おまけページ的な
第1×回U-17ワールドカップ決勝トーナメント
1回戦結果
アメリカ0-0(PK1-3)オーストラリア
ウルグアイ1-0メキシコ
日本2-0ナイジェリア
イングランド1-2ウズベキスタン
ドイツ3-0コロンビア
オランダ1-0アルジェリア
エクアドル2-2(PK4-5)アルゼンチン
セルビア3-4スペイン
2回戦
オーストラリア対ウルグアイ
日本対ウズベキスタン
ドイツ対オランダ
アルゼンチン対スペイン
ホテルの食堂にて。例によって昼食のあと。
俺が話を始める。
「せっかく全国から人が集まってるんだから地域ネタで話すことありそう」
佐伯。「話のきっかけが人工的すぎるだろ……お前は大阪か」
俺は腹をさすって。「大阪だから食い倒れても仕方ない。江戸っ子だから近衛とマルコーニは呑み倒れないと」
「まだ呑めねえ!」
俺は食堂から出ていく西田を指した。
「西田は京都だから着倒れだな。あのTシャツ1万するらしいしこれは本当」
「そういう……真偽が判断できないネタはやめてくれ……いやマジなのか? どっちだ?」
「逢瀬は薩摩隼人なので肝練りに参加してもらいます。火縄銃でロシアンルーレット」
「俺は鹿児島じゃなくて長崎だよ」と逢瀬。
「なんだよぴったりなのに。有村は愛知出身なので運転が荒い」
「まだ免許持ってません」と有村。
「金井と水上は静岡なのでアニメが観れない。あと佐伯は広島なのでもみじ饅頭おくれ」
「なんで俺だけ現物なんだよ!」
志賀は隣のテーブルにいる。
「志賀は埼玉なので通行手形ないと東京にはいけません」
「どういうことだよ!」
「あるいは東京を飲みこんだ巨大サイバー都市ネオサイタマ出身」
「だからどういうことだよ!」
「木之本は北海道だよなぁ……北海道。あれだろ、アイヌの金塊を巡って日本中から変態が集まってたり刃牙がガイアと戦ったり鏡家サーガだったり幸福の黄色いハンカチだったりするんだろ」
「そんなの知りません」と木之本。
「なんかお前の性格は大阪人のテンプレだよな」と佐伯。
「そ、そんなことないよ」
「自己完結してるところが特に」
「お前に大阪人の何がわかるっっ」
「そうよ、カズ君は全然大阪人らしくないわよ」と鮎川。「こんな人と一緒にされたらたまったもんじゃないわよ」
「う、裏切ったな鮎川!」
「カズ君は自己中でエゴイストでナルシストで口数は多いけど話に内容なんてなくて、なんていうか子供っぽくてその癖偉そうで全然いいところなんてないわよ」
佐伯。「……まぁこれで試合が駄目だったら救いようがなかったな」
有村。「本当ですね」
「敵!」
「まぁ私は面食いだから、カズ君が馬鹿でも問題ないわよ!」
「オゾい!」