また、女将より――この物語を手にしてくださるあなたへ
改めまして、この物語をお読みいただき、本当にありがとうございます。
テルメ金沢で女将を務めております、白石美琴と申します。
こうして今、あなたの手元や画面の中にあるこの作品。
それが、ほんの少しでも――あなたの心のどこかに残るものであれば、私にとってこれ以上の喜びはありません。
この物語は、ドラマやアニメ、小説、電子書籍といった形に生まれ変わりながら、
あなたの“生活の一部”になれたらと願っております。
通学・通勤の途中、ふと空いた時間、ちょっとした移動のひととき。
重くなった心や忙しい日常の中で、ほんの数分でもこの物語の世界に触れていただけたら……。
笑ったり、ハッとしたり、少しだけ泣いたり――そんな“感情の揺れ”があなたをそっと包み込めますように。
事件ばかりの物語であることは、私も重々承知しております。
ですが、どうか忘れないでください。
これは現実ではなく、“フィクション”――
あくまで架空の出来事を題材に、石川県・富山県・福井県という北陸の美しい地を背景に紡がれた物語です。
実際に足を運んだことがある方も、これから行ってみたいと思っている方も、
この物語を通して北陸の風景や空気、そして人々の想いを感じ取っていただけたら幸いです。
そして――もし、この物語を「面白い」「続きが気になる」「誰かに勧めたい」と思っていただけたなら、
どうか**“いいね”やコメント**を通して、あなたの声を私たちに届けてください。
その一言が、きっとまた、次の物語を紡ぐ力になります。
あなたの感想や想いが、これからの作品にとってかけがえのない“灯り”となるのです。
北陸の風のように、静かであたたかく、
そして時に荒れ狂う冬の波のように、激しく揺さぶる出来事も描かれるかもしれません。
けれど、最後には必ず――
どこかに、小さな“希望”の光を忍ばせておきます。
これからもどうか、テルメ金沢の物語を、そして私たちの旅を、
そっと見守ってくださいますように。
また、どこかのページでお会いしましょう。
白石 美琴
(テルメ金沢 若女将)