四話 レクスVSスライムゴブリン
一方レクスはゴブリンと戦っていた。
「お前らやれ!」
ゴブリン達がレクスを襲う。
「おりゃぁぁぁぁあ!」
「はぁ。もう少しいいやり方があるだろう」
レクスは完全詠唱破棄を行い、マジー3オプスキュリテを発動し、ゴブリン十数体を倒した。
「魔法が飛んでくることぐらい分かった上で戦えよ! もっと強い奴を出せ!」
「うるせぇ餓鬼だ。もっとやれ!」
またもや十数体のゴブリンがレクスを襲う。
「学習しろよ……」
またレクスは完全詠唱破棄を行い、マジー3オプスキュリテを発動し、ゴブリン十数体を倒した。
しかし後ろから何か気配がする。
「おりゃぁぁぁぁあ!」
レクスはすぐに気づき攻撃を回避した。
「どいうことだあいつが何故か増えている。これはどいうことだ? 天眼で調べるか……」
レクスは天眼を発動し、ゴブリンの情報を収取する。
「こいつらは普通のゴブリンじゃなくてスライムの能力を取り込んでいるのか。だから大きなってまた蘇るのか」
「死ね! 餓鬼!」
大きなゴブリンが二体同時に剣で襲いかかる。
しかしレクスはバク宙でかわす。
「やるな餓鬼! だがまだ終わらねぇぞ!」
またゴブリンが十数体現れレクスを襲う。
「めんどくせぇな!」
レクスは剣を一回転振りゴブリンを倒した。
「こいつらを倒すのに魔力要らねぇじゃん。またでかいのが増えると」
そして大きなゴブリンがまた現れる。
「三体が揃った時! 新たな力が生まれる!」
ゴブリン三体合体した。
黒い煙を立ち上げながら新たなゴブリンが現れた。
「これが最終形態だ!」
「なんか強そうには見えないがまぁ面白くはなりそうだな……」
「おりゃぁぁぁぁあ!」
ゴブリンは大きな斧を振った。
しかしレクスは横にスライドして攻撃を回避した。
「これはまさか!」
レクスは一瞬空中を舞い完全詠唱破棄を行い、マジー3オプスキュリテを地面に放った。
放った同時に地面から突起物が出てきたが何とか放った魔法で破壊した。
「それなりには強くなったか……」
「やるな餓鬼! だがこんなもんじゃねぇぇぇぇぇえ!」
ゴブリンが消えた。
「どこにいる!?」
ゴブリンはレクスの後ろから斧を振った。
「くぅ!」
レクスは何とか剣で防ぐが吹っ飛ばされてしまう。そのまま地面に転がる。
「いてて……」
「もうくたばったのか餓鬼?」
「まだくたばってねぇよ! これで終わらせる」
レクスは剣に天力を込める。
そしてレクスはゴブリンに向かって走り出した。
「おりゃぁぁぁぁあ!」
「これで終わりだ餓鬼!」
コブリンは斧を振り上げた。
その時レクスはゴブリンを貫いた。
「何回も倒したところで…… 何故か戻らない!?」
「今の攻撃には呪いをかけておいた。それによって、相手の能力は発動しないようになる。」
「この野郎!」
ゴブリンは黒い煙を上げて消えていった。
レクスはその場を後にした。