり、私達って似てるのね。きっとあなたもそう思ってるはず。ねぇ…麗蘭。」

彼女は怪し気な笑みを浮かべ、また何かを書き出した。


あと少し…あと少しすれば、私の計画は実現される。






遅くなってしまい、申し訳ありません!

お久しぶりです。闇紗華です!

今回も、頑張りました!事件が解決するまで、あと一歩ってところです。次も張り切って書きます★


それじゃあ、また次回お会いしましょう♪

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