第2話 宇宙の闇
この作品はAIとの共作です。あらかじめご了承ください。
内容はSFファンタジーとなります。
全25話になる予定です。
宇宙は、こんなにも静かなものなのか。
ついさっきまで、あれほどの爆発と轟音があったのに、今は何も聞こえない。
窓の外には、ただ暗い宇宙が広がっていた。
そして。
そこにはもう、惑星シロンはない。
俺は窓の前に立ったまま動けなかった。
「……消えた」
誰かが小さくつぶやいた。
村の人たちも、船の中で言葉を失っていた。
みんな同じだ。
さっきまであった故郷が、もう存在しない。
リアが俺の隣に立った。
「セロ……」
俺は答えられなかった。
そのときだった。
ピッー。
ピッー。
突然、船内に警告音が鳴った。
操縦席から父さんの声が響く。
「……おかしい」
メカニックのカイルがモニターを見ながら言った。
「船長、レーダーに反応があります」
「隕石か?」
「違います」
モニターに映ったのは、ゆっくりと動く影だった。
父さんが眉をひそめる。
「宇宙生物か……?」
影はどんどん近づいてくる。
窓の外に、黒い塊が見えた。
最初は隕石に見えた。
だが違う。
その表面が、ゆっくりと動いている。
まるで生きているみたいに。
カイルが叫んだ。
「生物です!」
黒い塊の表面が割れた。
中から赤い光がにじみ出る。
そして。
触手のようなものが宇宙に伸びた。
「……なんだ、あれ」
誰かが震えた声で言った。
父さんの声が船内に響く。
「全員、戦闘準備!」
船がわずかに揺れる。
俺の心臓がドクンと鳴った。
戦う?
宇宙で?
こんなものと?
父さんが振り返る。
「セロ!」
「……!」
「ロボットに乗れ!」
俺は一瞬だけ迷った。
でも、すぐに走り出した。
リアも後ろからついてくる。
格納庫のハッチが開いた。
そこには、四体の人型ロボットが並んでいた。
村のみんなで作った機体。
でも、本当に戦えるのかは誰も知らない。
外では、黒い生物が宇宙船へ近づいてきていた。
触手がゆっくりと伸びる。
まるで獲物を捕まえるみたいに。
父さんの声が通信に響く。
「発進準備!」
俺は操縦席に座った。
手が少し震えている。
でも。
逃げるわけにはいかない。
俺たちはもう、帰る場所を失ったんだ。
モニターの向こうで、黒い怪物が口のようなものを開いた。
赤い光が強くなる。
その瞬間、父さんが叫んだ。
「出撃!」
宇宙船のハッチが開く。
俺のロボットが宇宙へ飛び出した。
そして目の前に、
最初の敵が現れた。
第2話 終わり
初作品になりました。これから沢山書いていきたいと思います。よろしくお願いします。




