第一章 主導者の帰りを待つ世界 第一話 プロローグ
平穏はいつまでも続かない。
風が吹く
世界は呼吸をしている。
そして、主人も呼吸をする。
世界は、呼吸をする。
それは、世界が生きていると言う証だ。
平穏な生活などこの世に存在しない
平穏は何かを隠すのにはいい材料だ。
それが、いい事なのか…悪い事なのかは誰にも分からない。
風が吹く
世界は安定している。
今は…まだ…安心していいのだろうか…
世界は新たな指導者を追い求めている。
それは世界にとって意味のあるものなのだろうか…
そして、世界を救う事に…何が起こるかなど…そんなものは誰にも分からない
世界を導くのは難しい。
それを成し遂げられる者など…この世に居ていい存在なのだろうか?
また、世界が呼吸をする様に風が吹く。
それは…何かを待っているかの様に…
預言者はこう言った。
「世界は、指導者無しではいつか崩壊する。器でないものが、指導者をやるべきものではない」
「返って、世界の崩壊を導くだけだ」
と、預言者は死んだ。預言者を残しこの世を去った。
預言者は、去る前にこう言った。
「いつか、崩壊を迎える時…世界は指導者を求めあれ狂い崩壊への足音を加速させるだけだ」
そう言って、去った。
誰かが空を見る。暗く赤い月があたりを照らす。
それは、救済を求めている目なのだろうか?
「救済者は、世界を導く指導者の事をそう呼ぶんだ」
「さぁ…」
「醜い世界で暴れ回ろうではないか…!」
誰かが、虚無な月に向かい手を差し出して狂気に満ちた声でそう言う。
「開幕だね。世界を導く者の物語だよ」
2026 / 06 / 24 投稿開始
楽しんで貰えるような作品を書いてきます!
よろしくお願いします。




