二十三話 あの男再び2
一方電話を切ったあとのレクスはレアルと同じく兵士と戦っていた。
「あと五人か。とりあえず全員ここで倒れろ」
レクスは残り五人を拳だけで戦闘不能にした。
「人だから殺すなは難しすぎるだろ。相手は殺す気満々なのによ」
レクスは次の部屋に行った。
遠くに見た事のある男が居た。
「あんたは!?」
「やぁ少年また会ったな。本当はあそこで潰すつもりだったんだけど、予想以上に天力の使い方に慣れてなくねぇ」
「魔界の人か。なら死んでもらいうか」
レクスは闇属性の斬撃を四発放った。
「速いねぇ」
しかし男は攻撃を回避した。
「そいう言えば名前を言ってなかっな。俺の名前はジェグレスよろしくね」
「あんたの名前なんか最初から興味ないねぇ!」
レクスは指を鳴らした。
「黒の刃」
レクスは闇属性の上級魔法を放った。
「前より速くはなってるねぇ」
ジュグレスは攻撃を回避した。
「一発やるか」
ジュグレスは斬撃をレクスに向けて、一発放った。
「くぅ!」
レクスは何とか攻撃を回避した。
(前とは遠距離斬撃が速さも強さも違う。やはり魔界の力を使っているからか)
「まぁあれを出すか」
ジュグレスは何か小さく、細長い金属を出した。
「装置創造」
なんと左手に金属が反応しから銃のよう物が装備された。
「なんだあれ!」
「これは黒砲といい黒魔術と同等の力を使うことが出来る。」
ジュグレスは黒砲から闇属性の黒魔術を放った。
「速すぎだろ!」
レクスは何とか攻撃を回避した。
『腕を斬るしかないな』
『レクスさん聞こえますか? 《エリカ》です』
『なんだよ戦ってる時に!』
『あの黒砲を止めるには、腕を斬るのではなく、黒砲の放つ口の部分を直接破壊しないと、何度でも復活します』
『どうもあざっす』
「そうは言えども、もう、次出るけどな」
ジュグレスは黒砲から火属性の黒魔術を放った。
「またかよ!」
レクスは体勢を低くし、攻撃を回避した。
「今しかない! 黒の刃!」
レクスは闇属性の上級魔法を放った。
(入れぇぇぇぇえ!)
レクスの上級魔法は黒砲に直撃した。そして、黒砲を破壊した。
「こいつ!」
ジュグレスは縦に斬撃を二発放った。
「ブクリエ!」
レクスは防御剣技で、攻撃を防いだ。
「フェアメールンダ!」
何とジュグレスのいる付近から、黒い人型の《影》が五体、現れた。
(あん時は二体だったのに今回は五体かよ!)
「行け! 奴隷!」
「ちっ! 五体同時は無理だろ!」
《影》は一人ずっつ斬撃を放った。
「これは壁を走りながら回避するしてないな!」
何とレクスは壁を走り始め、攻撃五発を全て回避した。
「これならどうかな!?」
レクスは壁を蹴って宙を舞う。そして闇属性の斬撃を四発放った。
《影》が四体消滅した。
レクスは地に着いたのち、背後からもう一体の︽影︾を真っ二つにした。
「これで終わりだ!」
レクスはとんでもない速さでジュグレスの方に向かう。
「ドロワ!」
レクスはジュグレスを貫こうとする。
「危ねぇ!」
シュグレスはバク宙で攻撃は回避し、その勢いでレクスに剣を振る。
「あまいね!」
レクスは華剣で攻撃を防いだ。そして押し返した。
「ちっ!」
ジュグレスは距離を取った。
「悪魔契約!!」
(ちっ! やりやがったか)
ジュグレスの周りに黒い煙が現れた。
「これで貴様を倒す!」
ジュグレスの剣は邪悪な斧に変化した。
「おりゃぁぁぁあ!」
「速い!」
レクスは攻撃をジャンプで回避した。
(射程距離がおかしいだろ。だが今、使うしかない!)
「契約解放! 《エリカ》!」
一瞬にして辺りが暗くなった。
「なんだこれは!?」
「パッチン!」
レクスは指を鳴らした。
「ぐぅはぁぁぁあ!」
ジュグレスは全体的に傷を被った。
「全く攻撃が見えなかっただと」
「これは!?」
レクスの華剣から紫の手が五本現れた。
「あれが一発でも当たったら死ぬ」
「おりゃぁぁぁあ!」
ジュグレスは斧を振った。
「三方向斬撃だと!?」
レクスは攻撃を回避しようとしたが、顔に傷を被った。
「ちっ!」
レクスは壁を走り始めた。そして暗黒の手を四発放った。
「おりゃぁぁぁあ!」
ジュグレスは斬撃を三方向に放った。
二本は核に直撃し、消滅したが、あと二本はジュグレスの腕を掴み、壁に押し付ける。
「くぅ!」
「マジー4! シェーヌ!」
レクスは魔法を発動し、ジュグレスの付近から、鎖が現れ、足を縛る。
「これで終わりだ!」
レクスは壁を蹴ってジュグレスに近づく。
「竜王!」
「ぐぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ! この野郎ぅぅぉぉお!」
ジュグレスは黒い煙を出し消滅した。そして華剣は元の状態に戻った。
「マジー4レタブリスマン」
レクスは回復した。
「レクスに電話するか」
レクスはレアルに電話をかけた。
「よう! 倒せたか?」
「まぁ何とか倒せたよというより倒せなかったら死んでますよ」
「まぁ元気そうで何よりだ。何か情報はあるか?」
「何も。レクスは?」
「情報なしだ。ならまた次の部屋で騎士を倒したら、連絡するか」
「そうだな」
ここで電話が終わった。
「じゃあ次に行くか!」
レクスは部屋を出た。そしてエレベーターを見つけた。




