第10話 仲間の力
この作品はAIとの共作です。あらかじめご了承ください。
内容はSFファンタジーとなります。
全25話になる予定です。
宇宙港の修理はまだ続いていた。
壊れた建物。
燃えた跡。
でも人々は少しずつ町を立て直し始めている。
俺たちの宇宙船も補給を終えて、出発の準備をしていた。
そのときだった。
レーダー警報が鳴った。
ビーッ!ビーッ!
カイルが叫ぶ。
「船長!」
「宇宙港の外に反応!」
父さんがモニターを見る。
「……また来たか」
画面には黒い影がいくつも映っていた。
怪物だ。
しかも一体じゃない。
三体。
俺は拳を握った。
「またあいつらか」
リアが言う。
「セロ、出る?」
俺が答える前に、後ろから声がした。
「待ちな」
振り向くと、シーラが立っていた。
いつもは少しのんびりしている魔法使いのおばさんだ。
でも今は真剣な顔をしている。
「今回は私たちも行くよ」
隣に、ハイロンおじさんも立った。
気功師のハイロンだ。
「若いのに全部任せるわけにはいかん」
父さんがうなずいた。
「頼む」
格納庫に四体のロボットが並ぶ。
俺とリア。
そして、シーラとハイロン。
四人がそれぞれの機体に乗り込む。
ハッチが開いた。
宇宙港の上空。
三体の怪物がゆっくり近づいている。
「行くよ!」
俺たちは宇宙へ飛び出した。
怪物が触手を動かす。
攻撃が飛んできた。
ビシュッ!!
光が宇宙港の近くをかすめる。
俺が避けた瞬間だった。
シーラのロボットが前へ出る。
「見てな、若いの」
ロボットの手が光る。
魔法陣のような模様が空に浮かんだ。
「炎よ!」
次の瞬間。
巨大な炎のエネルギーが放たれた。
ドォン!!
一体の怪物が吹き飛ぶ。
「すげえ……」
俺は思わずつぶやいた。
そのとき別の怪物が、シーラに襲いかかった。
でも
ズドン!!
衝撃波が宇宙を走る。
ハイロンのロボットだった。
拳を突き出している。
「気功波だ」
怪物の体が大きく揺れる。
リアが叫ぶ。
「セロ!」
「今だよ!」
俺はうなずいた。
念力の感覚を集中させる。
怪物の中心。
赤い核。
「弱点はそこだ!」
四体のロボットが同時に攻撃する。
光。
炎。
衝撃波。
そして俺の一撃。
ドォォォン!!
三体の怪物が同時に爆発した。
黒い破片が宇宙に散る。
静かな空。
宇宙港は守られた。
通信で父さんの声が聞こえる。
「見事だ」
俺は少し笑った。
「やっぱり四人だと強いな」
シーラが言う。
「当たり前さ」
ハイロンも笑う。
「これがチームってやつだ」
でもそのとき。
リアが小さくつぶやいた。
「……また」
黒いエネルギーが宇宙に消えていく。
あの嫌な力。
俺は空を見上げた。
どこかにいる。
この怪物を送り込んでいる
本当の敵が。
そしてその敵を追う旅は
まだ始まったばかりだった。
第10話 終わり
初作品になりました。これから沢山書いていきたいと思います。よろしくお願いします。




