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Long-Pursuit 〜星を失った旅人たち〜  作者: まりちゃんのだんな


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第1話 消えた惑星シロン

この作品はAIを使って書いた作品です。

内容はSFファンタジーです。

全25話になる予定です。

あの日、空に流れた光を、俺は一生忘れない。



小さな惑星シロンは、宇宙の果てにある静かな星だった。

人口はほんのわずか。村と呼ぶほうが似合うくらいの小さな集落で、みんな顔見知りだった。



退屈なほど平和な場所だったけど、俺はその星が嫌いじゃなかった。



俺の名前はセロ。

16歳。少しだけ変わった力を持っている。



物を触らずに動かすことができる念力。



そして、ほんの短い距離だけど瞬間移動もできる。



村の人たちはそれを「不思議な力」だと言っていたが、俺にとってはただの当たり前のことだった。



その日、俺は丘の上に立っていた。



目の前には、村のみんなが協力して作った巨大な船がある。



宇宙戦艦オリオン

父さんが十年以上かけて作り続けてきた船だ。



「ついに完成だな」



振り向くと、父さんが腕を組んで立っていた。

この船の船長になる人だ。



「本当に飛ぶの?」



俺がそう聞くと、父さんは笑った。



「当たり前だ。宇宙に出るために作ったんだからな」



この小さな星から宇宙へ。



それが父さんの夢だった。



村の人たちもみんな集まって、船を見上げている。

誰もが少し誇らしそうだった。



そのときだった。



「……あれ?」



誰かが空を指さした。



俺も空を見上げる。



黒い宇宙の中に、いくつもの光が見えた。



最初は流れ星だと思った。



でも違った。



その光はまっすぐこの星に向かって落ちてきていた。



村の空気が一瞬で変わった。



光はどんどん大きくなっていく。

流れ星なんかじゃない。



隕石だ。



しかも一つじゃない。



いくつも、何十もある。



村の誰かが叫んだ。



「落ちてくるぞ!」



その瞬間、父さんの顔が変わった。



「セロ!船に乗れ!」



「え?」



「今すぐだ!」



父さんはすでに走り出していた。

村の人たちも慌てて宇宙船へ向かう。



地面が震えた。



ドォォォン!!



遠くで大きな爆発が起こる。

隕石の一つが、星のどこかに落ちたんだ。



空は赤く染まり、衝撃波が大気を揺らす。



俺は振り返った。



ここが。

俺たちの故郷だ。



小さくて、静かで、退屈だけど……

大切な星だった。



リアが俺の腕をつかんだ。



「セロ、早く!」



俺たちは宇宙船へ走った。



船のハッチが閉まる。



父さんの声が船内に響いた。



「エンジン始動!」



宇宙船が震える。



外では、次々と隕石が落ちていた。



轟音。

爆発。

揺れる大地。



宇宙船はゆっくりと浮かび上がった。



窓の外で、シロンの大地が崩れていく。



俺はただ見ていることしかできなかった。



そして。



宇宙へ出た瞬間だった。



背後で、星が光った。



まるで太陽みたいに強い光だった。



その次の瞬間。



惑星シロンは消えた。



宇宙には、ただ静かな闇だけが残った。



誰も言葉を出せなかった。



俺は拳を握った。



「……父さん」



父さんは前を見たまま言った。



「このまま宇宙へ出る」



俺はもう一度、後ろを見た。



そこにはもう。

故郷はなかった。



そのとき俺は決めた。



あの隕石はただの事故じゃない。



もし誰かがこれをやったのなら。



必ず見つける。



そして。



必ず追いつく。



それが、俺たちの長い追跡の始まりだった。






第1話 終わり

初作品になりました。

ありがとうございます。

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