第9話 闇の指令
この作品はAIとの共作です。あらかじめご了承ください。
内容はSFファンタジーとなります。
全25話になる予定です。
宇宙港の空は静かになっていた。
壊れた建物から煙が上がっている。
でも、人々は少しずつ外に出てきていた。
怪物はもういない。
俺はロボットをゆっくり地面に降ろした。
リアのロボットも隣に着地する。
通信で父さんの声が聞こえた。
「よくやった」
「町は守れたな」
俺はほっと息をついた。
「なんとか」
ロボットから降りると、町の人たちが集まってきた。
「助かった!」
「ありがとう!」
誰かがそう言った。
少し照れくさかったけど、悪い気分じゃない。
そのときだった。
リアが空を見上げた。
「……セロ」
「どうした?」
「まだ終わってない」
俺も空を見る。
宇宙の闇の向こう。
そこに、小さな影が浮かんでいた。
宇宙船……?
いや、違う。
それは黒い球体のようなものだった。
誰も気づかないほど遠くにある。
でも確かにこちらを見ていた。
そのころ
宇宙の暗い宙域。
黒い空間の中に、巨大な影が浮かんでいた。
それは普通の宇宙船ではない。
まるで生き物のような形の巨大な要塞だった。
その内部。
暗い部屋の中央に、一人の影が立っている。
黒いローブのような姿。
赤い目が光っていた。
魔族の幹部だ。
その前の空間に映像が浮かぶ。
宇宙港の戦いの記録。
怪物が倒される瞬間だ。
幹部は静かに言った。
「……なるほど」
低い声が部屋に響く。
「抵抗する者がいるのか」
後ろに控えていた魔族が頭を下げる。
「どうしますか」
幹部はゆっくり笑った。
「面白い」
「ならば少し遊んでやろう」
赤い目が光る。
「次は」
「もっと強い者を送る」
映像の中の宇宙船が拡大される。
そこに映っているのは、セロたちの船だった。
幹部が小さくつぶやく。
「追跡者か」
「だが」
「追うつもりなら……」
「こちらも狩る」
宇宙の闇の中で、魔族は静かに動き始めていた。
そしてそのころ。
宇宙港で空を見ていた俺たちは、まだ知らなかった。
本当の敵が
すでにこちらを見ていることを。
第9話 終わり
初作品になりました。これから沢山書いていきたいと思います。よろしくお願いします。




