表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/291

おまけ+キャラ紹介

京都とはもうそろそろおさらばとなる。

その前に一つのイベントがあった。


西園寺家の庭でみんなで花火をしたいと言い出したのだ。佳が。

で、花火を買ってきて佳と西園寺さんは浴衣を着ている。東城も浴衣を着ていた。


「……おぉ」


思わず見とれてしまう。

美人というのはなにを着ても美人と感じる。その誰もを惑わす魅惑の姿。


……綺麗だ。


「そ、そんな見ないでよ。恥ずかしいから」

「……かわいいな」


東城も可愛いと漏らしていた。


「ねえ、久太。私には感想ないの?」

「……かわいいよ」

「さんきゅ。じゃあさ、私と空姉ちゃんどっちが可愛い?」


その質問を受けると西園寺さんはわかってるよねっていう顔で見てくる。

可愛い。その顔は可愛い。ちょっとだけ意地悪してみたくなる。


「佳、かな」

「やった!」

「むううう〜!」


ポコスカ叩いてくる西園寺さん。


「ほら、空姉ちゃん。彼氏といちゃついてないで花火やろうよ」

「わ、わかった」


西園寺さんは佳に連れられていった。

俺は縁側に座る。吹き出し花火をしている西園寺さんと佳をながめていよう。


こういうのって線香花火でどちらが先に落ちるか競争というベタなやつがあるが俺はそれはしない。

多分、俺の方が先に落ちる。


「隣、座るぞ」

「あ?おう」


意外にも東城が俺の隣に座ってくる。

また、何か邪魔しようと思ってるんじゃないか?そういうのは迷惑でやめて欲しいのだが。


「……」

「……」


なんの会話もしないお互い無言の空間が続く。

東城をちらりと横目でみてみると、東城はずっと、目の前の光景を見つめていた。


俺も見るのをやめてずっと眺めることにする。


西園寺さんたちは打ち上げ花火に火をつけていた。

パァンと花火が破裂する。俺たちは空を見上げた。



こうして、俺らの夏休みは幕を閉じる。








キャラ紹介


・南条 佳

西園寺 空の従姉妹。

金髪に髪を染めているギャル。クラス内でもカーストが強く同級生から恐れられるほど。

ただ、見た目は空と同じ可愛く、告白をたくさん受けている模様。ただ、付き合っている人はいない。

空たちの交際には協力的な姿勢をみせる。

尚、処女である。



・東城 大輝

空の従兄弟。

寡黙な空の従兄弟。昔から空に好意を抱いているも敗れ、一方的に久太に悪意を向ける。

そのため、久太には非協力的だ。

尚、精神年齢が低い。






次回から次の章に入ります

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イラストレーターとユートゥーバー 新しいラブコメ小説を投稿してみました。是非とも読んでみてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ