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僕らは異世界生活に憧れる  作者: 山波 藍
第一部
12/34

戦闘開始

初バトル!!!!

「ちょっと離れてて」


 胸の辺りを手で押され、後ろによろめいた。それから渚は数歩下がり、俺から距離をとった。ゴブリは渚を目掛けて突っ走っていき、勢いよく攻撃を仕掛ける。しかし渚はそれを軽くかわし、ゴブリンの猛攻撃はむなしく空を切る。


「ね? 単調な攻撃だし、遅いでしょ。これじゃあ高校生ボクサーのほうがよっぽど強いと思わない?」


 ああ、言われてみれば確かに遅い。渚の言う通り、はっきり言って中学生レベルだ。魔法を使わなくても、簡単に勝てる相手だということは分かった。でも恐怖が拭えない。ホラー映画に出てきそうな不気味な顔に緑色の肌。びびらないほうがおかしいだろう。


「ごめん渚。やっぱこえーよ。めっちゃこわい」


 心臓がバクバクしている。あれと向き合って戦うのがこわい。それに試合とは違って、少しのミスが死に繋がるかもしれない。そう思うと身体が固まってしまう。


「いいよ。じゃあもう少しそこで見てて」


 ゴブリンの大ぶりパンチを避けると同時に、空きだらけのゴブリンの顔面にカウンターパンチがはいる。あれはきつい。ゴブリンはよろめき悶える。考えなしで突っ込んでいたゴブリンも少し様子を見ているようだ。


「しっかりこっちの攻撃も効いてるでしょ? だから大丈夫。それにね、いまその恐怖を払拭しとかないと、これから大変だよ」


 渚の余裕のある態度を見ていると、だんだんと落ち着きを取り戻すことができた。すっかり目も慣れたし、もう腹をくくろう。こっちで生きていくなら、自分の身ぐらい自分で守れるように強くならなければいけない。深呼吸をして心を落ち着かせる。大丈夫だ。大丈夫、大丈夫。いける、いける。


「……渚」


「お、いけそう?」


「ん」


「ん、じゃあ僕のこと守ってね」


 笑わせる。自分一人で簡単に倒せる相手だろう。しかしそれでも、頼ってもらえることを嬉しく思ってしまう。単純だな、俺は。靴紐をきつく縛り直し、ダウンを脱ぎ捨てる。そして息を深く吸い込む。


「おい!!!」


 ゴブリンは俺の声に驚き、こちらを警戒しているようだった。手の甲を下向きに、手のひらを上に向け人差し指をチョイチョイと動かす。


「こいよ」


 どうやら意味が通じたようだ。ゴブリンはすごい勢いで俺に向かってくる。そして相変わらずの大ぶりパンチを繰り出してくる。身体を横にかわし、その勢いを生かして足を引っ掛ける。ゴブリンは顔面から無様に転び落ちる。すぐに起き上がり睨みつけてくるが、これはイキってるだけの雑魚ヤンキーと思えばいいのだ。恐ろしいのは顔だけなのだ。ゴブリンに向かってもう一度、人差し指をチョイチョイっとする。自分が馬鹿にされてることに気づいたのか、雄叫びをあげながらまた向かってくる。怒りで我を忘れているようだ。攻撃はさらに単調になり、これを避けるのは容易だった。動体視力には自信がある。見える、全然見える。

戦闘シーン書くの難しいです。。。

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