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異世界留学のすゝめ  作者: 兎月兎
4/8

4 朝顔の宮へ!

「あの、すいません」


 身を固くする更紗に向かって、少女が声をかけた。かなり髪の長い少女だ。彼女の隣にはそっくりなもう1人の少女がいる。


 「あの、朝顔の宮に行くんですか?」


 恐る恐るもう1人の少女が聞いた。

 その言葉に更紗がほっとして「そうだよ」と笑顔で頷くと、始めに声をかけた少女が安心したかのように言った。

 

 「それなら、朝顔の宮がどこにあるか、わかりますか?」


 更紗は笑顔のまま、固まった。


 「エート、朝顔の宮ですか、ちょっと、私は………」

 「おーい、あぁ、いた。朝顔の宮はこっちだよ」


 と、誰か知らない青年が教えてくれた。更紗は一瞬混乱したけれど、少女たちが安心したようすだったので、ついていかせてもらうことにした。


 路地裏から少し歩いたところに朝顔の宮はあった。

 朝顔の宮は意外なことに洋館だった。


 古びた赤茶色のレンガ、そこに張り付く薔薇の蔦………ではなく、朝顔の蔦。

 え、ちょっと待って、そこはフツー薔薇でしょ、という更紗は内心で突っ込んだ。

 しかし周りの皆は気にしていない。


 どうやら異世界では洋館には朝顔の蔦が一般的らしい。


 しばらくすると、玄関についた。

 青年がドアベルをカンカン、と鳴らすと、はーい!と中から声が聞こえた。


 いよいよ異世界生活の始まりだ、と更紗はぎゅっと拳を握りしめた。





 

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