第4話 黒い痕跡
この作品はAIとの共作です。あらかじめご了承ください。
内容はSFファンタジーとなります。
全25話になる予定です。
ロボットを格納庫に戻したあとも、船の中は静かなままだった。
誰もがまだ信じられないでいる。
故郷が消えたことも。
宇宙で怪物と戦ったことも。
俺は格納庫の床に座り込んだ。
「……疲れた」
リアが隣に来る。
「セロ、大丈夫?」
「ああ」
そう言ったけど、本当は頭の中がぐちゃぐちゃだった。
さっきの怪物。
そして、あの黒いエネルギー。
あれは普通じゃない。
そのとき、船内スピーカーから父さんの声が響いた。
「セロ、ブリッジに来い」
「……わかった」
俺とリアはブリッジへ向かった。
ドアが開くと、父さんとカイルがモニターを見ていた。
「来たか」
モニターには、さっき倒した怪物の残骸のデータが映っている。
黒いエネルギーの分析結果だ。
カイルが言った。
「これ、普通の生命エネルギーじゃありません」
「どういうことだ?」
「説明が難しいんですが……」
カイルは少し考えてから言った。
「まるで…」
「病気みたいなんです」
「病気?」
父さんが聞き返す。
「はい。宇宙にとってのウイルスみたいなものです」
俺はその言葉に引っかかった。
ウイルス。
つまり、宇宙を壊す存在ってことか。
リアがモニターを見つめている。
「……やっぱり」
「何かわかるのか?」
父さんが聞く。
リアは少し迷ってから言った。
「この力……前にも感じたことがある」
「どこで?」
「夢の中で」
俺は驚いた。
「夢?」
リアはうなずいた。
「ずっと前から、同じ夢を見るの」
「暗い宇宙の中で……」
「大きな存在が苦しんでいる夢」
ブリッジが静まり返る。
父さんが腕を組んだ。
「つまり、その怪物は……」
リアは小さく言った。
「きっと、その存在を傷つけているもの」
そのときだった。
ピッ。
レーダーが反応した。
カイルが叫ぶ。
「船長!」
「なんだ」
「また反応です!」
モニターに、新しい影が映る。
しかも一つじゃない。
二つ。
三つ。
四つ。
黒い影が宇宙の闇から現れていた。
父さんが低く言った。
「……追ってきたのか」
俺は拳を握った。
さっきの怪物と同じだ。
つまり。
敵は一体じゃない。
宇宙のどこかに、
もっと大きな存在がいる。
父さんが俺を見る。
「セロ」
「……」
「この戦いは長くなるぞ」
俺はモニターの黒い影を見つめた。
もう逃げることはできない。
俺たちは宇宙へ出たんだ。
そして。
敵はすでに動き始めている。
第4話 終わり
初作品になりました。これから沢山書いていきたいと思います。よろしくお願いします。




