ルールを説明いたしましょう
『パラレルワールド』
はじめから ←
つづきから
もちろんはじめからだな!行くぜ
「ゲームスタート」
ポチッ
ピカー なんだ?
テレビ画面が凄い光ってる。
眩しい! ピカッ
目の前が真っ白になった…
で、ここはどこだ?
ゲームの中に入ったのか?
真っ白な空間だな。
こんなあっさりゲームの中に入れるのか!
「やあ、君はプレイヤーNO.7777の佐藤幸助君だね。きりがよかったからちゃんと覚えているよ。」
あっどうも佐藤幸助君です!
それはいいとして…
「お前は誰だ?」
金髪のイケメンやろう。
「申し遅れました。私はルール説明、チュートリアル担当の井澤です。少しの間ですがよろしくお願いします。」
めっちゃ紳士だ。ここに紳士がいる!
てか日本人っぽくない。
「あっハーフです。」
心を読めるのか!
「この空間ではですよ。私の能力です。」
すげ〜!そんな能力が!
やっぱ興奮する!
ってことは、金髪のイケメンやろうとか全部聞こえてたのか!
「ええ、聞こえていました。
それではルール説明をしましょう!
この世界はあなたの考えたとおりゲーム『パラレルワールド』の中です。
この世界では魔王を倒すことがクリア条件です。
クリア条件を満たさない限り現実世界には帰れません。」
えっマジで!そうだという噂も流れてたけど本当だったとは…ということはもしかして…
「ええこの世界で死んだ場合、現実世界でも死にます。」
やっぱりそうだったのか…
でも現実世界で何も楽しいことがなくつまらなく死ぬよりましだな!
悔いなく生きれってことだよな。
よくラノベであるけどいつも主人公は悲しんでいた。
それは家族や友人などが待っていたからだ。
しかし俺にはそれが無い。というより心残りも無い。
普通に異世界にいったとでも思えばいい。
「そのような人たちのために作ったゲームです。お楽しみください。」
井澤が苦笑気味にいった。
「それではまずメニューに着いて説明しましょう。『メニュー』と唱えてください。」
「メニュー」
ぼん
なんだ?ネックレスから何かが飛び出して来た。これはタブレット?
「それは携帯型メニューです。メニューと唱えると出て来て、リターンと唱えるとネックレスに収納されます。
どのようなことがあっても壊れない設定ですので安心してください。
ちなみにそのネックレスは、これから使う物は全て入ります。
魔力などもそのネックレスから支給されますのでなくさないようにしてください。」
このネックレスはそんな大切な物だったんだ…しまっとこ。
「リターン」
おっネックレスに戻っていった。
「では次にバッグと唱えてください。出てくるバッグは、なんでも入ります。」
「バッグ」
腰につける形のバッグだ。
「消すときはまたリターンです。ですが付けたままでも構いません。」
つけといた方が楽だな。戻さないでおこう。
「あとステータスという物がありますが、これは後ほど説明します。
いちようこれでルール説明は終わりです。
分からないことはメニューのヘルプで確認してください。
何か質問はありますか?」
うーん何かあるかな?
「いえ特にありません。」
「それは良かったです!では次に移りましょう。職業選択と武器選択ですね。」
それは楽しみだ。カッコイイ職業に着いてやる。