ギルド
ブクマありがとうございます、、!
もっと頑張りますm(_ _)m
「準備もできたし、ギルドに行ってみようか」
はい待ってました。やっぱりあるんだな、ギルドってもんが。俺は遠足前の子供のように心を躍らせながらギルドへ向かった。少し歩いてギルドに着くと、多くの人で賑わっていた。ギルドの中は広く、木で作られた古風なテーブルで酒を交わしている人たちや、カウンターで受付嬢と話している人など、そこは活気に溢れていた。俺たちがギルドに入ると、昨日よりもはっきりと視線を感じた。最初は新参者の俺が珍しいのかと思ったが、どうやらその視線は渚に集まっているようだった。
「なあ、なんかみんなお前のこと見てないか?」
「うん、S級だからね、僕」
「S級?」
「そ、S級」
「すごいの?」
「うん、この世界に僕を含め三人しか存在しない」
うそだろ。本当にすごいじゃねーか。てか今さら言うかそれ。そりゃみんな見るわけだわ。……こいつの隣を歩くのプレッシャーだな。
「ちなみにここは五大国の一つで、南の国と呼ばれている。あとは北の国、東の国、西の国、中央って感じだよ」
「ほーん……。今は渚がS級っていうことしか頭に入ってこねーわ」
「かっこいいでしょ。とりあえず登真も冒険者登録しちゃおっか」
お、ついにきたか冒険者登録。お約束だな。俺も異世界からきたんだし、実はチート能力があって、四人目のS級冒険者現れるって流れだなこれは。
期待に胸を膨らませ受付へと向かう。受付嬢と渚は知り合いのようだ。恐らく渚を知らない人などいないのだろう。ここの受付嬢は不可解なことに、手と手を合わせた状態で、包帯がぐるぐると巻かれている。こんな状態で仕事ができんのか? と思ったが、器用なことに、ペンなどを魔法で浮かせて自在に操っている。何か訳ありなのだろうと思い、それについて触れることはしなかった。見た目は前髪ぱっつん外はねボブのかわいい女性だ。白に近い水色の髪がよく似合っている。めちゃくちゃタイプだ。そしておっぱいが大きい。おっといかん。女性はおっぱいを見られているの分かるらしいからな。つい見てしまう自分が恥ずかしい。
気を取り直して、名前の記入などの手続きを始める。クエスト中の怪我等に関する責任を、ギルドは一切負わないという文に少し恐怖を感じた。魔物と戦うということは、常に死と隣り合わせなんだと実感した。
次にマナ測定をした。これもお決まりの流れだな。マナガエルと呼ばれている、バスケットボールぐらいの大きさの緑の蛙に、マナを流し込んで測定をするらしい。さっそく測定してみると、マナガエルは赤色に変色した。これはどういうことなのか尋ねてみると、冒険者登録をするために必要なマナ量を検知すると、マナガエルが赤色になる、と教えてもらった。人のマナが好物なので、ここから逃げ出すこともないらしい。かわいい蛙め。
マナ測定が無事に終わったので、顔写真をとり、冒険者証というものが発行されるのを待つ。どうやらすぐ発行できるそうだ。わくわくてかてか。
S級冒険者になりたいです。




