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ネバーランドアンフラーゲ  作者: 水無月 彩
3/5

ー 夢楽の世界 ー

今回長めです。キャラクターが二人同時に出てきます。。

「──わぁ、お客様だ!」


「っ!誰!?」

いつの間にか、前に人がいた。私と背丈があまり変わらない少女だ。

彼女はニコッと優しく微笑む。あ、なんか背中に羽が見える。


「私は恋愛屋! 恋愛成就の事ならこの私へ! もちろん貴方の気になる人でもね! じゃーねー」

そう言って、彼女はハートの彫刻がされたドアの中へ颯爽と入っていった。


嵐のように去っていった彼女の言葉にただただ呆然とするばかりだった。

……恋愛?確かに天使……キューピットっぽかったけど。



「ん、あれ、新入りか?」


振り向くと、眠たげな目をこちらに向けている男性の姿があった。多分、二十代前半かな。


「新入り?」

こてんと首を傾げる。もう頭がパンク状態にある。

でもこの人は信用出来そうだから、今の内に色々と聞いておこう。


「ああ、そういや前の奴はもういないんだっけか。 俺は記憶屋。 他人や自分の記憶をコントロールできるぜ」

「……ねぇ、さっきから気になってたけど『~屋』ってどういうこと?」

あ、タメで話しちゃった。ま、いいや。

「……は? 聞いてねぇのかよアイツに。 めんどくせぇ」

記憶屋はボサボサの頭を掻き毟りながら、重たげに口を開く。


「あんたはアイツ、あー、案内屋に選ばれたんだ。 選ばれた奴は俺みたいな奴らに『依頼』ができる。 俺らは一日一回だけあんたの願いを叶えてあげられる」


うん、ナニイッテルカワカラナイ。

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