芽吹き、眠り、君を想う
優しい光に照らされて、生命が目覚める季節。
暖かな風の歌に耳を傾けて「眠くなっちゃうね」と君が囁く。
生まれたての春は楽しげに騒ぎ立てているというのに、僕らはどうして欠伸をしているんだろうか。
「あなたとこうやって話せなくなっちゃうのも時間の問題だね」
そうだ、もうすぐ君は永く遠い眠りに落ちてしまう。
いつ目覚めるのか、次に逢えるのはいつなのか見当もつかない程の永い眠りに。
花を散らす風は案外まだ吹かないと自分を騙すけど、知ってしまった以上は君の短い時間を僕のために使って欲しいと思うばかりだ。
春を告げるあの花の散り際まで見ていたいように、君の心の音が止まるまで傍にいるから。
だから、もう泣かないで。
どうも、お初にお目にかかります。恋咲結愛と申します。
実は去年10月辺りにアカウントを作ったのですがそれっきり構想中の小説の世界観が固まらず放置してました。
その小説というのは高校生同士の百合系恋愛ものなんですが結末をどうするか悩んだり登場人物はもうちょい居た方がいいよなとかグダグダしてて最近やっとタイトルと細かいストーリーだけになったところです。
ちなみに詳しくは言えませんがメリーバッドエンドにしようかなと考えてます。
さて、本作はふと思い立って散歩に出かけたところ梅を初めとした庭の植物が花を咲かせたり蕾が出来たりしてたのを見て思いつきで書いた詩です。
つまり存在しない記憶を無理やり引っ張り出してきました。
語彙力ペラッペラすぎて文章が酷いかもしれませんがモチベになる(当社比)ので感想お待ちしてます。