表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/12

湯船は猫足



あまりにも引越し業者が可哀想だったので、とりあえず移動することにした。



真「なんかあきちゃんの所有してるアパートの風呂トイレバス付きの広めな部屋があるから、そこに引越せって書いてあったんだけど、慎ちゃん知らない?」



慎「知ってる知ってる。案内するよ。門入るとまず店があるだろ?店の裏にアパートがあるんだ。あんまりアパートに見えないけどな。こっちだ。」



慎ちゃんについて門をくぐると、ちょっと広めな庭に温室にオシャレな建物がくっついているお店があった。これが、あきちゃんのカフェだろう。



そこを通り過ぎれば、そこにはカフェに負けないくらい可愛い建物があった。



真「慎ちゃん…コレ?アパートに見えないんだけど。」



慎「そうなんだよな。カフェの雰囲気壊さないように、ちょっとこだわったんだよ。」



真「そうなんだ。庭もカフェもアパートも可愛い。」



慎「そんで、お前の部屋はここ。さっきの鍵でピンクのキーホルダーついてるのが、ここの鍵だから。」



慎ちゃんはピンクのほうの鍵を使って、2つあるドアの右側を

開けた。



するとそこは、まるでモデルルームみたいにセンスの良いつくりになっていた。



玄関を入ってすぐ右がトイレ、左が洗面所とお風呂。ちなみに湯船は猫足だった。奥には広めな部屋があり、キッチンと繋がっていた。テーブルやテレビやソファもあり、少し奥まったところにはベットもあった。



真「す、すごい良い。部屋とかインテリアの趣味が私のどストライクなんだけど!」



慎「パソコンとか服とか小物類と、あと家具が少しなくなってるけど、ほとんど置いてってるな。


あー、あとそこのカーテンの奥がウォークインクローゼットだから。」



思わず部屋の隅からすみまで探検してしまった。



真「他の部屋もこんな感じなの?」



慎「いや、こんなに広くてすごいのは此処だけ。他はもっと狭い。ところで、マコん家から持ってきた家具どうすんの?」



真「あ。確かに…どうしよう。」



慎「じゃあ、物置にしてる空き部屋があるから、必要なもの以外そこにいれとけば?俺、業者に言ってくるから、必要なものリストアップしとけ。」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ