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女神の暗殺者  作者: 秋城桐谷
第二章 塔に拐われし少女
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七話 迷宮第一層

レアルは自分の行く迷宮に行った。


 「なんか僕の行く迷宮人多くないか? とりあえず受付でも行くか」


 レアルは受付の所へ向かって行った。


 「すいません迷宮に行く予約をしておりましたレアルと言います」


 「あぁどうもレアルさんですね。君中学生じゃないですか!」


 「まぁ人よりかは魔法とかは得意なので」 「凄いな! 頑張って来てね!」 


 「はい! 頑張ります!」


 アナウンスが入る。


 「ヤシブにお越しいただき誠にありがとうございます。今からミギル氏作の迷宮Sランクが解放されます。受付のお済みの方は迷宮前のゲートにお集まりください」


 「よし行きますかね」


 レアルはゲート前に行った。


 「人が結構いるな。三十人くらいか?」


 「では今から解放します。皆さん、正々堂々クリアを目指して頑張って下さい!」


 レアルはゲートに入った。


 「なんかすごいですね!」


 「なんだこの寒さは!? とりあえず情報入手するために時計でも見ますか」


 「どうもこんにちは!」


 腕時計から何かが飛び出してきた。


 「誰ですかあなた?」


 「私の名前はエルエネス! サン・テスプリの一種です!」


 「なんであなたが僕の時計の中にいたのですか?」


 「お父さんから聞きませんでしたか?」


 「言ってませんでしたよ。これあれだお父様が言ってなかったやつですね」


 「聞いていなかったのであれば最初から説明しますね」


 「とりあえずこの層のクエストを出して下さい」


 「話を聞いてくださいよ! もう! これです!」


 「倒すモンストルが鳥族ケルティアルでそいつを五体倒し結晶を五個集めろか。まぁやりますかね」


 レアルはすぐさま《ケルティアル》を討伐しに行った。

 「ちょっと話を聞いて下さいよ!」


 「こっちはあなたと違って時間がないんですよ!」


 「よいしょ!」


 レアルは右腕を前に出し完全詠唱破棄を行い、《ケルティアル》にマジー3トネールを三発同時に放った。


 「くあぁぁぁぁあ!」


《ケルティアル》は白い煙を出して消えた。


 レアルは結晶を手に入れた。それをポッケットの中に入れた。


 「これが結晶か。次に行きますかね」


 「レアルさんちょっと待って下さい! 私の話を聞いておかないと大変困りますよ!」


 「やっぱ子供狩りは面白いな!」


 レアルの背後から見知らぬ男がレアルに斬りかかろうとする。


 「終わりだ!」


 男は炎属性の剣技でレアルを斬ろうとするが。


 「僕に不意打ちを仕掛けるとはあなたもう少し修行した方がいいですよ」


 何とレアルは右足に瞬時に天力を移動させ、右足で男の剣を蹴った。


 レアルは男を数メートル吹っ飛ばした。


 男は転がった。男はすぐさま態勢を立て直す。


 「剣を蹴るとか嘘だろう! この少年何かが違ぇ!」


 「一つあなたに教えておきます。子供だからって舐めてると、騎士にはなれませんよ」


 レアルは消えた。


 「どこに行った?」


 「ここですよ」


 レアルは男の背後から雷属性で男に向けて剣を振る


 「危ね!」


 男は何とか自分の剣でレアルの攻撃を防ぐ。 

 そして男は距離を取った。


 「次は当てますよ」


 「少年。覚えてろよ!」


 男はすぐさま立ち去った。


 「逃げたか」


 「レアルさん聞いて下さいよ! 迷宮というのはモンストルだけが敵ではありません。ソルダー全員が敵となります! だから気をつけてください!」


 「よは全員が倒せばいいて事ですよね?」


 「そうですけど……」


 「あと《ケルティアル》を四体倒しますかね」


 レアルはすぐさま《ケルティアル》を討伐しに行った。


 「まだ説明がありますよ!」


 「説明したいのは分かりますが、こちらには時間が無いんですよ。とりあえずこの層が終わるまで黙っといて下さい。」


 「はい」


 エルエネスは腕時計に帰って行った。


 「なんかあそこに四体がかたまっていますね」


 「マジー4! ヴォロン!」


 「くぁぁぁぁあ!」


 近くにいた四体ケルティアルが火の玉をレアルに向けて吹いた。


 「とりあえず斬りますかね」


 レアル《ケルティアル》の攻撃を剣で全て、斬った。


 「剣先に天力を集めて」


 レアル《ケルティアル》に剣の先を向けた。


 「ロン!」


 レアルの持つ剣の先から何か雷属性の技が発動された。


 「くぁぁぁぁあ!」


 レアルの技は一体の《ケルティアル》に当たると、ドーム型にどんどん膨れ上がって爆発し、他の三体にも当たった。


そして四体は白い煙を出して消えた。


 レアルは結晶を四個手に入れた。それをポッケットに入れた。


 「これで結晶が五個集まったからこの層はクリアかな。エルネス、終わったから説明よろしくお願いします」


 「終わるのが早いですね」


 エルネスはレアルの腕時計から飛び出してきた。


 「四体まとめ倒したので」


 「やっぱ副隊長の息子さんて凄いんですね」


 「まぁお父様は素晴らしい方ですから。とりあえず行きながら話して下さい」


 レアルは次の層の扉を目指す。


 「わかりました! 迷宮というのはその腕時計に表示してあるゲージが無くなると強制的に退出となります。そしてゲージは減る事に緑から黄色、黄色から赤色に変わります。別にゲージが無くなっても死なないのでご安心を」


 「はい。質問なんですけどこの迷宮て何層まであるんですか?」


 「この迷宮は五層構造です。三層目に中ボスがいます。そして四層目は五名しか入れなくて、その入れた五名でバトルをしてもらいます。そして残った一人が五層へ挑戦ができます」


 「分かりました。とりあえず着きましたよ」


 「あのサン・テスプリに話しかけて下さい」


 「ここにもサン・テスプリがいるのか」  レアルは扉の前にいるサン・テスプリに話しかける。


 「結晶五個集まりました」


 レアルは扉の前にいるサン・テスプリに結晶を見せる

 「では私にそれを貸してくださいな」


 「はいどうぞ」


 扉の前にいるサン・テスプリは何やら結晶を、合成し始めた。


 「これをこうしてよいしょ!」


 扉の前にいるサン・テスプリは鍵を生成させた。


 「これで次の層に行けます。頑張って下さいね!」


 「どうもありがとうございます」


 レアルは次の層の扉の鍵を手に入れた。


 「よし次行きますかね!」


 レアルは扉の鍵穴に鍵を挿した。とすると扉が開いた。


 「吸い込まれる」


 レアルは次の層の扉を開いた。

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