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女神の暗殺者  作者: 秋城桐谷
第一章 地獄の始まり
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五話 地獄が去る

その一方グラフィールは協会と連絡を取っていた。

『夜遅くにすいません! 十番隊副隊長のグラフィールです!』


 『…………』


 「くそ! 通信が切断されている。ならやるしかない!」


 グラフィールは家を飛び出した。


 『あなた!』


 グラフィールのイヤホンから音が聞こえる。


 『スルミナどうした!?』


 『あなたは暗黒騎士を倒して!』


 『分かった!』 


 グラフィールは暗黒騎士がいるところへ向かった。


 「暗黒騎士よ! かかってこい!」


 「発射用意!」


 「打てぇぇぇぇえ!」


 暗黒騎士は数十発の黒魔術を放った。


 「はぁぁぁぁあ!」


 グラフィールは大剣を大きく振りそれによって起きた風で相手の全ての攻撃を消し去った。


 「貴様らに用はない!」


 「輝く不死鳥ブリエフェニックス!」


 グラフィールの大剣から光輝く攻撃が打ち出された。


 暗黒騎士達は光輝く攻撃によって消え行くのであった。


 「はぁ。 協会と音信不通だがどうにかなりそうだな」


 「みんな私のところに来て!」


 全員スルミナの居るところに集まった。


 「みんな! 大丈夫?」


 「お母様何とか無事にやることが出来ました。」


 「スルミナさん結構簡単でしたよ。」


 「スルミナよ! この通り大丈夫だ!」


 「みんな大丈夫なのね! あれを見て! 未だ呪われた人間たちが動かないんだけど……」


 「嫌な予感がします。」


 突然呪われた人間たちが消えた。


 「突然消えただと!」


 「北東方向に何かの気配があります。まさかレイナを!」

 「レアル!」


 レアルはすぐに北東へ向かい消えた。


 「みんな大丈夫かな?」


 レイナは全力で隣町まで走る。


 「うぁぁぁぁあ!」


 「何あれ? 逃げないと!」


呪われた人間たちがレイナを襲う。


 「おりゃぁぁぁぁあ!」


 「うぁぁぁあ!」


 レアルは呪われた人間を横に切り裂いた。


 「なんでレアルが?」


 「色々あって来た。 早く逃げろ! こいつらは僕が何とかする!」


 「分かった!」


 「なんで斬ったのに生きてんだ?」


 「まさか不死か! こうなれば時間を稼ぐしかない!」


 レアルは片っ端から呪われた人間たちを斬るが一向に倒れない。


 「体を斬ったて、首を飛ばしたって蘇る。 天眼を使うしかない!」


 レアルは天眼を使う。


 「くぅ! 目の前が!」


 レアルは転倒した。


 「危ない、危ない」


 空の方から見知らぬ男の姿が見える。


 「あなたは何者ですか!?」


 「このゴミ人間を作った、張本人だよ。さぁお前らやれ!」


 「ゔぁぁぁぁあ!」


 「くそ! レイナの方に!」


 レアルはレイナの方に向かった呪われた人間たちに向かって魔法を放とうとする。


 「地面から足が! 力が入らない」


 レアルは魔法を放つことが出来なくなった。


 「君は邪魔だからそこで見届けてもらうよ。」


 「レイナ!」


 「嫌ゃゃぁぁぁぁぁぁあ!」


 レイナの手から謎の光が放たれる。


 「ゔぁぁぁぁぁぁあ!」


 「これで作戦成功だね。ではまた何処かで」


 「おい! 待て!」


 見知らぬ男は黒い光を出しながら、


どこかへ消え、それと同時に呪われた人間もどこかへ消えていった。


 「大丈夫かレイナ!?」


 「大丈夫だよ。でも今さっきの光は何?」


 「俺にも何が起きたのか分からない。」


 「レアル! レイナちゃん! 大丈夫!?」


 「お母様! 何とかなりました。レクスとお父様は?」


 「先に移動石を使って隣の町に行ったわ。」


 「とりあえず隣の町に向かうわよ。」


 レアルとスルミナとレイナは隣町へ向かった。


 何とか奇襲は犠牲者を出さずに幕を閉じた。

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