魔法
最初は女の子の望みみたいなものです。
「あなたのことが好きです」と、3月1日告白してみた。
人の数だけ愛はあるけど、人の数以上に恋はある。
私はどんな女の子でも〈1度は振り向く〉あなたに恋をした。
それは禁断の果実だったのかもしれない。
だけど、私にとってかけがえのない体験だった。
あんなに人を好きになったのも、
あんなに想いに焦がれたのも、
あなたが最初で、あなたが最後、、、
恋とは何か?愛とは何か?あなたは誰を?私はなんで?
いくつか考え、やっとの告白。
答えはもちろん“NO”だった。
私はかわいいわけでもなく、
賢いわけでもなかったから、、、
仕方ないと思った。
あなたに彼女がいるっていう噂はあったし、
私じゃなくても他がいるもの。
仕方がなかった。
しょうがなかった。
けれども、溢れる涙があった。
覚悟はあった。
振られる覚悟は、、、
なのになんで止まらないの?
溢れる涙は何を告げるの?
振られた私が、そんなに醜い?
振られた私が、そんなに憎い?
だったら魔法をかけてよ。
すべてを魅せれる魔法をさぁ、、、
魔法・・・
これに憧れた人は何人もいると思います。
その中の1人が主人公、、、っという1話でした。